収納術

森 麻紀森 麻紀

保存容器を増やさない持ち方と収納方法。上手な人はどうしてる?

長方形と円形の食品用プラスチック容器
保存容器はご飯の冷凍や、常備用野菜の保存などに便利な存在です。でも使っていないときは収納に悩む代表選手に。

この悩み、ライフオーガナイザー・森麻紀さんは、持っている保存容器をすべて把握すること、その容器を効率よく使うことで解決すると言います。

さっそく森さんが実践している、増やさないで効率的に活用できる容器の選び方や収納場所を教えてもらいました。

冷凍ごはん用の保存容器は炊飯器の近くに置いておく

キッチンの電気炊飯器

ご飯の冷凍保存方法は、おおよそ「ラップ派」と「保存容器派」に分かれると思いますが、筆者は容器派です。
その理由は、毎回ラップを使い捨てにするのはもったいないと思ってしまうから。そしてもうひとつの理由は、保存容器のまま食べることができてラクだからです。保存容器から茶碗に毎回盛りかえるのは理想ですが、時間がないときには少し面倒ですし、洗い物も増えてしまいます。

以前、試しにラップで包んだご飯を冷凍しておいたことがあります。夫には「保存容器のまま食べられないから面倒くさい」と言われ、小学生の娘には「ラップのままレンジで温めると熱くて持てないから保存容器がいい」と言われました。家族も保存容器派だったようでホッとしました(笑)。

わが家で、ご飯を炊くときは多くても3合までです。そしてご飯を炊いたときには、少なくとも誰かが茶碗1杯分のご飯を食べます。そして残りを保存容器に入れて冷凍するので、保存容器はいちばん多くても「3合-茶碗1杯分」のご飯の量を入れられる数が必要になります。

それにプラスして、冷凍庫に1個分だけご飯が残っている場合なども考えると、「長方形2個、円形5個(一般的なセット売りの個数)」が、わが家に最適のご飯の保存容器数ということになりました。容器を過剰に持つことはありません。いざというときには、それこそ「ラップ」という手もありますしね。

炊飯器置き場の下に収納しているご飯用保存容器

収納場所は炊飯器の真下なので、子どもにも「保存容器に入れておいてー!」と頼みやすい場所。ちなみに一番上の薄い引き出しには「しゃもじ」が入っています。

ご飯用保存容器をまとめて収納したところ

手前に入っている丸い容器1つが一人分で、それから優先的に使っています。そうすることで奥に入っている四角い容器も取りやすく、丸いフタもバラバラになることがありません。

丸い容器は重ねたまま使用できる

丸い容器は重なっている状態でまとめて手に持ち、ごはんを入れたら置く、入れたら置く…を繰り返すので、持ち替える手間もなく、スムーズに移し替えられます。

常備野菜用の保存容器は、空っぽのときも冷蔵庫の中で待機

野菜や料理を収納容器に入れて冷蔵庫に収納
野菜をガラスの収納容器に入れて冷蔵庫に収納

冷蔵庫には、ミニトマトや蒸し野菜を入れているガラス製の保存容器が入っています。この同じ形状の保存容器2個は、食べ終わって容器を洗った後も冷蔵庫の中にしまっておきます。空っぽのときも冷蔵庫を収納場所にしておくことで、いざ食品を保存しようと思ったとき、「置き場所がない!」という事態を避けることができるからです。

味噌汁専用の容器、ジップロックスクリューロック保存容器

それからもうひとつ、冷蔵庫に入れているのが「ジップロック スクリューロック 保存容器」です。
これは、食事の時間帯の違う夫の味噌汁専用として使っています。味噌が入ったケースの横に置いておき、味噌汁をつくるときに一緒に取り出して、夫用の味噌汁を取り分けておけば少しだけ手間が省けます。

その他の保存容器は食器棚でスッキリ収納

食器棚に収納しているガラスの収納容器

その他の保存容器は、冷蔵庫内の野菜用の保存容器と同じく、ガラス容器で統一しています。ニオイもつかないうえガラス容器ならそのまま食卓に出せますし、しまっておくときも重ね置きしやすく、食器棚の中での見た目もスッキリ。下段の5個は、おもにつくりおき用も兼ねて夕食を多めにつくった場合に使います。

おかずなどを入れて、冷蔵庫で保存

冷蔵庫に置くスペースがあるときにしかおかずは多めにはつくらないので、冷蔵庫にこのスペースを常時確保しておく必要はありません。たまにまとめてつくりおきしたときは、ここの保存容器を同時にすべて使うこともありますが。

少量のおかずなどを入れておく小さな丸い保存容器

その上の小さくて丸い保存容器は、少し残ったおかずや少量のつくりおきなどを入れるためのもの。これくらいの大きさなら、冷蔵庫がいっぱいでも隙間に入れることができます。2個しかありませんが、使いきってしまった場合は、食器で代用すれば問題ありません。

保存容器の数がどのくらい必要かは、家族の人数や生活スタイルによって変わってくると思います。大切なのは、基本的に持っている保存容器をすべて把握していること、そして容器を効率よく使っているかどうかということです。

それから、同時に使うことがあるのか?たまになら食器で代用できないか?ということも考えてみるといいでしょう。そうすれば無駄な容器を持たずにすむはずですよ。

保存容器の持ち方や置き場所について考えるきっかけにしてくださいね。

●教えてくれた人/森 麻紀さん
名古屋市在住のライフオーガナイザー。クローゼットオーガナイザーの資格も持つ。「自分にちょうどいい片づけ方」を実践しつつ、片付けに悩む人へのサポートを行う。Webメディアなどで片付けに関する執筆も

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