家事

藤野 こと藤野 こと

大掃除をラクにするスケジュールの立て方。手を付ける順番が意外に大事

大掃除のイメージ

年末の大掃除、「今年こそ早めに済ませよう」と思いながらも、ギリギリまで先延ばしになっていませんか?結局、時間が足りず、途中で諦めてしまう…という話もよく聞きます。

「大掃除をラクにするためには、計画性を持つことが大切です。スケジュールを立てて、分散して掃除するようにしたら、慌てることがなくなりました」と話すのは、整理収納アドバイザーでクリンネストの資格も持つ藤野ことさん。大掃除の前にやっておくべきことを教えてもらいました。

1か月前:掃除したい場所をリスト化

掃除リストをつくる

まずどこを掃除したいのかをリスト化していきます。大掃除の計画は1か月以上前からやっておくのがおすすめです。

掃除したい場所をリスト化したら、掃除するスケジュールを立てていきます。年末の1日で大掃除をするのではなく、1か月前から少しずつ作業を進めたほうが負担がかかりません。

早めにやっておきたいのは、モノを処分して片付けること。モノを減らすと掃除がラクになるからです。12月半ばを過ぎると、粗大ゴミ回収の予約が取りにくくなってしまうので、先に家電や家具などの大きなモノを片付けます。

過去に一度、予約が取れずに年明けまで粗大ゴミを家に置いておく事態になり、とても後悔したことがあります。ですから、粗大ゴミになりそうなモノの片付けは最優先。そのあと、こまごましたモノを整理していけば大丈夫です。

大掃除前:必要な掃除用品をそろえる

大掃除に必要な掃除グッズ

片付けが終わったら、掃除用品をチェックします。せっかく掃除を始めようとしたのに、洗剤が足りなかったり、掃除道具が壊れていたりしたら先に進めません。慌てて買いに走るのは時間のロス。必要な掃除用品を確認し、事前にそろえておくと掃除がスムーズです。

掃除用品がそろったら、大掃除を順番にやっていきます。掃除は「上から下へ」が基本。天井やタンスの上部、照明のホコリを落としてから壁や床を掃除します。拭き直しの手間を増やさないためにも、掃除は高いところから始めるのがポイントです。

大掃除は年末に集中させなくてもよい

つけ置き洗い

実は、場所によっては年末よりも別の時期にやったほうがいい掃除もあります。

たとえば大掃除の定番である「レンジフード・換気扇」のお手入れは、暖かい時期にやったほうが早くキレイになります。というのも、寒い時期に掃除しても油汚れはなかなか落ちないからです。

浴槽やバス用品をオキシ漬けする場合も、お湯が冷めにくい時期にやったほうが汚れが落としやすくなります。

また、ベランダ掃除や窓拭きは寒いと億劫になってしまうので、年末よりも動きやすい12月上旬までに終わらせてしまったほうがラク。適した時期に掃除をやってしまえば、年末大掃除のプレッシャーが軽くなります。

一方、年末におすすめしたいのは冷蔵庫や玄関の掃除です。特に冷蔵庫整理は、食材が傷みにくい冬がベスト。食品整理と庫内の除菌をしっかりやっておきたいですね。

どうしても大掃除をする時間がない場合は、家事代行を早めに頼んでしまうのもあり。無理して自分でやる必要はありません。

大掃除はスケジュールを立てて早めに始めることが大切です。また、普段から水回りを「ついで掃除」「ながら掃除」しておけば、大掃除はもっとラクになります。

●教えてくれた人/藤野ことさん
整理収納アドバイザー、住宅収納スペシャリスト。クリンネスト2級。家事は「素早くラクに」がモットー。動線を短くして時短家事となる仕組みづくりを考えている。無印や100均などのグッズを使った収納アイデアを考えるのが得意

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