収納術

shiga asakoshiga asako

洗面所のミラーキャビネットの「開け閉めが面倒」を減らすコツ

鏡の部分が扉として開閉できるつくりで、内部に化粧品のボトルなどを収納できる「ミラーキャビネット」。新築やリノベーションを計画中で、洗面室での採用を検討しているという方も多いのではないでしょうか。

便利な半面、ミラーキャビネットの弱点ともいえるのが「扉の開け閉めの面倒さ」。そこで、ミラーキャビネットまわりを工夫して、便利に使いこなすアイデアを紹介します。

開け閉めが面倒そうで採用を迷ったミラーキャビネット

「方眼紙」をイメージして、白い正方形タイル×グレーの目地で仕上げた洗面台

3年ほど前に築18年(当時)の自宅マンションをリノベーションをした筆者。洗面台は「方眼紙」をイメージして、白い正方形タイル×グレーの目地で仕上げることにしたのですが、壁に付ける鏡をどうするか、とても迷いました。

というのも、わが家の洗面室は人が立てるスペースが1畳以下で、後ろを振り向くとすぐ目の前に洗濯機がドーン。狭くて収納スペースを十分に設けることができないため、おのずとミラーキャビネットが候補に上がってきたのですが、扉(鏡)の開け閉めが面倒そうで、ミラーキャビネットは正直、避けたいと思っていました。

収納の足りない洗面室で重宝するのは、やっぱりミラーキャビネット!

でも、背に腹は変えられないとはこのこと。化粧品のボトルやヘアケア製品などを納める場所がつくれそうになく、それらが表に出たままでごちゃごちゃするのも絶対にイヤです。

本来なら鏡があるだけの部分を収納スペースとして活用でき、すっきりと「隠す収納」にできるのはミラーキャビネットの大きなメリット。そう考えを改めて、めんどくさがりやの筆者が禁断の(!?)ミラーキャビネット採用を決断してしまいました。

入居から3年たって、ミラーキャビネットの「面倒さ」を軽減する使い方を習得した筆者。プランニング時に考えたことも含めて、6つのコツを以下にまとめてみます。

コツ1:右開きか左開きかを事前によく考える

ミラーキャビネットを左開きになるように設置

ミラーキャビネットの多くは上下を反転させて設置できるため、右開きにも左開きにも設置できます。わが家は夫婦2人暮らしで、どちらも右利き。左手で扉を開けて、右手で中のものを取り出すのがスムーズと判断して、左開きになるように設置しました。

設置後は気軽に開き方の変更はできないので、右開きか左開きかはその後の使い勝手を大きく左右します。自分や家族の「クセ」を見極めて検討することが必要だと思います。

コツ2:オープンな収納スペースも用意する

オープンな収納スペース

ズボラな筆者の性格上、ミラーキャビネットの開け閉めがおっくうになるのは目に見えていたため、オープンな収納スペースもつくってもらいました。

大量に物を置けるようにすると、ミラーキャビネットで「隠す収納」にしてすっきりさせる意味がなくなってしまいます。小さめの棚板をちょこっと壁面に取り付けてもらい、あれもこれもと置きそうになるのをグッと我慢して、毎日使うコットンと綿棒だけにしぼって置いています。

コツ3:よく使うものは開閉する側にしまう

よく使うものは開閉する側にしまう

開閉する側(わが家の場合は右側)に使用頻度の高いものを収納すると、扉を全開しなくても出し入れできて開閉時の負担を減らせます。

ベストポジションに置いているのは、夫が毎朝使う電気シェーバー、夫婦共用の寝ぐせ直しスプレー、筆者の化粧水&乳液。開閉する側の、自然に手を伸ばして届く胸の高さくらいの位置にそれらの一軍アイテムを集めています。

コツ4:鏡の裏面も活用する

小さめの粘着フックを付けてヘアゴムの定位置をつくる

使用頻度が高く、小さくて埋没しがちなものはミラーキャビネットの扉の裏を活用するのがおすすめ。わが家では、小さめの粘着フックを付けてヘアゴムの定位置をつくりました。

フックは、扉を閉めたときに本体に干渉しない位置に付けるようにします。扉の開閉する側(蝶番から遠いほう)につけると、開閉が最小限で済み、出し入れがラクです。

コツ5:洗面台の上に置いてOKのものも作る

洗面台の上に出しておいていいもの

ミラーキャビネットを採用してすっきり空間を目ざしつつも、「洗面台の上に出しておいていいもの」のルールもつくると気持ち的にラクです。ミラーキャビネットの中に歯ブラシを収納しているお宅もよく見るのですが、最低でも1日に2回出し入れすることを考えると、わが家ではムリと判断。

その代わりに、外に出したままにしていても気にならない無色透明な歯ブラシを選んでいます。ドラッグストアの歯ブラシ売り場では大抵、カラフルな歯ブラシが陳列棚の前面にぶら下がっているので、毎回それらをかきわけながら奥のほうに手を伸ばして透明のものをゲット。ティッシュケースやコップ、ハンドソープもシンプルなものを選んでいます。

コツ6:同じタイミングで使うものは一度に出す・一度にしまう

化粧水と乳液、ファンデーションとパウダー

入浴後のスキンケアタイムには化粧水と乳液を一度に出す、化粧をするときはファンデーションとパウダーを一度に出す、などなど、扉を一度開くたびに複数のものを取り出す(しまう)クセをつけると、「扉の開閉が面倒」を減らせます。

これ、当たり前のようですが、いざミラーキャビネットを使い始めると1つ何かを取るたびにいちいち開け閉めしてしまいがちなんです。筆者はこの習慣化に2年かかりました(笑)。

メリットの多いミラーキャビネットを便利に活用しよう!

メリットの多いミラーキャビネット

洗面室を広くできない場合、ミラーキャビネットは収納の救世主ともいえる存在。細々したものを隠しながら収納できるので、洗面室の「すっきり」にも貢献してくれます。新築&リノベを計画中の方の参考になれば幸いです。

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