悩める生ゴミのニオイ問題。解決策はゴミ箱の掃除法だった
家の中のゴミ箱で特に汚れやすくニオイやすいのが、キッチンの生ゴミ用のゴミ箱。
「ニオイを寄せつけないポイントは、汚れがつかないように工夫することと、長時間放置しないことです」。掃除に関する著書もある掃除ブロガー・よしママさんに、自宅で実践しているゴミ箱のお手入れ方法を紹介してもらいます。
普段のお手入れ:エタノールスプレーで拭く
普段は無水エタノールを80%に薄めたエタノールスプレーで掃除します。市販のアルコールスプレーでもOK。最近はお弁当についてくる使い捨ておしぼりを使うことが多いです。使用したら捨てられるので便利。乾いてしまったおしぼりも無駄なく使えます。
特に汚れやすいのは、ゴミ箱の蓋まわり。蓋の外側は手アカや油分がつきやすいところです。エタノールスプレーで拭き取るときれいになり、除菌もできます。
蓋の裏側も汚れやすいゾーン。ゴミ袋に入らなかった汚れがつき、カビやすいです。そこにもエタノールスプレーが役立ちます。
隙間部分に汚れがたまってきたら、爪楊枝を使って掃除します。爪楊枝にエタノールをしみこませたおしぼりを巻いて、汚れをかきだすように取るとサッパリきれいになり、ニオイにくくなります。
しっかりお手入れ:オキシ漬けも効果的
ゴミ箱を拭き掃除していても、なぜかニオイが落ちない。どこに汚れがついているか分からないという場合は、丸洗いします。汚れが軽い場合は水洗いや湯洗いだけでも、隙間汚れが落ちて充分きれいになります。
汚れやニオイがひどく、細部まで除菌したい場合は、オキシ漬けをしています。ぬるま湯を入れてオキシクリーンを溶かし、1時間ほどおいて水洗いします。45Lのぬるま湯に約50gのオキシクリーンを溶かしました。
気になるニオイの予防法は?
ゴミ箱に設置する袋は、買い物などで使った後のポリ袋は使わないようにしています。破れていたり、サイズが合わなかったりすることが多いからです。ピッタリサイズの袋を購入して、新しいものを2~3枚重ねづけしています。こうすることでゴミ袋の装着の手間が減り、ゴミ袋のつけ忘れがなくなります。
特にニオイやすい魚は、骨が袋をつき破ってしまい、ニオイがもれる原因になります。買い物でもらえる小さなポリ袋に入れて捨てると、薄くてニオイがもれやすいので、市販のパンの入っていた袋が丈夫でオススメです。
丈夫なビニール袋を使うことと、ゴミ箱についた汚れを放置しないことで、ニオイが発生しにくくなります。ぜひ試してみてください。
●教えてくれた人/よしママ
元小学校・家庭科教諭。時短&家族にやさしい掃除、洗濯を日々研究し、ブログ「節約ママのこだわり掃除」で発信。著書に『家族が笑顔になる おそうじの魔法』(日本文芸社刊)