お宅拝見

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【マンションリノベ事例】築浅物件をシンプルな空間に。好きなDIYとインテリアを楽しむ

幅広のオーク無垢材を使用し、お気に入りのハンモックが揺れるリビング

「可変性のある、白いキャンバスのようなさっぱりとした空間」がリノベのテーマ。広々としたLDKにはハンモックやソファ、スツールなどが配され、好きな場所で好きなようにくつろげます。

動線を整理し、回遊しやすい間取りにしたことで暮らしやすさも格段にアップ。2009年築の中古マンションを購入してリノベしたKさん夫妻のお宅を訪ねました。

お気に入りのハンモックが揺れる広々LDK

妻はハンモックで、夫はダイニングでリラックス

フレキシブルな住まいづくりを意識したKさん夫妻。そのため、基本となる間取りや床、壁の仕上げについて考え抜きました。

「子どもが走り回れるように」とリビングを玄関付近まで拡張。床のオーク無垢材には、節の表情が豊かでありながらすっきりと見えるものを選びました。憧れていたというハンモックは、妻のお気に入りです。

オープンなペニンシュラ型のキッチン

キッチンの位置は変えず、オープンなペニンシュラ型に。カウンターとダイニングテーブルはタモ材で造作。アウトドアグッズをたっぷり収納できる棚とボルダリング用の壁は、夫のDIYによるもの。

ダイニングの天井が少し低くなっているのは、玄関からキッチンへと続くダクトを収めるため。LDKはワンルームですが、天井の高低差が空間に変化をもたらし、ほどよいアクセントになっています。

青いサブウェイタイルを貼ったキッチン

キッチン奥の壁には、妻こだわりの青いサブウェイタイルを貼りました。「空間の基本は白と木、アイアンです。そこに差し色として青を選びました」(妻)。

【この住まいのデータ】

▼家族構成
夫35歳 妻32歳 長女1歳

▼リノベを選んだ理由
新築物件の見学にも行ったが、魅力を感じられず、予算的にも現実味がなかった。どうせなら中古×リノベーションでオリジナリティを出したいと考えた。

▼住宅の面積やコスト
専有面積/73.12㎡ 築9年(平成21年築) 工事費/826万円(税・設計料込)

キッチン背面にサニタリーがあるので動線が快適

キッチンの背面から洗面室に抜けられる間取りに変更

既存の間取りではキッチンの背面は閉じていましたが、洗面室へ抜けられる動線を新たにつくりました。

キッチンの裏手に水回りを集中

キッチンの裏手に水回りを集中させ、突き当たりにはウォークインクロゼットがあるため、家事動線の効率が快適になりました。

洗面カウンターはダイニングテーブルなどと同じタモ材で造作

洗面カウンターはダイニングテーブルなどと同じタモ材で造作し、統一感を出しています。カウンター下には収納を設けず、シンプルなスタイルに。

右側の収納は既存をそのまま利用していますが、引っ越し後、幅広の華やかなマスキングテープを扉に貼ってアクセントにしました。

状態のよかった浴室とトイレは既存を利用

築浅のため状態のよかった浴室

築浅のため状態のよかった浴室とトイレは既存を利用。寝室にもほとんど手を入れず、コストバランスを図りました。購入の際に築年数は気にしていなかったそうですが、結果として築浅物件のメリットを生かすことができたと言います。

フタが自動で開閉する温水洗浄便座付きのトイレ

便器はフタが自動で開閉する温水洗浄便座付き。機能的にも十分だったので、既存をそのまま利用し、リノベではドアの位置のみを変更。床やクロスの一部は、入居後にDIYで貼り替えました。

西側の個室を丸ごとウォークインクロゼットに

西側の個室を丸ごと利用したウォークインクロゼット

西側の個室を丸ごと利用したウォークインクロゼット。工事の際に、躯体への固定が必要なハンガーラックの設置だけはお願いしましたが、その下の収納棚などは夫がDIYしました。「自分たちでできるところは、あえて残してもらいました」(夫)。

W.I.Cの出入り口

ウォークインクロゼットには出入り口が2か所あり、一方は水回り、もう一方は玄関側へ出られるようになっています。

キッズキッチンで遊ぶ父と娘

リビングの玄関側のスペースは、いずれ子ども部屋にする予定だそうです。子どもが増えた場合は2部屋に分けることもできるような形でダクトレールを設置しました。

「夫婦共通の趣味をつくろう」と始めたギター

ボルダリング選手のサイン入りユニフォーム

リビングの壁には「夫婦共通の趣味をつくろう」と始めたギター、ダクトレールにはボルダリング選手のサイン入りユニフォームをディスプレイ。自分たちらしくリノベーションした空間を存分に楽しんでいる様子が伝わってきます。「いずれは絵なども飾っていきたいですね」(夫)。

床材の変化で緩やかに空間を分ける

リビングはひと続きの玄関

玄関とリビングはひと続きにし、床材の変化で緩やかに空間を分けています。既存では右側の壁にトイレのドアがありましたが、オープンな空間をよりすっきりと見せるために、ドアはリビングから見えない位置に変更。インターホンなど生活感があるものは壁の中に収めました。

玄関2

玄関の突き当りがウォークインクロゼット。外出時や帰宅後の動線がスムーズです。

「おしゃれで便利な家になったのはリノベならではだな、と実感します」と声を揃える夫妻。肌触りがやわらかく、温かみのあるオーク無垢材の床の上を、元気に走り回る長女の姿に目を細めていました。

間取り(リノベーション前後)

リノベーション前の間取り図リノベーション前

リノベーション後の間取り図
リノベーション後

設計・施工/リノベる。
物件探しや住宅ローンの相談、設計施工、インテリアコーディネートの相談まで、専属スタッフがトータルサポート。累計3000件以上の住宅設計・施工実績を有している。北海道から沖縄まで全国に展開するショールームは、リノべのイメージをつかみやすいと好評

撮影/遠藤宏 ※情報は「リライフプラスvol.32」取材時のものです