ミニ加湿器の気持ちいい使い方をシーン別に紹介。どこでもお供に
卓上で使えるプチプラなミニ加湿器。室内の乾燥が気になる季節、テレワーク、リビングでリラックスタイム、ベッドサイドにと、持ち運びできてとても便利です。
おしゃれなデザインで、アロマディフューザーとしても使えるものなど種類が豊富。もう手放せないと言う、整理収納アドバイザー準1級の佐野久美子さんに、おすすめの使用シーンやお手入れ、収納方法など教えてもらいました。
350ml缶サイズで操作も簡単!食器を洗う感覚でお手入れできる
筆者が今秋購入して満足しているミニ加湿器は、「SNOOPY. 缶ジュース型加湿器」(1680円・税別)とかなりのプチプラ家電です(PLAZAで購入)。
コードレスタイプ、アロマディフューザー機能などの有無で価格は変わりますが、ミニ加湿器は2000円台の商品が中心です。
パソコンやバッテリーなどから電源が取れるUSB給電タイプの音波式加湿器です。サイズは高さ124㎜。ボタンは1つしかないため、押す回数などでモードを切り替えるとてもシンプルな使い方です。
サイズ…350ml缶と並べてみると見事に同じ大きさ
加湿器の重さは98g、タンク容量200mlなので水を入れても350ml缶より軽く室内での移動も苦になりません。付属のUSBケーブル(加湿器本体の接続部タイプB)は約90㎝あります。
分解すると画像のように、本体、フタ、スポンジ(カートリッジ)、スポンジアダプタのたった4つ。ここまでシンプルだと食器を洗う感覚でお手入れできます。
使い方…セットしたらUSBケーブルをつなぐだけ!
紹介の加湿器は事前にスポンジを水道水に1分程度浸したあと、スポンジをアダプタに入れ、フタに取付けます。
本体に水道水を200ml入れフタをすればセット完了。あとはUSBケーブルと給電できる家電やアダプタにつなげるだけです。
連続噴射(約4時間)と間隔噴射(約6時間作動)の2つモードがあり、操作はボタンを1度押しか2度押しで選びます。筆者の加湿器はグラデーションライトが点灯する遊び心も搭載されていました。
個人の感想ですが、ミスト噴射の音は霧吹きを噴霧する程度の静かな音です。
シーン1・テレワークをしているときは卓上のPCにつなげて加湿
在宅ワーク中はパソコンのUSB差し込み口につなぐだけ。筆者はワイヤレスマウスをパソコンの右側で使うため、加湿器は邪魔にならないよう左側に配置。
1回の給水で4~6時間程度は作動するため、こまめな給水の必要はありません。小さな加湿器は広い部屋を加湿することは難しいですが、パソコン作業などパーソナルなシーンで活躍します。
シーン2・リビングでくつろぐときはミニコンポにつなげて加湿
リビングのミニコンポにもUSB差し込み口があるので加湿器を使っています。わが家のミニコンポのコンセントはつないだままなので、音楽を聴いていないときでも加湿器は給電されるので作動します。
リラックスタイムはグラデーションライトを作動させながら加湿できます。
シーン3・寝室ではUSBアダプタをプラスして枕元で加湿
肌や喉の乾燥を考慮してベッドフレームにUSBアダプタを付け加湿器を使用しています。USBアダプタがあれば、ベッドサイドに小さなテーブルを置いて壁のコンセント経由で給電することもできます。
画像はミストの様子が分かるようにグラデーションライトを点灯していますが、結構明るく色も変化します。就寝時はライトをつけないほうがいいかもしれません。
面倒なお手入れ要らず キッチンで乾かしケーブルも保管
加湿器はお手入れや掃除が面倒そうで気になります。
このミニ加湿器は使わないときは水を捨て、スポンジアダプタを外してキッチンの空いているスペースで自然乾燥させるだけで終わり。
USBケーブルはスマホなどのデバイス充電器と一緒にしまうと区別しづらいため、キッチンの冷蔵庫脇に吊り下げ定位置にしています。
●教えてくれた人/佐野久美子さん
整理収納アドバイザー準1級。調理師の免許も取得している。「小さな工夫で心地よく暮らす」をテーマに、暮らしを快適にするためのオリジナルアイデアを発信している