収納術

香村 薫香村 薫

家族が使う文具の収納方法「立てるor並べる?」散らかりを防ぐコツ

文具が散らからないよう並べて収納

在宅での学習やテレワークが多くなった昨今です。もしかしたら作業をするのに使っているダイニングテーブルの上に、文具が出しっ放しになっていることも多くなっているのではないでしょうか。

「文具は家族みんなが自由に使えるモノなので、片づけのルールを決めて置くおくことが大切です」と、ライフオーガナイザーの香村薫さん。

今回は文具の片づけルールを紹介してもらいました。

ダイニングテーブルで使う文具の種類を家族で決める

家族みんなが自由に使ってもいい場所に置くモノのことは、最初にルールを決めましょう。そうしないと、すぐに乱れてしまいます。置いていい文具の種類と(場合によっては)数を家族と相談してください。

ちなみに以下が、わが家がダイニングに置いている文具の種類となります。

  • 書くモノ…ボールペン、シャープペン、替え芯、鉛筆、鉛筆削り、油性ペン、赤ペン、色鉛筆、カラーペン
  • 用紙類…メモ帳、レターセット、付箋
  • 消すモノ…消しゴム、修正ペン(修正テープ)
  • 切るモノ…はさみ、カッター
  • 測るモノ…定規、メジャー
  • とめるモノ…ホチキス、ホチキスの芯、のり、セロハンテープ、ガムテープ、接着剤、ひも、クリップ

上記を参考に、自分の家で必要な文具を決めてください。

わが家では、収納しておく文具は26種類です。あれもこれもと文具収納に入れてしまうと、かえって取り出しにくくなってしまうので、ご注意を。

とはいえ、普段使いするほどではないけれど、まだ使える文具を捨てるにはもったいないものもありますよね。

そんな場合は別の場所に「文具のストック場所」をつくって、まとめて収納するようにしましょう。「ストック場所を確認して、それでもない場合は購入してもOK」というルールにしておけば、少しずつですが、確実にストックも減っていきます。「ないと思って買ったら家にあった」というありがちな失敗も防げます。

立てる収納のメリットは「戻しやすいこと」

カゴに仕切りのついた収納ボックスを入れて、その中に文具を入れる

文具の種類が決まったら、収納方法を決めます。
おすすめの収納方法のひとつは、「立てる収納」。
立てる収納のメリットは、なんといっても戻しやすいこと。「家族が元の場所に戻してくれない」とお悩みのご家庭にはこの収納がおすすめです。しかし、多くのモノを収納するので煩雑になりやすいというデメリットも。

以前わが家で、立てる収納をしていたときには、写真のようなカゴに100円ショップなどで販売されている、6つ仕切りのある収納ボックスを入れていました。

この方法なら、レターセットやメモなどの用紙類はカゴと収納ボックスの間に入れられるし、迷子になりやすい付箋や消しゴムなども探しやすくなります。

しかし大きいカゴを使って収納するとモノが増えがちなので、小さめの箱やカゴにすると入れ過ぎを防げるでしょう。

ポイントは、収納するものをジャンル別に分けておくこと。
そのジャンルは、「書くモノ」「用紙」「消すモノ」「切るモノ」「測るモノ」「とめるモノ」の6種類に分けると戻しやすいですよ。

使わないときは、収納棚にカゴごと置いておく

文具を使わないときは、カゴごとリビングの収納棚に置いておきましょう。
そのとき棚の回りを少し空けておけば、ちょっとした作業をするときに便利です。
わざわざ文具収納をダイニングテーブルまで持ち出す必要もないので、テーブルの上が散らかることもありません。

並べる収納のメリットは「パッと見たらわかること」

小さい子どもでも取り出しやすい並べる収納

現在、わが家が採用しているのは、「並べる収納」です。
この収納のメリットは、パッと見たらわかること。わが家もですが、小さい年齢のお子さんがいる場合は、並べる収納が取り出しやすいのでおすすめですよ。

文具の型を取って、その中に並べる収納方法

単に並べて置くだけでもよいのですが、姿見置きという方法を取り入れるとどこに何を置くかが一目瞭然です。

作り方は簡単。100円ショップで買った薄い発砲スチロールを2枚重ねて、上の一枚に文具のカタチにくり抜いただけ。こうすることでモノが定位置に収まり、取りだすときも簡単。
 きれいに収まるが、場所を取る並べる収納

わが家では衛生用品の収納にも、この方法を使っています。
しかしこの収納方法は、場所を取るというデメリットもあります。最初にしっかりとモノの数を厳選できる場合におすすめの収納方法です。

今回は文具の収納方法についてご紹介しました。参考にしてください。

●教えてくれた人/香村薫さん
家事研究家/ライフオーガナイザー、株式会社ミニマライフ代表取締役。大学卒業後、トヨタグループのAT・ナビ専門メーカー・アイシンAWに入社、商品企画・統括業務を担当。結婚後には夫と一緒に、モノの適正数を決め、しくみで維持する片づけ方を考案。「トヨタ式おうち片づけ」と名づける。著書は「トヨタ式おうち片づけ」をはじめ多数

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