悪いことばかりじゃない!「家が狭くてよかった!」と思える瞬間ベスト3
みなさん、「少しでも広い部屋に住みたい」と思うものですよね。
筆者は現在、夫婦+4歳児+愛犬1匹の4人(?)家族ながら、59平米という狭小マンションに暮らしています。
家が狭いというと、デメリットばかりに目が向きがちですが、住んでみてわかるメリットもあるんです。
今回は、「家が狭くてよかった!」と思える瞬間ベスト3をご紹介します。
■1:掃除がラク!
家が狭いと、掃除の手間がかかりません。
わが家の場合、毎日の掃除にかかる時間は約10分です。
羽はたきをかけながら、すべての部屋のぐるっと回って約3分。
コードレスクリーナーを使えば、掃除機がけは5分もあれば終わってしまいます。
残りの時間で、床拭きロボット「ブラーバ」をピッ!
汚れの気になる窓ガラスやドア、壁などを濡らしたマイクロファイバークロスでキュキュッ!としたら、ルーチンワーク終了。
あとはブラーバに任せて、そのまま外出してしまうことも。
短時間で終わるので、毎日ストレスなく続けられます。
■2:ものの管理がラク
家が狭いと収納スペースも限られるため、なんでもかんでも多く持つことはできません。
そのため、家に入れるものや、残しておくものを厳選せざるをえなくなります。
ストック品は収納スペースに収まるだけ、衣類は着まわしやすいお気に入りだけなど。
うかうかしているとアッという間にものを溜め込んでしまうタイプの筆者にとっては、半強制的に?ものを厳選せざるをえない環境はメリットでもあります。
限られたスペース以上に増えすぎないので、結果的にものの管理がラクになっているようです。
■3:手を伸ばせば届く
家が狭いと、たいていの空間で「振り向けばスグそこ」に必要なものがあります。
ダイニングテーブルのスグ後ろに文具類、スタディコーナーのスグ横に仕事で使う書類一式など、手を伸ばすだけで必要なものに届いてしまうんです。
特にキッチンは、「狭いからこそ使い勝手がいい」と実感できる場所。
冷蔵庫から食材を取り出してシンクへ置くときも、シンクで洗った食材を作業台に置いて切るときも、切った食材をコンロで調理するときも。
一歩も動かず作業できてラクちんです。
「家が狭い・広い」というのは、ひとつの個性だと思います。
「背が高い・低い」「肌の色が明るい・暗い」と同じように、どっちが正解というものではありません。
家が狭くても、広くても、その個性を生かしながら、自分と家族が楽しくラクに快適に暮らせれば、「それでよし!」なのかもしれませんね。
(ライター:ライフオーガナイザー/クローゼットオーガナイザー さいとう きい)