洗濯槽クリーナーのベストは?洗濯機の取扱説明書に答えがあった
洗濯槽クリーナーは種類が多く、選ぶのが難しいものです。では、どうすれば?「今さら」と思わず、洗濯機の取扱説明書を見てみましょう。単純明快、じつはそこに書かれているクリーナーがベストなようです。
実際にその通りと感じている、アパレル経験者で収納の専門家の戎谷洋子さんが、詳しく教えてくれました。
答えは洗濯機の取扱説明書の中にあった
洗濯槽のお手入れを少しサボると、茶色いピロピロしたものが出てくること、ありますよね。気になるので、ネットで見たり店頭で気になったりしたクリーナーを買っていろいろと試してきました。でも、あっという間に元に戻ってしまいます。
重曹なども試してみましたが、思ったほど効果がないし、浮いてきた汚れを取るのも面倒。そんなときにふと、洗濯機の取扱説明書を開いてみると、洗濯機のお手入れについて書かれたページがあることに気付きました。
そこには、衣類用塩素系漂白剤(「ハイター」など)または洗濯槽用塩素系漂白剤を使用してください、と書かれていました。また、しっかり洗いたいときは、洗濯機専用の洗濯槽クリーナー(例:日立純正洗濯槽クリーナーSK-1)を使用してください、とも。
わが家の洗濯機は「HITACHIビートウォッシュ」です。日立の純正品を勧めるのは当然だと思いますが、「ハイター」と花王の商品名を明記していることに驚きました!
それ以来、わが家では「ハイターを毎月、月初に」「日立純正洗濯槽クリーナーは半年に1回」と決めてお掃除を続けています。取扱説明書にはどのコースを選べばよいかなど、丁寧に使い方が書かれているので、安心です。
3時間コースを選んでハイターを投入するだけ!
ハイターを使ってお手入れするときの手順をご紹介します。
電源を入れる
槽洗浄コースを選ぶ
3時間コースを選ぶ
ハイターを500ml入れる
あとは3時間待つ、たったこれだけです。ちなみに日立純正洗濯槽クリーナー使用の場合は11時間かかります。
取扱説明書に書かれている方法がいちばんラクでキレイに
結局、いちばんラクにキレイを保てるのは取扱説明書に書かれている方法だった。それが私の素直な感想です。
こちらの写真はハイターを入れて2時間たった洗濯槽の状態です。水が上まで入っていますが、目立った汚れは浮いてきません。カビっぽいニオイなどもありません。
わが家の洗濯機はもう3年以上使っていますが、定期的なお手入れのおかげでラクにキレイをキープできています。
もし、お手入れしているのに洗濯機のキレイがキープできないと感じていたら、お使いの洗濯機の取扱説明書をもう一度、読み直してみることをおススメします。
※塩素系漂白剤は、クエン酸などの酸性のものと混ぜると有毒ガスが発生するので、絶対に同時に使用しないでください。塩素系の洗剤を使用する場合にはゴム手袋をして、必ず換気を行うようにしましょう。