「だんまつ」と読みそうですけど、不正解。
赤塚不二夫の名作マンガ『おそ松くん』に登場する「おそ松」「カラ松」「チョロ松」…6番目の名前と同じです。
さて何と読むでしょう?
北海道では、もっともポピュラーな樹種
北海道で出会う壮大な景色。そこで目にしている木は、この椴松かもしれません。
本州ではあまりなじみのない木ですが、北海道内でもっともポピュラーな木が椴松だからです。人工林の95%以上が針葉樹というなかで、その50%はこの樹種だそうです。
ですから、北海道では住宅用にも使われるほか、クリスマスツリーやお正月のしめ飾りなどにも代用され大活躍しています。
『おそ松くん』の6男に名付けられた謎は!?
正解は「とどまつ」です。
『おそ松くん』の6人兄弟の名をすべて上げると、おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、そしてトド松です。原作にも名前の由来は、この椴松からきていると書かれています。
なぜ6男の名前になったかというと、結局とか、行き着くところの意味で使われる「とどのつまり」からだそう。
ちなみに国語辞典で調べてみると、「とどのつまり」の「とど」は「椴松」のとどでも、上の写真の「トド」ではもないとのこと。成長とともに名前を変えていく出世魚のボラの最後の名前がトドだからと言われています。
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画像/PIXTA(漢字画像を除く)