見た目リッチで涼しげな氷のつくり方。ジュースやお酒がおいしい
家で冷たいドリンクをおいしく飲むために欠かせない氷、どうしていますか?お店みたいな氷を使いたい。かといってコンビニやスーパでーで売っているロックアイスは毎日消費するとなると割高に。
自宅でロックアイスをつくっているという調理師免許を持つライターKumikoさんに、そのコツを解説してもらいました。あわせて簡単につくれるアイスボールを使ったおしゃれなアレンジも紹介。
ロックアイスはお弁当箱サイズのプラスチック製保存容器でつくれる
レストランやバーカウンターで業務用の大きな氷からロックアイスをつくる光景からヒントを得て、何年も自宅でつくっています。コツをつかめばとても簡単。
用意するのはプラスチック製の保存容器とアイスピック。保存容器は他の食品のニオイが氷に移らないよう、製氷専用にする容器の底とフタにマーキングしておくと分かりやすいです。
そしてロックアイスを保存するのにファスナー付き保存袋が便利です。
ちなみに筆者はアイスピックではなく、裁縫道具の目打ちを何年も代用しています。
ロックアイスのつくり方
1.保存容器の8分目位まで浄水を張り、冷凍庫で凍らせる。
膨張するため、満水にすると容器が割れる事がありますので注意してください。
2. 氷を取出し、アイスピックで氷の中央を軽く突く。
一気に氷を割ろうとせずに、ピックの先端を使ってコツコツと極軽く突くだけで、氷の表面に徐々にヒビが入ります。
3.氷の表面の様子を見ながら同じ箇所を軽く突き続けると割れます。
4.半分になった氷を同じ要領で2分割、4分割していき完成。
5.できたロックアイスは、ファスナー付き保存袋に。
空になった氷用保存容器はまた水を入れ冷凍する。この作業の繰り返しで自家製ロックアイスをストックします。
筆者からのロックアイスをつくるポイントは3つ。
- 冷凍する保存容器は片手で持てるサイズがおすすめ。(わが家は400mlサイズのモノを使用)
- 割るときは氷の表面の同じ場所を軽く突く。
- 氷の消費量が多いご家庭は、冷凍する保存容器を増やす。
手づくりロックアイスは、安価でおかずの急冷にも便利
手づくりのロックアイスは、水道水でつくれば断然安いですが、ミネラルウォーターでつくるとより美味しい氷ができます。ミネラルウォーターが2Lで100円としても、ひと手間惜しまなければ市販のロックアイスの半額程度の値段です。
そうめんや冷製パスタなど麺を冷やすのにもとても便利です。
家飲みがワンランクアップする自家製アイスボール
専用製氷器を使えばアイスボールも簡単につくれ、家飲みがワンランクアップします。
ネットショップや雑貨店で販売されています。筆者は1個400円程度で購入しました。ライクイットというメーカーのモノで、直径7.5cmのアイスボールができます。プラスチックとシリコンでできていて、繰り返し使えるのでおすすめです。
容器の内側の線まで水を入れ、フタをして凍らせればアイスボールの完成。
ふだん飲むお茶もおしゃれに見え、氷が溶けにくいので冷たさキープで大満足です。
ジュースのアイスボールで、おうちカフェのメニューも充実
ジュースを凍らせると途中からシャーベットとしても楽しめます。
画像は果汁100%オレンジジュースなので、砂糖なしでヘルシーなおやつになります。
氷とドリンクの色を変えると見た目のかわいさがたまりません。オレンジジュースを凍らせてヨーグルトドリンクに浮かべると、目玉焼きみたいなポップな印象になります。
氷のアレンジ技を覚えると、おうちカフェの楽しさが膨らみます。ぜひお試しください。