家づくり

住まいの設計編集部:坂本ひろみ

天然苔の壁材も登場。自然素材を使った、個性的な壁材を紹介

モロッコの色遣いを参考にしたタイル

(写真提供/SWANTILE)

自然の木からつくられた板材や土から生まれたタイルなど、壁の材料には様々な自然素材が使われます。自然素材ならではの温もりある質感や重厚感のある雰囲気は、室内を一気にグレードアップしてくれそう。ここでは、最新の商品を参考に、その種類や特徴を紹介します。

写真はモロッコの伝統的な色づかいにヒントにつくられた「リアド」という名のタイル。タイルは、色、柄が豊富で、様々なデザインを楽しめるのが醍醐味。鮮やかな色合いと手づくり感のある不均一な表面が特徴で、空間を個性的に彩ってくれます。

組み合わせや仕上げ方で、多彩な表情を見せる板材

板材で仕上げた壁

(写真提供/朝日ウッドテック)

木材ならではの豊かな表情や手触り、経年変化による味わいなどが魅力の板材。樹種や木目、取り入れ方によって、和洋を問わず、ナチュラルやモダン、クラシカルなど様々なテイストをつくり出してくれます。例えば、空間をナチュラルに仕上げたいなら、写真の「the wall」を取り入れてみては?自然木ならではの「不揃い」を巧みにデザインし、色調の組み合わせににも凝った壁材です。木の温もりとともに、個性的なデザインを堪能できますよ。

厚みの違う板を張り合わせた壁

(写真提供/ニッシンイクス)

こちらの「スプリットランバー ブラウン」は、薪を割ったような、ざっくりとした木の質感が楽しめる木製の壁材です。樹種はオークで、厚みは5~55㎜のブロック状の板材を組み合わせました。「ナチュラル」と重厚感のある「ブラウン」の2タイプから選べます。

漆のような質感の板材

(写真提供/マルホン)

板材に風格を加味したいなら、漆塗りのような質感が美しい「アッシュ 無垢パネリング 草木染GR840(ゴバイシ)」も見逃せません。名刹の黒光りした床材をイメージして、木目のはっきりしたアッシュを五倍子(ゴバイシ)という染料で染め上げた、草木染のパネリングです。ピアノのような鏡面に木目が美しく浮かび上がります。

様々な色や柄、形で、タイル貼りのデザインは無限に広がる

立体的なセラミックタイル

(写真提供/平田タイル)

形の組み合わせを楽しみたいなら、品質とデザインに優れたセラミックタイルの「レシピ」を。フラットタイプのほかに3種の立体的なタイプがあり、自由に組み合わせることで斬新なデザインができるそうです。タイルの立体感が生み出す陰影で、印象的な壁に。

不燃や消臭などの機能性に特化した新素材も

不燃性の高い壁材

(写真提供/大建工業)

壁材のなかには、高機能な商品もたくさん。例えば、上の「グラビオエッジ」は、不燃に特化した壁材。鉱物繊維と火山性ガラス質堆積物を主原料とした「ダイライト」という材料を基材にしていますが、本物の石のようなリアルな仕上がりが特徴です。深彫り調のエンボス加工(※1)の陰影によって、空間にアクセントが加えられ、照明の色や当て方で雰囲気が大きく変わります。※1模様などを浮き彫りにする加工方法のこと

調湿、消臭効果の高い壁材

(写真提供/永大産業)

こちらの「アットウォール フラットデザイン」は、調湿・消臭効果が高い壁材。寝室などに取り入れれば、快適な睡眠が期待できそう。柄はファブリック調と石目調の2タイプ7柄から選べます。

インテリアとしても映える、天然苔の壁材も登場

天然苔を使った壁材

(写真提供/みはし)

壁紙や塗料とは少し性質が違いますが、壁面のアクセントとして活躍するのが「サンモス」です。フィンランド産の天然苔「レインディアモス」を100%使用した装飾材で、調湿、脱臭に加え、防音性も備えています。しかもメンテナンスフリーという優れもの。壁一面に用いることもできるほか、ユニークな形なのでインテリアとしても取り入れられます。どんな風に空間をデザインするのか、考えるのも楽しそう。

あなたも様々なマテリアルで、印象的な空間づくりを目指してください。

【商品の問い合わせ先電話番号】
朝日ウッドテック/06・6245・9238 永大産業/0120・685・110 SWANTILE/03・6304・5604 大建工業/0120・787・505 ニッシンイクス/0834・36・1700 平田タイル/03・5308・1130 マルホン/03・5326・7411 みはし/03・5967・0525

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