防災

永井 理恵子永井 理恵子

登山グッズは防災対策にも使える!コンパクトに持ち歩けて大活躍のアイテム紹介

炊くための燃料さえあれば防災グッズとしても頼りになる飯盒
登山グッズ、物置きに眠っていませんか?ガスや電気がなくてもご飯が炊けたり、寒さから身を守ってくれる防寒シートなどは、防災グッズとしても大いに役立ちます。

防災時にすぐに背負って移動できるように登山用ザックに入れているという、山好きのライターの永井理恵子さんに、その中身を紹介してもらいました。

家でも活躍の四角い飯盒「メスティン」は、非常時対策にも

山登りの本の取材をきっかけに、日帰り低山登山を楽しんでいます。登山のいちばんの楽しみは、山頂で食べる食事。元々食いしん坊なのもあり、次々と増えていく登山グッズの多くが、食事のための道具でした。

このメスティンという四角い飯盒(はんごう)は家でも大活躍。炊くための燃料さえあれば防災グッズとしても頼りになります。

お気に入りの四角い飯盒「メスティン」

通常サイズとラージサイズがあり、私が持っているのは通常サイズ。容量は750mlで、サイズは17×9.5×6.2㎝。

おすすめの四角い飯盒「メスティン」はアルミ製

だいぶ使い込んでいるので変色していますが、素材はアルミ製。最大で1.8合程度まで炊けるそうですが、私は今まで1合しか炊いたことがありません。白米1合なら約15分、弱火にかければ美味しく炊き上がります。

飯盒でご飯を炊くときの水加減は、取っ手を取りつけているぽっちが目印

水加減は、取っ手を取りつけているぽっちが目印。

米1合なら、飯盒のぽっちの半分まで水を入れる

米1合なら、ぽっちの半分まで水を入れます。山に行くときはビニールの保存袋に米を入れひたひたに水を入れたものをメスティンの中に入れて行動し、火にかけるときに手持ちの水を足して調整します。

実際に火にかけて15分。炊き上がったらタオルにくるんでひっくり返し、20分ほど蒸らします。

飯盒と火、そして米と水があればどこでもご飯が食べられる

飯盒と火、そして米と水があれば、いざというときでもご飯を炊いて食べることができます。

そして、メスティンは炊き込みご飯もつくれます。ツナ缶や焼き鳥缶といった缶詰と一緒に炊けば、満足度がさらに上がりそうです!

飯盒でつくったカオマンガイ

以前にはメスティンを使って、カオマンガイをつくったことがあります。お弁当箱としても使えるので、日常でも使えるところが気に入っています。

防災時に備え登山用ザックに入れているアイテムは…

登山用ザックに入れている防災対策のモノ

米を炊くのに使うのは、シングルバーナー。専用缶に入ったガスを燃料に調理ができます。コンパクトに持ち歩けるのが気に入って選んだスノーピークのギガパワーストーブ地。

一緒に、軽くて薄いという理由で選んだチーズ用カッティングボードと、オピネルのナイフを持ち歩いています。

ナイフは、缶切りやコルク抜きがついた多機能なものが便利なのは承知の上。ハンドルの木のかわいさに惹かれてこれを持ち歩いています。

登山用ザックには、防災用にクッカーやフライパンも入れている。

クッカーと呼ばれる小さな鍋のセットと、フライパンが入っています。フライパンは山頂でうどんを煮るのによく使います。クッカーの大きなものはお湯を沸かしたり、レトルト食品を湯煎したり、パスタを茹でたりするのに使っています。

これらの調理道具は軽量でコンパクト、収納のしやすさに工夫が凝らしてあり、使い勝手も抜群です。

非常時には、ライフライン復旧までの間、わずかでもお湯を沸かせたり、調理ができることがとても心強いはずです。

防災対策に防寒シートやトイレキッドも用意。

モンベルのエマージェンシーシートも入れています。体からの熱を反射し、体温の低下を緩和させるコンパクトな防寒シートです。万が一に備えて、2枚入れてあります。

紺色の袋は、トイレキット。トイレットペーパーは芯を抜いて周囲をガムテープで巻き、ビニール袋に入れて持ち歩いています。ほかに、小さなホイッスルやヘッドランプ、1日分の非常食、レインウェアと防寒着、靴下、ツェルト(登山用の小型軽量テント)を入れています。

あれもこれもと欲張りがちですが、自分が背負って移動できる重量には限界があります。登山はそれを教えてくれました。

だからこそ持ち歩くのは、自分の身を守るための最低限の道具。いざというときに身一つで避難せねばならないときに最低限必要なものでもあると感じています。

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