家づくり

小林 ユリ小林 ユリ

リフォームで付けてよかった「窓の種類&場所」。換気、採光など目的別の選び方

雑貨を飾った窓

家づくりやリフォームの際、窓の種類が多くて選ぶのに苦労した、という経験を持つ方は多いかもしれません。実家をリフォームし、夫、実母と3人で暮らす日刊すまいライターもそのひとり。

建築基準法では、居室として使う場合、有効採光面積を床面積の7分の1以上設けなければなりません。それをクリアできないと「無窓居室」となり、居室スペースとして認めてもらえなくなってしまいます。

そうした制約に悩まされたりしながらも、自分たちの暮らしに合った窓選びができた、という日刊すまいライターが、とくに付けて良かったと感じている4つの窓について語ります。

キッチンに引き違い窓を付けたおかげで食器乾燥機を置けるように

キッチンの引き違い窓

こちらはキッチンのシンクの前に付けた小さめの引き違い窓です。向かい側に掃き出し窓があるので、空気の入れ替えが効率よくできそう、というのも付けた理由のひとつです。

リフォーム会社の設計担当者から「調味料や観葉植物を置いてもいいし、窓の手前にゆとりがあると、何かと便利ですよ」とアドバイスされ、窓の手前に幅28㎝ほどのスペースを設けました。

結果、今までは置く場所がなくて諦めていた食器乾燥機を置けるように。引き違い窓なので、食器乾燥機を置いても開け閉めに支障はありません。もちろん換気もしやすく、付けて良かったなと思います。

ワークスペースは換気しやすい引き違い窓で正解だった

ワークスペースの地窓

実はこちらは元々付ける予定のなかった地窓です。筆者たち夫婦が使う1階寝室の採光面積が足りず、土壇場の仕様変更で急遽付け加えられました。

付ける予定のなかった窓なので、リーズナブルなFIX窓(はめ殺し窓)でもいいかと思ったのですが、寝室に大きな窓がないため、換気がしやすいよう引き違い窓にしました。

1階の低い位置にある窓なので、防犯上その部屋にいるときしか開けられません。ですが、換気がしやすいので、ウイルス対策という点でも引き違い窓にしておいて正解だったと思っています。

ウォークインクロゼットに換気のための縦滑り出し窓を

ウォークインクロゼットの縦滑り出し窓

ウォークインクロゼットの窓は、おもに換気を目的としているため、簡単に開閉できる滑り出し窓を採用しました。

網戸が手前に固定されていて、窓だけをレバーハンドルで開けられる

網戸が手前に固定されていて、窓だけをレバーハンドルで開けられるので、虫が苦手な筆者でもストレスフリーで開閉できるのはとてもありがたいです。

また、狭い空間を有効に使えるよう、縦滑り出し窓を選びました。縦滑り出し窓のほうが横滑り出し窓よりも若干価格が安かったので、節約にもなりました。

ウォークインクロゼットとワークスペースの間にFIX窓を

ウォークインクロゼットとワークスペースの間のFIX窓

こちらはウォークインクロゼットとワークスペースの間に付けた窓です。採光目的で高い位置に付けるので、横滑り出し窓とどちらにするか迷いましたが、FIX窓にしました。ちなみに、同じサイズの横滑り出し窓よりもかなり安価で、半額程度で済みました。

圧迫感が軽減され、ほどよく光が入って明るいので、付けてよかったと感じています。また、開け閉めする必要もないのでFIX窓でもまったく問題なく暮らせています。

リフォームの場合、既存の窓のサイズや位置を変えるとなると、外壁の工事なども必要となるため、かなり大がかりになります。筆者宅は強度の問題で寝室の窓を大きくすることができなかったので、その代わりに増築部分に多く窓を設けました。

リフォームの際は、間取りや内装に気を取られがちですが、窓についてもよく検討することをおすすめします。