体験レポート&リサーチ

森 麻紀森 麻紀

窓際の寒さ対策!カーテンレールのフックを意外な場所に掛けるだけ

リビングの窓際にあるソファ

朝と夜がずいぶん冷え込む季節に。特に寒いのは窓際。そんな窓際の寒さを少しでも軽減したいものです。

ライフオーガナイザーの森麻紀さんは、カーテンのつけ方やすき間シール、プラダン、プチプチを使って、手軽に寒さ対策をしているそうです。そんな森さんの方法をご紹介します。

カーテンをリターン仕様にして、窓際の寒さを防ぐ

通常のカーテンのかけ方

以前、わが家のリビングにはソファがありました。置いてあった場所は窓際の近く(一枚目の写真)。せっかくのくつろぎスペースなのに、冬はすきま風が入って寒かったのです。そこでなんとかこのすき間風を減らせないものかと考え、思いついたのがこの方法です。

カーテンレールの種類によってはできないかもしれませんが、わが家のような「機能性カーテンレール」であれば簡単にできる方法です。

レース用と普通のカーテンのレール

カーテンは通常、レースカーテンとカーテンが下げられるよう2本のレールが平行につけられた状態だと思います。カーテンレールは、カーテンを吊るしたときにレールが見える仕様のAフックとレールが隠れる仕様のBフックがあります。この2種類は、正面からの見た目が違いますが、真横から見るとどちらもカーテンレールは見える状態のはずです。

このすき間から、寒さが入り込んでくるのです。

部屋側のカーテンを窓側のカーテンレールにかけたところ

そこで部屋側にあるカーテンの一番端のフックを外して、窓側のカーテンレール(レースカーテン用のレールの場合が多い)の固定ランナーに引っ掛けてみました。

部屋側のカーテンを吊るしたときに、窓側のカーテンレールを覆うようにするということです。カーテンが窓際まで覆ってくれるので、横から入ってくるすきま風を防いでくれるようになり、窓際のソファーに座っているときも、寒さが軽減した効果を実感できました。結果的に、同じすき間から入っていた午後の眩しい日差しも防げて一石二鳥。

わが家では、この方法を取り入れて今年で8年目。実際にオーダーカーテンのお店でも推奨している方法だということを6年ほど前に知りました。専門的には、リターン加工、リターン機能、リターン仕様などと呼ばれていて、レールを覆いやすくするために、カーテンの横幅を10cmほど長く製作するそうです。

そのとき話したカーテン屋のスタッフが、「自分もカーテンの横幅は特に長くはしてないけど、家では同じ方法で対処している」と聞いたので、自信を持って(笑)おすすめできる方法です。

すきま風対策には市販品も活用

サッシのすき間を塞ぐテープ

カーテンをリターン仕様にするだけではまだ寒いので、サッシのすき間を防いでくれる商品「すき間モヘアシール」も購入。この商品をつけてからは、強風時に窓から入るすきま風の音が明らかに軽減されました。

ちなみにこちらの商品は、虫の侵入を防ぐ効果もあるそうです。

足元の冷気やカーテンのカビを防いでくれるプラダン

プラダンを窓に立てかけたところ

すき間風を防いでも、窓の近くに手をやると冷気を感じますよね。温かい空気は上にいってしまうので、冷たい空気が溜まる冬場の足元はどうしても寒いもの。そこで、夏の暑さ対策に大活躍しているプラダン(ダンプラ、プラスチックダンボールと呼ばれるもののこと)を、冬も使うことにしました。

わが家のリビングの掃き出し窓からは西日が入るので、夏はとても暑いのです。そこでプラダンを窓の前に2枚立てかけて、引き戸のように使っていました。

このプラダンを夏だけにしか使わないのはもったいない!と思い、冬も1枚だけ横に倒して使うことにしてみたのです。1枚しか使わないのは、冬は少しでも日中の日差しを取り入れたいから。窓の下半分はすりガラスなので、もともと外の景色は見えないため、プラダンで見えなくなっても問題ありません。

以前は、結露がついたせいでレースのカーテンにカビが発生したことがあります。しかし、プラダンを窓側に立てかけたことで、冬場の結露がカーテンにつくこともなくなりました。

寝室の断熱と結露対策に緩衝材

プチプチを窓に貼ったところ

わが家では、断熱効果があるといわれているエアパッキンとかプチプチといわれる緩衝材も利用しています。

写真のように形はプチプチなのですが、中は三層の空気層になっています。つぶすと音が鳴る二層のプチプチより、寒さや熱を遮ぎる効果が高いとか。わが家は寝室に2か所の腰窓があるのですが、どちらも摺りガラスです。このプチプチを貼ると、明るさは少し弱まりますが、寝室なのであまり気になりません。

使用しているのは、窓の断熱専用として販売されている商品で、裏側に粘着加工がされているもの。サイズを測る手間はありますが、簡単に貼れました。もともとは、夏の暑さ対策として購入したものでしたが、冬場の結露とも無縁になりとても快適です。

冬の寒さ対策だけでなく、面倒くさい窓の結露問題も、わが家ではこれで解決できました。少しでも快適に冬を過ごすためにも、窓際の寒さ対策の参考にしてください。

●体験した人/森 麻紀さん
名古屋市在住のライフオーガナイザー。クローゼットオーガナイザーの資格も持つ。「自分にちょうどいい片づけ方」を実践しつつ、片付けに悩む人へのサポートを行う。Webメディアなどで片付けに関する執筆も

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