結婚して、数年。
まだ賃貸住まいだけど、そろそろ家の購入も気になる……。
とは言え、まだ勇気は出ないし、戸建てが良いのかマンションが良いのかもわからないし、お金だってどうしたらいいか分からないし……と、「分からない」ことだらけになっていませんか?
全くわからない、「家を買う」ということ。
どこに頼んでいいのか、どうやって選べばいいのか、まだあんまり決まってないけど、「家のこと」誰かにフラットな気持ちで教えて欲しい。
そんなM夫婦が、「家をつくるための勉強会」に参加してきました。
■家のこと、そろそろ考えなきゃ……。
参加してくれたM夫妻。
結婚して3年が経ち、次も賃貸にするか、購入にするのか、迷っているそう。
M夫妻:
「考えなきゃとは思ってるんですけど、何から考えたらいいのか、全く知らなくて……。
いきなりお店に行くのも緊張するし、お金のことも土地のことも何にも分からないから、こういった勉強会だったら助かるかな、って思ったんです。」
「購入も考えてはいるんですけど、決めてるってわけじゃないんです。それでも大丈夫ですか?」
と、緊張気味。
■後悔しないために。住宅購入のための「基礎知識講座」を受けてみた
お邪魔したのは、「後悔しないための家づくり勉強会」。
大きな会場や店舗でも行われる場合もありますが、今回お邪魔したのは甲府にあるモデルルームです。

今回は甲府のモデルルームでしたが、他のお家もチェック!
まるで、家でくつろいでいるかのようなアットホーム感。自然と参加者同士で笑顔がこぼれます。
ここで学べるのは、住宅購入全般に関する、基礎知識。
例えば、
- “住宅性能”ってよく聞くけど、何をどう確認すればいいの?
- 土地ってどうやって選べばいいの?
- どうして家ってこんなに高いんだろう……。
- いい業者を選ぶポイントは?
- マイホーム購入のタイミング、わたしにとって最適な時期は?
など、知らないと損しちゃいそうな話題ばかり。

講師として教えてくれたのは「R+house南アルプス店」の遠藤さん
一見すると嬉しい「敷地調査“無料”のカラクリ」や、表面の費用だけでは比較できない「実は含まれていない“表示価格”の裏側」など、陥りやすいポイントが満載。

M夫妻
「知ってるのと知らないのじゃ、全然ちがいますね。
ローンはどうやって組めばいいのかとか、ハウスメーカーと工務店ってどう違うのかとか、初心者すぎて聞きづらいことも、丁寧に教えてくれて、ホッとしました!
何から手をつけたら良いのか、正直わからなかったんです。」
「営業されちゃうのかな……と、少し不安だったのですが、本当に知っておいたほうがいい基礎知識ばかりで安心しました。」
■「家の性能」を実際に体験!

食洗機やIHで片付けを極限まで楽に。キッチンを中央に持ってくることで家族全員が家事に参加できます。
勉強会でノッてきたM夫妻2人。
ついでに、モデルルームも見学することに(場合によっては勉強会だけの場合や、別日の訪問もあります)。
共働き夫婦をイメージして設計したという、この家。
夫婦2人が少ない時間でも家事をしやすいよう、動線を最大限に考えて配置したそう。
「初めて、2人でモデルルームに来た」というM夫妻。
隅々まで考えられた設計に、「すごい!すご〜い!」を連発。

あえて水回りを1カ所にまとめず、お手洗いだけを独立。急な来客でも、プライベートなサニタリールームを見せずに済む仕組み。

M夫妻
「モデルルームって、実際に作るとお高いんでしょう? この家を建てるのに大体どのくらいの収入があれば買えますか?」
と、ズバリ。

洗濯機置場の奥には、室内干し用の空間が。最近は室内干しを最初から考慮に入れた設計も多いと言う。

遠藤さん
「このモデルルームは、旦那様の収入が400万くらいを想定していますね。」
との回答に、2人の顔が明るくなります。

M夫妻
「それなら、我が家でもなんとかなるかも!」

遠藤さん
「だけど、土地や建てる場所によっても値段は変わってくるし、ローンをいつまでに返し終わりたいか、頭金はどうするか……など、にもよります。
今の年収も大事ですが、本当に大事なのは、ライフプランシミュレーションをしっかりと計画立てることですよ。」

M夫妻
「そうか、一概に◯◯円だから買える、と単純に考えちゃダメですよね。しっかりと将来設計を考えなくちゃ……。」

2階の廊下部分に、室内干しと収納スペースを集約。これも家事動線を最小化する仕組み。
綿密につくりこまれた収納スペースや家事動線、そしてそれを実現するための家の性能の工夫に、感動しきりの2人。

M夫妻
「このフローリング、すごくサラサラしてて気持ちいい!」
と、自分たちなりの“感動ポイント”を見つけているよう。

無垢材のフローリングは、冬に裸足で歩けるほど温かい

M夫妻
「この家、もっと安くするにはどうしたらいいんですか?」

遠藤さん
「家はね、立方体に近づけば近づくほど、建てやすくなります。だから安くするなら、そう(立方体に)したほうがいいね。
この家なら、2階と1階の壁の位置をずらすと、もう少し安くなるかな。」
などと、かなり突っ込んだ質問にも答えてくれて、大満足の様子。

「この柱はどうしてあるの?」「2階を支えてるの。インテリアとしても美しいように節の少ないものを使ってる」
座学だけでなく、実際に家を見てみることで、質問がどんどんと出てきます。

「暖炉は後付けできないんですか?」「この暖炉でいくらくらい?」
実際建っている家を見ることで、より家の理解が深まったM夫妻。
「なんだか家がほしくなってきた!」と楽しめた様子。
■参加してみて、どうでしたか?
他の方にも、勉強会に参加してみた感想を聞いてみました。
講師の方が一からわかりやすく、丁寧にお話してくださり良かったです。 要望をきちんと聞いてくれて真剣に考えて下さる様子が伝わってきてよかったです。(40代男性)
当日話を聞いて、せっかく家を建てるなら「価値が残るものを建てたい」と思いました。 これから家作りを検討するうえで、とても参考になりました。(30代男性)
勉強会の内容やお家についての説明が分かりやすく良かったです。 また、担当者の方がとてもいい方で、当日子どもも相手してもらえて助かりました。(40代女性)
講師の先生にしていただいた話の内容が全く知らない事ばかりだったので、とても参考になりました。(30代男性)
押さえておきたいポイントが分かりやすかったです。家づくりをしていく上で大変ためになりました。(30代女性)
“いつかはマイホームを……と考えてはいるけど、まだ何も決まっていない”という人こそ訪れてほしい「後悔しないための家づくり勉強会」。
あなたも訪れてみてはいかがでしょうか?