黄ばんだプラスチックが真っ白に!ハイターとトイレカバーで実験
インターフォンやリモコン、スイッチプレートやペーパーホルダーなど、家の中でプラスチックが使われているところは多いもの。新品の頃は真っ白だったプラスチックが、経年劣化で黄ばみが気になってきた…。そんなことはありませんか?
「実はこれ、白くすることができるんです」と話すのは、掃除に関する著書もある掃除ブロガー・よしママさん。すべてのプラスチックが可能ではないとのことですが、今回、よしママさんが試してみた結果をレポートします。
1日目:酸素系漂白剤に漬け込み
プラスチックの黄ばみは、家にある液体の衣料用酸素系漂白剤「ワイドハイター」や粉末の酸素系漂白剤「オキシクリーン」などで減らすことができます。
※塩素系漂白剤ではないことをしっかり確かめてから使用してください。
今回漬け込んだのは、トイレットペーパーホルダー。黄ばみが最近気になっていました。ドライバーで外し、金属などのパーツがついていない状態にします。
漬け込むのに使ったのは100均のプラスチック容器。材質はポリプロピレンです。密閉せずに光を通すものを選んでいます。密閉すると容器が破裂する可能性があります。特に最初の1~2日目は発泡した空気を抜いてください。
ワイドハイターをたっぷりと入れて、日光の当たる場所に置いておきます。紫外線に当てるのがポイントです。
3日目:ワイドハイターを追加
3日目の状態です。
ワイドハイターの量が少ないようだったので、追加しました。色が少しずつ抜けてきたように感じます。
6日目:黄ばみがとれて白くなった!
ついに白くなりました。つけ置き液が白っぽくなったのは、シール部分の色が抜けて溶けたのかもしれません。5日目で終わっても良かったと思います。
水洗いして、メラミンスポンジでこすってもとくに色は変わりませんでした。
真っ白になったトイレットペーパーホルダー。
漬け込み容器は室外に置くのがポイント
ちなみにオキシクリーンでも実験をしたら、同じように白くなりました。室内においておくと黄ばみが取れないので、しっかり日光の当たる場所に、また家族に倒されないように置くのがポイント。
左が室内に入れておいたもの。比較すると、外に出しておいた右の方が白くなっているのが分かります。
今回漬け込みをやってみて、諦めていた黄ばみが取れてうれしくなりました。ただ大きなサイズのものだと、漬け込む容器も大きいものが必要になるので、あまり大きくないサイズで、外せるものが漬け込み可能です。
ツヤがあるものやツヤ消しなど表面加工されているものなどはつけ置きできません。また長時間つけ置きすれば白くなりますが、容器や漬け込みした物自体が傷む可能性もありますので、注意して行ってください。