漢検1級、舟部に属する国字です。きれいな字ですね。正解は雪のある景色をイメージすると、出てくるかも!?
さて何と読むでしょう?
これのお陰で探検家アムンゼンは南極点に到達できた!?
舟は水上を移動しますね。こちらは雪の字がセットになってますから、雪上を移動するためのものというところまでは推理できますよね。
雪の舟というと、スキー板やスノーボードも舟の形に似ていますけど…違います。では、もう少しヒントを出しましょう。
1911年12月14日、ノルウェーの探検家ロアール・アムンゼンは、これを犬に引かせて人類で初めて南極点に到達しました。
もっとヒント出すと、サンタクロースはトナカイが引いているコレに乗ってやってきます!
もうお分かりですね!
日本人が考えた字。国字はまさに推理小説!
正解は「そり」です。
実はこの字、漢字のふるさと中国にはない字です。国字と言って日本でつくられた字。
この国字の中には、絵が浮かぶようなきれいな字、推理すると読み方がわかっちゃう字がたくさんあります。
ということで今回はおまけの国字クイズも!
① 「椛」…(ヒント)木に花が咲いているみたいに美しくなるのは?
② 「蓙」…(ヒント)草でつくったモノで座るといえば?
③ 「雫」…(ヒント)雨が降るとポタポタしたたるものは?
これ以外にも、身近に使わている国字には「峠」「働」などがあります。これらも山の上下も境「とうげ」、人が動くから「はたらく」。推理すればなるほどですよね。
で、先ほどの答えは①もみじ、②ござ、③しずく。
国字は世界で一番短い推理小説と言っていいかもしれませんね。
この漢字にもチャレンジ!
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画像/PIXTA(漢字画像を除く)