マスク入れ、掃除機のヘッドの整理、ゴミ箱の代用にも!無印良品のメイクボックス活用術
最近マストアイテムとなっているマスク、置き場所に困る洗濯バサミや掃除機のヘッド…。家の中には整理しにくいモノがたくさんあります。
「無印良品の定番商品『ポリプロピレンメイクボックス』を使うとスッキリと整理できますよ」と語るのは、整理収納アドバイザー準1級の佐野久美子さん。
長年愛用し、整理の方法を見直すたびに使い方も広がってきたそうです。ご自宅では冷蔵庫の中でも用途別の整理、個室のデッドスペースに置くゴミ箱にと、メイクボックスが家じゅうで大活躍!
さっそくアイデアの数々を紹介してもらいました。
無印良品のメイクボックスは軽くて丈夫。持ちやすくて出し入れもラク!
今回紹介するのは無印良品の「ポリプロピレンメイクボックス・縦+1/4」390円(税込)と「ポリプロピレンメイクボックス 1/2」(ハーフサイズ)250円(税込)。筆者は特に画像右のハーフサイズ(縦150×横220×高さ86㎜)がお気に入りです。
筆者が思うメイクボックスの10の魅力は以下の通りです。
- 軽い
- 重ねられ省スペース
- 使いやすいサイズ
- 丈夫
- 持ちやすい(運びやすい)
- 半透明で中身をぼんやり隠せる
- 手頃な価格
- 汚れたら水洗いできお手入れ簡単
- 出し入れや入れ替えがしやすい
- シンプルで他の収納用品と合わせやすい
とにかく秀逸な収納ボックスです。それではわが家の活用法をご紹介します。
洗濯バサミをザックリ収納。干すときにボックスごとベランダへ
わが家は洗面所が狭く収納スペースも小さめ。狭い場所にモノをたくさん置くとごちゃごちゃした印象になるため洗濯機付近に無理に洗濯バサミを置かず、廊下の収納庫に置いています。
日々使うものなのでフタをせずにざっくり収納です。洗濯が終ったらベランダまでメイクボックスごと持って行って使います。
コードレス掃除機のヘッド入れにぴったり。分かりやすいようラベルも付けて
スティック型のコードレス掃除機の付替えヘッド入れにもメイクボックスがぴったりでした。よく使うヘッドは掃除機と同じ場所に、あまり使わないヘッドをメイクボックスに保管しています(ヘッド掃除用歯ブラシも収納)。
先述の洗濯バサミボックスの下に重ねて収納。下段のため、箱側面に「dyson(ダイソン)」とラベリングし誰にでも分かりやすくしています。
マスクのストックにシンデレラフィット!在庫管理も簡単に
新品マスクをストックするのにも活用。立てて収納するとかなりの枚数が入ります(画像のマスクは計60枚、まだ余裕あり)。
布マスクは封を開けると柔らかいため立てて収められませんが、新品の布マスクはパッケージ入りなので不織布マスクと同様に立てられます。今は不織布マスクの供給が安定しているので、買い過ぎないようメイクボックス内に入る分だけストック。在庫管理もできています。
ハンカチやティッシュペーパーもボックス内に収まる枚数で管理
人別にボックスを分け、ハンカチ類を立てて収納。手前から使い、洗濯後のハンカチはいちばん後ろに入れ、同じものばかり使わないようにしています。
収納棚の奥に置いていますが、手前にモノを置いているため、取り出しやすいよう画像のように木箱で底上げという見えない工夫をしています。
朝食セットにお弁当セット、おつまみセットも!冷蔵庫の整理にも大活躍
冷蔵庫収納は、「朝食セット(和食)(パン派)」「お弁当セット」など用途の同じものをひとまとめにしておくと日々の食事の支度がラクになります。
筆者宅は家飲みをするので「おつまみセット」をメイクボックスに収納しています。お酒を飲む人がつまみをすぐに探せるメリットがあり、ボックスに入る分だけがストックするのがわが家のルールです。
冷蔵庫ドアの開けっ放し防止に「otsumami」(おつまみ)とラベリングし探し物を明確にしています。
深さのあるボックスはデッドスペースにも入るゴミ箱に
家具の配置の都合上、限られたサイズのゴミ箱しか置けないときにおすすめなのが、深さのあるメイクボックスをゴミ箱として使うアイデアです。大きさは約150×220×210㎜。
筆者宅はベッドサイド17㎝ほどのデッドスペースに設置しています。軽くて出し入れしやすく使い勝手抜群です。
無印良品のメイクボックスは部屋の様々な場所で大活躍します。ぜひ暮らしに取り入れてみてください。
●教えてくれた人/佐野久美子さん
整理収納アドバイザー準1級。調理師の免許も取得している。「小さな工夫で心地よく暮らす」をテーマに、暮らしを快適にするためのオリジナルアイデアを発信している