自宅ワークスペースを快適に。思い入れのある家具をリメイクしてみた
新型コロナウイルスの影響で、自宅にワークスペースを設ける人が増えています。そうなると必要になるのがデスクや椅子。新たに購入するのが手軽ですが、思い入れのある手持ちの家具を活かすのもあり。リビングテーブルを家具屋さんでリメイクし、それに合わせてオープンシェルフもオーダーメイドした事例を紹介します。
座卓で仕事をすると腰に負担がかかる…
夫がこの春からテレワークになり、取り急ぎ家にあった座卓を用意し、寝室の一角になんとかワークスペースを確保しました。
でも、座卓でずっと仕事をするのは腰に負担がかかり、つらそうな様子。そのため、デスクの導入を検討し始めました。
思い入れのある家具をリメイクしてデスクに
元々このスペースには、義理の両親の写真などを飾るためにこのリビングテーブルを置いていました。
このリビングテーブルは15年ほど前にウォールナット材を使ってオーダーメイドしたものです。このリビングテーブルの天板をデスクとして使えないか家具屋さんに相談し、リメイクすることに。
15年の間に日焼けしてしまった天板は、削ってオイルを塗ってきれいにしてもらい、脚を新たに付け直すことで、デスクとして蘇りました。同時に、デスクと同じ高さのオープンシェルフもオーダーしました。
コンセントを設置するなどして使いやすく
注文してから約1か月半で、デスクとオープンシェルフが出来上がりました。寝室のベッドと同じウォールナット材なので、統一感があります。
元の用途が飾り台だったため、奥行きは45cmと若干狭いのですが、幅を120cm確保することができたのでパソコン作業などは問題なくできそうです。
同時にオーダーしたオープンシェルフにコンセントを設置してもらったので、パソコンやスマートフォンの充電にも便利です。
同じウォールナット材ですが、右側のデスク部分の天板は経年変化によって柔らかな色合いになっていて、筆者宅の歴史を刻んいるようで嬉しく思っています。義理の両親の写真は、オープンシェルフに飾っています。
また、シェルフの下部分にもコンセントを付けたので何かと便利に使えそうです。
デスクチェアは入荷を待っている状態で、家にあるスツールやダイニングチェアを使ってしのいでいます。ちなみに費用は、デスクのリメイク、オープンシェルフの造作と合わせて約19万円ほどでした。
既製品に比べるとどうしても割高になってしまいますが、思い入れのある家具を活かすことができましたし、室内のインテリアにもマッチしているので、良い選択だったと思っています。