無印「PPファイルボックス」のハーフサイズが絶妙に使いやすいワケ
無印の収納用品で特に人気が高いポリプロピレンファイルボックス。サイズ展開が豊富で用途に応じて選べるのも魅力の一つですが、中でもハーフサイズが使いやすいと評判です。整理収納アドバイザーのtakaさんに、その魅力と活用例を教えてもらいました。
ポリプロピレンファイルボックス・1/2とは?
ポリプロピレンファイルボックス・1/2(以下、PPファイルボックス1/2)は、通常サイズのポリプロピレンファイルボックスA4用に比べて高さが半分のもの。
幅と奥行きはA4用(高さ24㎝)と同じサイズで、高さのみ半分の12㎝になっています。
幅は10㎝(写真左)、15㎝(写真右)、25㎝の3種類展開されていて、色はホワイトグレーと半透明の2色(写真はホワイトグレー。幅25㎝はホワイトグレーのみ)。
いずれも同じサイズで3つまで重ねることができます。2つ重ねればA4用と同じ高さになります。
PPファイルボックス1/2で特に活用できるのが幅10㎝と15㎝の2つです。
通常サイズより使える幅が広い
高さが半分になったことで、ファイルボックスA4用が入らなかった棚や引き出しでも使えるようになり、あらゆる場所で活躍してくれます。
シンク下の引き出しに並べて仕切りとして使ったり、棚に並べて引き出しのように使ったり。シンク下では掃除用品や洗剤などを収納。
食品ストックにも重宝します。
ファイルボックスは面同士が直角なので、引き出しに入れたときムダなスペースが出ません。スペースを有効に使えるのは嬉しいポイントです。
クロゼットでは衣類や下着を収納できます。
引き出しとして使うと奥のものも取り出しやすくなりますし、仕切りボックスを併用すると中のものが混ざらず、探す手間もありません。
中身が見えて取り出しやすい
PPファイルボックスA4用はスッキリした見た目が人気ですが、中に入っているものが分かりづらいのが難点。
PPファイルボックス1/2に変えると中のものが半分見える状態になるので、何があるかがすぐ分かり、ファイルボックスを引き出して中を確認するという工程もなくなります。高さがない分、中のものの出し入れもしやすいです。
収納用品と組み合わせてさらに便利に
PPファイルボックス1/2には専用の仕切りも販売されています。ポリプロピレンシート仕切りボックスは3枚入りで税込99円、幅10㎝と15㎝があります。
その他、無印良品の収納用品と組み合わせて使ったり、専用ポケットやフタ、キャスターを組み合わせたりもできます。
無印良品のポリプロピレンケースの中に入れて、仕切りとして使用。
ダイニング脇に置いて家族の一時置きスペースに。ペンポケットをつけて使いやすく。
わが家では、PPファイルボックス1/2に、ファイルボックス用ポケットやキャスターなどを組み合わせて、充電スペースをつくっています。
他にも、リビングでリモコン類をまとめたり、玄関で靴のメンテナンスグッズをまとめたり、子供のおもちゃを収納したりするのにもちょうどいい高さでおすすめです。
中に入れるもののサイズによっても変わりますが、見た目よりも中身の分かりやすさや出し入れのしやすさを重視する方には、A4用より1/2サイズがおすすめです。半透明タイプを選ぶと、中がほどよく透けるのでより分かりやすくなります。
家じゅうあちこちで便利に使えるPPファイルボックス。ハーフサイズの使いやすさを、ぜひ試してみてください。