家づくり

カマタ ユキコカマタ ユキコ

家族が喜ぶ「本棚と読書スペース」のつくり方。地震対策は?どこにどう置く?

1階リビングのライブラリーコーナー

本棚は住み始めてから既製品を購入すればいい。家を建てるときはそう思いがちですが、地震対策まで考慮すると安全性に不安が残ることも。また、家族みんなの使い勝手を考えると、設置場所や設置数についても迷うものです。

そこでここでは、日刊住まいライターが何年もの試行錯誤を経てたどり着いたという自宅の本棚を紹介。「こうしてよかった!」というポイントを語ります。

熊本地震で本棚が倒壊した経験を踏まえ、大容量の本棚を造り付けに

熊本地震で崩れた本棚

上の写真は、2016年4月に熊本地震が発生した直後のわが家の本棚です。震度7の地震で家の中はめちゃくちゃになり、2階に置いていた本棚は脚が折れて崩れた状態に。

幸いなことに背の低い小さめの本棚だったので、家具や壁紙を傷つけることもなく、私たちもケガはありませんでした。しかしこの熊本地震の経験から、大きな本棚は造り付けにした方が安全だと感じ、家を建てたハウスメーカーに工事をお願いすることにしました。

地震の後、造作でつくった本棚

設置した場所は家族の寝室に近い廊下で、子ども室からも近い場所です。間取り図でいえば家の中の中心にあたり、どの部屋からも使いやすい位置。天井までのスペースをフル活用して、しっかりとした本棚を造り付けてもらいました。

夫や私の本、雑誌、専門書、書類をまとめたファイルボックスまで、たっぷりと収納できます。可動棚になっているので、入れるものによって自由に高さを変更できてとても便利です。

本棚の前には置いた椅子で読書

本棚の前に椅子を置いて、手に取った本をちょっと腰掛けて読めるようにしています。広いスペースではありませんが、こうして椅子を置いておくだけで、自然と家族がここで本を読む習慣が生まれました。

リビングは無印のスタッキングシェルフを置いて本棚に

無印良品のスタッキングシェルフを置いた1階リビング

1階のリビングには無印良品のスタッキングシェルフを置いて本を収納しています。リビングのインテリアとマッチするように、オーク材で落ち着いた色合いのものを選びました。ここには単行本や大型の絵本、楽譜などを収納しています。

無印良品のスタッキングシェルフに置いたワークランプ

シェルフの上には、夜も本が読みやすいようにワークランプを置いています。ランプを付ければ自分だけの図書館の完成。ゆったりとソファに腰掛けて読書を楽しめます。

無印のパルプボードボックスを和室に置いて絵本とおもちゃを収納

子どものおもちゃや絵本を置いたパルプボードボックス

1階の和室には無印良品のパルプボードボックスを置いて、子どもの絵本とおもちゃを収納しています。

パルプボードボックスは、サイズのバリエーションが豊富で、専用のダンボール引出もあります。それらを組み合わせることで、小型の絵本から大型の図鑑まで、様々な大きさの絵本をうまく収納できています。

この和室はリビングの隣にあり、オムツを交換したり、子どものプレイスペースとして使用しています。子どもと遊びながらパッと本を手に取ることができるし、子どもも本を取り出しやすい高さなので、自然とここで絵本を読むが習慣がつきました。

また、このパルプボードボックスはとても軽いので移動も簡単。今後、絵本&おもちゃ収納として使わなくなっても、別の部屋の収納として活躍してくれそうです。

家づくりの際にしっかりと計画して本棚を造り付けるという方法もありますが、わが家の場合は、暮らしながら少しずつ自分たちに合った本棚と読書スペースがつくっていった、という感じです。今後も、ライフスタイルの変化や子どもたちの成長に合わせて、工夫していければと思っています。