不動産

Sumai編集部

需要が少ない「中古の二世帯住宅」は掘り出し物も。既存の設備にも注目

中古二世帯住宅のダイニング

念願のマイホーム。最近は価格や条件のよさから新築ではなく中古住宅を購入し、リフォームするケースも増えています。

今回、レポートしてくれた日刊住まいライターもその一人。二世帯同居をするにあたり実現したい条件をクリアした中古物件の二世帯住宅を購入し、大満足とのこと。

予算や立地の関係で一戸建てを諦めているという人は、ぜひ参考に!

新築だと予算オーバー。中古の二世帯住宅を購入する作戦に

中古二世帯住宅の玄関先

筆者の家に二世帯住宅の話が持ち上がったのは、2020年の3月ごろ。あと数年したら義父が定年退職するため、会社に勤めているうちに親子でローンを組んで一緒に住まないか?との提案がきっかけです。親子関係も良好だったため、ふたつ返事でOK。

当初は新築の予定でしたが、新築だと予算オーバーに。また、各世帯がゆったり過ごせる家を探すには、古くても広い家がいいのでは?ということから、中古二世帯住宅の購入を進めることにしました。

条件はお互いが気をつかわずに暮らせて、災害に強くて広い家

親世帯・義父母夫婦、子世帯・私たち夫婦+子ども3人で暮らすための二世帯住宅に求めた条件は以下のようなものです。

分離型、もしくは一部分離型であること

お互いが気をつかわないように、完全分離型か、玄関だけが同じ一部分離型にしたいというのが、ひとつ目の条件でした。また、子どもたちが今後思春期を迎えたときのためにも、お風呂・キッチンもそれぞれの世帯についた物件を探しました。

互いの生活スペースが分かれた間取り

同じ家に住むということは何かしら気をつかい合うということ。その負担を少しでも軽減するために、それぞれの生活スペースがしっかりと分けられていることも条件にしました。

2000年以降の中古物件で災害にも強い家を

災害に強い家というのも大きなポイントでした。古い物件になればなるほど、耐震強度が気になるため、築20年以内の物件に限定。また、土砂災害や水害が起こらない地域に絞って探しました。

義理の妹家族が来てもゆったりできる広さ

新しく一軒家を購入するなら、義理の妹家族や親せきが来ても泊まれる広さが欲しいというのが、義母たっての願い。そのため、広さを重視したいというのもマスト条件。延床150㎡以上の物件で検討しました。

条件はほぼクリア!新築では難しかった太陽光や床暖付き

義父のマンションもすぐに買い手が付いたため、8月に引っ越し完了というスピード転居に。希望した条件がどこまでかなったのかをご紹介します。

玄関以外分離型・庭付き一戸建てを無事購入

中古二世帯住宅の玄関

購入した物件は、実は希望する物件価格より少し高かったため諦めていた物件。しかし、物件の内覧を本格的に始めた6月ごろ、物件価格が大幅に値下がりしたのです。そのため、すぐに内覧を予約。

築18年の中古物件でしたが、傷みも少なく少し手を加えるだけで住めそうだったため、内覧した翌日には購入を決意!玄関のみ同じ部分分離型で、1階と2階合わせて延床200㎡越えの夢のような物件でした。

騒音問題について

中古二世帯住宅のリビング

義母の希望で、1階が親世帯・2階が子世帯となったのですが、気になるのが騒音問題でした。しかし、親世帯が寝る洋室間と、子世帯が主に過ごすリビングの位置が離れた間取りだったため、まったく音がしないよう。子どもが3人いてもあまり気をつかわずにすんでいます。

プライバシーについて

中古二世帯住宅の1階玄関

わが家は1階が親世帯、2階が子ども世帯となっています。1階の玄関は人の出入りがあるのですが、2階には、私たち子世帯の人間しか行き来がありません。そのため、プライバシーも守れていると思います。

中古だからかなった高機能設備

中古二世帯住宅の庭

広さ以外にも、太陽光発電や、床暖房、ペアガラスなども装備されています。また、庭も十分な広さがあり、サッカーをしたりプールをしたりと大活躍。

ちなみに、今回2階のトイレと洗面所、リビングの壁紙の張替えのリフォームを200万円程度で行いました。リフォームは最低限にとどめたため、お風呂やキッチンはそのまま使用していますが快適に過ごせています。

二世帯の中古住宅は需要が少ないので掘り出し物も!

新築物件への憧れはありますが、中古物件を実際に購入してみて、住みやすさにとても感動しています。

仲介してくれた不動産屋さんの話では、二世帯の中古住宅は需要も少ないため、掘り出し物が見つかることもあるそうです。希望がうまくマッチすれば、想像以上に快適に住めるかもしれません。

予算や立地の関係で一戸建てを諦めているという人は、ぜひ中古物件を検討してみてください。