収納術

小堀愛生小堀愛生

ファミリークロゼットで家族の衣類をひとまとめ。管理&家事をラク化

ファミリークロゼット

「家族の衣類を1か所でまとめて管理するファミリークロゼットを設け、個室の収納は少なくする。そんなお宅が増えてきています」

そう語るのは、整理収納コンサルタント、親・子の片づけマスターインストラクターの小堀愛生さん。自分の部屋の収納スペースで自分の服を管理するよりも、ファミリークロゼットでまとめたほうがずっとメリットがあるそう。その理由を解説します。家づくりやリフォームを考えている方は、ぜひファミリークロゼット検討を。

動線が短くなり、衣類の持ちすぎも防げるメリットが

ファミリークロゼットの中

1. 「洗う→干す→たたむ→しまう」の動線を短くできる

衣類をそれぞれの個室で管理していると、洗濯を担当した家族が洗濯物を持っていくつもの個室をはしごすることになります。そのため、2階まで運ぶのが面倒で、階段にとりあえず置いておく、なんてご家庭も多いのではないでしょうか。

ファミリークロゼットならこの手間が1度で済みます。家族分をまとめてしまえるので「しまう」ことのハードルが下がります。

2. 1か所にまとめることで全体の量が把握できる

ファミリークロゼットがあると、この空間内でやりくりしようという意識が芽生え、ムダにモノを持たなくなるというメリットも。家族全員の衣類が1か所にまとまっているので「あれ?なんだか私の洋服が大半を占めてる。もしかして多すぎる?」などと気づく方もいます。

あちこちにバラバラに収納していると全体量が把握しづらく、なかなか目にしないのでその洋服の存在すら忘れてしまい、似たような服を買ってしまう、という失敗も起きやすくなります。

ファミリークロゼットがあれば、クロゼット全体にどれくらいの余裕があるのかもわかっているので、ついつい衝動買いしたくなるバーゲンの時期でも抑制してムダ買いを防いだり、「新しい洋服を1着を買ったら、どれか1着を手放す」ということも実践しやすくなります。

3. 子どものお手伝いを促しやすい

ファミリークロゼット内部

ファミリークロゼットがあると、子どもにお手伝いを頼みやすくなるというメリットも。

母親が大人の服をクロゼットにしまう姿を見せながら、子どもにも「自分のお洋服をハンガーにかけてきてくれる?」などと声掛けし、ハンガーに洋服を戻してもらうところから始めてみるといいかもしれません。

ちゃんとできたらしっかり感謝の気持ちを伝えて、家族の一員としてお仕事ができた喜びを味わってもらいましょう。

小学生になる頃にはたたみ方もじっくり教えてあげると、徐々に自分の服を自分で管理できるようになります。子どもが自分の服を自分で管理してくれると、助かりますよね。

お手伝いに早い、遅いはありません。年齢で判断せずに、その子に合った「いまできること」をお願いしやすくなるという点でも、目の届きやすいファミリークローゼットはおすすめです。

ファミリークロゼットがあると、服を一緒に選ぶ楽しみも

衣類の管理が楽になるファミリークロゼット

子どもが小さいうちは、母親の近くで着替えをすることが多いもの。個室で管理するスタイルだと、子どもの服と自分の服をそれぞれの個室から持ってきてから着替えることになり、動線がだいぶ長くなってしまいます。

ファミリークロゼットがあれば、ムダな動きがなくなり、衣類の管理もぐんとラクになります。

「今日は公園に行くから動きやすい服装にしよう」「今日はお出かけするから一緒にオシャレしよう」などと着る服を一緒に選ぶ楽しみも生まれます。

●教えてくれた人/小堀愛生さん
二級建築士、インテリアコーディネーター、キッチンスペシャリスト、整理収納コンサルタント、親・子の片づけマスターインストラクター。衣食住を楽しくする提案を行うSSS-Style⁺代表。子どもが片づけしたくなる収納提案が得意

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