体験レポート&リサーチ

Sumai編集部

0~94歳が同居!騒音、子育て…一緒だからこそ楽しいドタバタ日誌

多世帯住宅のイメージ

Princess Anmitsu / PIXTA(ピクスタ)

二世帯、三世帯住宅といった、多世帯での暮らしが今、見直されています。理由は、子育てのしやすさや、経済的なメリットなどがあるから。
果たしてその暮らしぶりは?0歳から94歳までが同居する家に住む、4人の子どもの母・Mさんが、日々の様子をレポート。多世帯ならではの困りごとから、ほっこりするエピソードまでをご紹介!

4世代・9人が同居!わが家は大所帯な三世帯住宅

いまどき珍しく4世代が同居しているわが家。総勢9人の大所帯同居、家族構成は以下の通りです。

  • 祖母(94歳)
  • 義両親
  • 本人夫婦
  • 子ども4人(0歳、5歳、8歳、10歳)

私の結婚・妊娠を経て、子どもを見る目が多い方が良いこと、同居の経済的メリットなどを理由に、築60年の主人の実家を三世帯住宅にリフォームしました。

三世帯改築にあたり、金銭的な理由・変わらぬ親世帯の暮らしを守るため、家の構造を大きく変えることなく2F部分のみリフォームすることに。そのため、玄関は一緒、お風呂とキッチンの水回りを2Fに増設した同居スタイルとなりました。1Fに親世帯(と祖母)が、2Fに子世帯が住む同居も、もう8年目となります。

同居するうえでの困りごとは、間取りと騒音問題

テレワークするお父さん

Taka / PIXTA(ピクスタ) ※写真はイメージです

もともと三世帯住宅を想定して建てた家ではないわが家。つぎはぎしたように改築していったということもあり、1Fと2Fの部屋の配置が、いわゆる多世帯住宅の教科書通りではありません。

そこで起こってしまうのが騒音問題。2Fのリビングの下には義母の部屋があり、義母はにぎやかな2Fの生活音を聞きながら暮らしてくれています。悪気はないのでしょうが、「今日は静かだね」とか「誰か泣いてたね」とか言われると、嫁の立場として気を遣ってしまうことも…。

そもそも、古い木造住宅のわが家は良くも悪くも家族の声がよく聞こえます。1Fで祖母を介護している義両親の声、2Fで泣いている赤ちゃんの声、子どもを叱りつける私の声も(汗)。主人が家でテレワークを行うことがあるのですが、にぎやかすぎて仕事に集中できないこともあるのだそう。

同居スタートから8年も経てば、そんな音たちも今や暮らしのBGMに。ただ、新築で三世帯住宅を建てていたら、生活音のストレスがもっと軽減していただろうなぁ、なんて思います。

多世帯同居だからこその楽しさ、うれしさも

多世帯同居のメリットは、暮らしながら家族の絆が深まること。多世帯同居だからこそ感じられる楽しさ・うれしさもあるんです。

子育てを助けてもらえる!

祖父母と孫

A_Team / PIXTA(ピクスタ) ※写真はイメージです

子育て世代の孤立が問題視されている昨今。同居の最大のメリットは、子どもをたくさんの大人が見守りながら育てられること!子どもが4人いるわが家は、親と同居しているから安心して子育てできていると言っても過言ではありません。

特に玄関が一緒のわが家の場合、子どもが家の中を行き来しやすく居場所が複数できます。そのため様々な大人の視点で子育てができるんです。

子どもたちは、父母に叱られたときには祖父母のところに逃げていき、その逆もまた然り。1Fと2Fを行き来しながら、父母と祖父母に上手に頼ったり、甘えたりしています。手先の器用な義両親と折り紙や工作をしたり、畑の野菜の収穫を手伝ったりできるのは、同居しているからこそできる経験ですね。

要領の良い5歳の三男に関しては、1Fの晩御飯がおいしそうなときは「ちょっとチョーダイ」がつまみ食いの域を超し、ほとんど食事を済ませてしまうことも。まるで「今日はどっちでごはん食べようかな~」と、お店選びをしているかのよう!なんともうらやましいご身分です(笑)。

様々な人生を共有できる!

おしゃぶりをする赤ちゃん

マハロ / PIXTA(ピクスタ) ※写真はイメージです

最近、0歳の末っ子が寝返りできるようになったタイミングで、体調を崩していた94歳の祖母も寝返りができるように!「一緒だね~」と義母と笑いあいました。

0歳から94歳までの暮らしを身近に感じるのは、自分のこれまでの人生をなぞりこれからの人生を辿る作業なのかもしれません。子どもが生まれ成長する喜び、老いてできないことが増えていくことへの憂い。様々な人生の出来事に伴走しながら、人生の喜怒哀楽を共有できるのも多世帯同居ならではの醍醐味です。

酸いも甘いもあるのが多世帯同居!

何気ない日常の時間を共有できる多世帯同居。人とのつながりが希薄になりがちな現代に、じつは求められる居住スタイルなのかもしれません。家族の距離感が近いが故の困りごともあるけれど、近くで暮らしているからこそ深まる家族の絆が、多世帯同居にはあると思います。

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