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小林 ユリ小林 ユリ

夫が意外にメリットを感じてた。妻の実家と一部共有型の二世帯同居

マグカップとコーヒーカップ

二世帯同居、とくに妻の実家と水回りを共有する一部共有型の二世帯同居と聞くと「気を使いそう」「夫の居場所がなさそう」とネガティブなイメージをもつ方も多いのではないでしょうか。しかし、夫側は意外に多くのメリットを実感しているケースもあるようです。数か月前に実家をリフォームし、夫、実母と3人で暮らす日刊すまいライターが、夫目線での二世帯同居のメリットについてレポートしてくれました。

水道光熱費や通信費など固定費の負担が減る

水道光熱費のイメージ

※写真はイメージです Naoaki / PIXTA(ピクスタ)

筆者宅は完全分離型ではなく一部共有型なので、水道光熱費は親世帯と子世帯に分けていません。まとめて請求されます。そして基本使用料を母が、残りを子世帯が支払うルールに。そのため、別々に住んでいたときより、一世帯分の基本使用料が削減できました。

夫は浮いた分のお金を車検代やガソリン代などに回せるので助かる、と喜んでいます。

家事を手伝ってもらえる

洗濯物のイメージ

※写真はイメージです mits / PIXTA(ピクスタ)

同居する前は、せっかく洗濯物を干しても急な雨で濡れてしまうこともよくありました。同居してからは、急な雨のときなどは母が取り込んでおいてくれるので、洗い直しの回数が格段に減りました。水道代の節約にもなり、助かっています。

また、筆者宅では毎日の食器洗いと休日の洗濯は夫の当番。でも、仕事が忙しいときは母が手伝ってくれることもあります。家事の負担が減ると自然と余裕が生まれるので、以前よりも夫婦げんかの回数が減りました。

仕事でトラブルが続いて夫がイライラしているときなどに、母が気分転換に子世帯を外食に誘ってくれることもあります。そんなときは「気分が変わって助かる」と夫も楽しんでいるようです。

家にいることの多い母が宅配便を受け取っておいてくれるようになったことも、とても助かっていることの一つです。

母にメニューの相談ができる

つくりおきのイメージ

※写真はイメージです プラナ / PIXTA(ピクスタ)

筆者が体調不良のときなどに夫が夕食をつくってくれることがあります。ただ、以前は冷蔵庫の中にあるものでメニューを考えることが難しいようでした。同居するようになってから、夫は母にメニューの相談ができるようになり、とても喜んでいます。「相談に乗ってもらえるから食材がムダにならないし、サイドメニューのおすそ分けをもらえたりするので助かる」とのこと。

今まで料理に関してはあまり自信がなかったようですが、「お義母さんのおかげで料理に対するハードルが下がった」と、二世帯になってからは以前よりも料理をつくってくれる機会が増えました。

夫婦げんかのヒートアップを未然に防いでくれる

玄関のキーフック

夫によると、実母のように「〇〇しなくていいの?」などと口うるさく言われないのも気がラクだそうです。義理の関係だからこそお互いに気を使うので、かえっていい距離感や関係性を保てるのではないかとも言っていました。

また、夫婦げんかがヒートアップしてしまったときなど、母が良いタイミングで仲裁役として間に入ってくれるので、そこまで大ごとにならず頭を冷やすことができます。ふたりで暮らしていた頃はお互いに意地を張ってすれ違ってしまうことも多かったので、そうなる前にストッパーとなってくれる母には感謝しているとのことでした。

夫が二世帯同居のメリットを多く実感していることがわかり、つくづくリフォームしてよかったと思っています。

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