暮らしのコツ

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「リカちゃんキッチン」「なかよし」いくらで売れた?実家の片づけ

「実家の片づけ」は子にとって悩ましいもの。親の持ち物でものが溢れるだけでなく、なかには、自身が子どもの頃に使っていたもの残したままにして問題になるケースも。こんな場合は、帰省のタイミングなどを利用して処分してしまうのがおすすめです。

日刊住まいのライターが、実家に置きっぱなしにしていたおもちゃや漫画をフリマアプリで販売したときの模様を報告。意外に高値がついたものもありました。

以前の子ども部屋には、置きっぱなしにしていた私物がいっぱい

「リカちゃん」のキッチンと冷蔵庫

40~50代の女性から「懐かしい~」という声が聞こえてきそうですが、上の画像は筆者(40代)が子どもの頃に遊んでいた「リカちゃん」のキッチンと冷蔵庫。

長い間実家の押し入れに眠っていたものなのですが、つい先日、40年もの時を経て日の目を見ることとなりました。

きっかけとなったのは「実家の片づけ」。東京都内に暮らす筆者の実家は東北地方にあり、現在は70代の母親が一人で暮らしています。

先日、緊急事態宣言解除後に久しぶりに実家に帰り、4人暮らしだった当時と変わらない量の食器や、他界した父が残した本棚いっぱいの書籍を見渡して「もしものときは、この家財道具をすべて処分しなければならないのか…」と暗い気持ちに。

いっぽう、滞在中に筆者が寝起きする以前の子ども部屋を見渡すと、そこにあるのは上京後も置きっぱなしにしていた筆者の私物ばかり。

「もしかするとこれらのものを処分するだけで、実家がかなりすっきりするのでは!?」と、遅ればせながら気づいてしまったのです。

「実家の片づけ」は将来必ず訪れる大問題

帰省のイメージ

TAKEZO / PIXTA(ピクスタ)

母親の前では話題にしにくいですが、母親が亡くなった場合、実家の処分に関する手続きや作業を一手に引き受けなくてはならないのが、筆者と、同じく関東圏に暮らす妹(40代)の2人。

その日を迎えるのはできるだけ先だとありがたいものの、「実家の片づけ」はいずれやってくるわが家の大問題。少しずつ手をつけておけば、もしものときにあわてなくてすみそうです。

置きっぱなしにしている「自分のもの」なら処分しやすい

子ども部屋のイメージ

TOSHI.K / PIXTA(ピクスタ) ※写真はイメージです

「実家の片づけ」や「親の家の片づけ」は、ご存じのようにここ数年で急に注目されるようになったトピックで、それに特化した書籍が何冊も出ているほど。

親が「もったいない」と物を処分してくれなかったり、機嫌を損ねてしまったりという話もよく聞きますが、筆者がまず取りかかろうと思った「置きっぱなしにしている自分のもの」なら、親に気を使う必要はありません。

処分してもいいかをいちいち親に確認する必要もないので、作業はスイスイ進みます。「置きっぱなしにしている自分のもの」から手をつけるのは、実家の片づけのはじめの一歩にぴったりです。

手はじめに、売れそうなものをフリマアプリに出品!

さっそく実家に置いたままの品々の片づけ開始! 家を出て30年近くたつというのに、押し入れには姉妹2人分の古い衣類、おもちゃ、学用品などがどっさり。約30年もの間、身近に置いていなくても不便のなかった品々ですから、処分するのに未練はありません。

ゴミとして捨てることはすぐにできるので、まずはフリマアプリの「メルカリ」を使って、まだ価値のありそうなものを売ってみることにしました。

「リカちゃん」のおうち

上の画像は押し入れから引っ張り出してきた「リカちゃん」のおうち。箱や家具などの備品も残っていて汚れも少なかったためか、6,666円ですぐに買い手がつきました(手数料と送料をのぞいた純利益は5,200円)。

冒頭でご紹介した「リカちゃん」のキッチンと冷蔵庫は、2つセットで5,555円で売却(純利益は4,200円)。これで、ぎゅうぎゅうだった押し入れになんとなく余裕ができたような…。

「なかよし」のコミック

リカちゃんで勢いづいた筆者は、本棚の整理にも着手。小学生の頃に愛読していた「なかよし」のコミックは、40年近い時を経て中の紙が茶色く変色していましたが、状態を正直に明記して出品。

一部は実家滞在中には買い手がつかず、東京に持ち帰って売れるのを待ったものもあったのですが、1冊あたり350円~777円(純利益は140円~525円)と、古書店の相場よりも高めに売却することができ、リカちゃんとコミックで新幹線代の片道分がペイできてしまいました。

自分のモノの処分が、実家の片付けの第一歩かも

今回はフリマアプリを活用して「お金になりそうなもの」の処分にトライしてみましたが、実家にはまだまだ筆者の私物がいっぱい。ゴミとしての処分も含めて、少しずつ片づけを進めていこうと思っています。

実家の片づけは、家を出た自分(娘&息子)が置きっぱなしにしているものから着手。これが、今の親の暮らしを尊重しつつ、将来に備える第一歩かもしれないと感じさせられる出来事でした。

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