窓用ガラスフィルムの貼り方。カーテン不要でスマートに外から目隠し
カーテンやブラインドを付けるほどではないけれど、外からの視線が気になる窓が家の中にある、という方も多いかもしれません
水で簡単に貼り付けることができる窓用フィルムなら、明るさはしっかりと取り入れながら、外からの視線をほどよく遮ることができます。
このガラスフィルムをDIYで洗面所やトイレの窓に貼ってよかった、という日刊住まいライターが、実際に貼ってみた感想や貼るときのコツなどについて語ります。
型ガラスは、照明を付けるとシルエットがわかるのが心配
筆者宅ではトイレと脱衣所には写真のような型ガラスを採用しています。カーテンなどがなくてもある程度の目隠し効果があるので、外からの視線を気にしなくていいというメリットがあります。
ただ、夜になって室内の照明を付けると、ある程度シルエットが分かってしまいます。トイレと脱衣所の窓が道路に面していることもあり、少し気になっていました。
カーテンなどを付けるとお金もかかるしもったいない、と長い間そのままだったのですが、水だけで貼れる窓用フィルムならそれほどコストもかからずDIYでできるので、購入してみることにしました。
窓用フィルムは飛散防止や断熱など目隠し以外のメリットも
窓用フィルムは通販サイトなどでもたくさん見つかりますし、ホームセンターでも売っています。こちらの商品はデザインの種類が豊富で、1㎡1480円という購入しやすい価格も魅力でした。窓ガラスに水で貼り付けるだけなので特別な道具は必要ありません。
台風などの際のガラス片の飛散防止にもなり、また断熱や紫外線カットなどの効果も期待できるそうなので、目隠し以外にもメリットが多いと感じました。
窓用フィルムをカットして貼るだけ。1度でうまく貼れなくても大丈夫
窓用フィルムを購入したら、霧吹きとメジャー、カッターやハサミなどを用意して作業スタートです。
貼りたい窓のサイズを計る
あらかじめ窓の汚れをきれいに落としておき、窓用フィルムを貼りたい窓のサイズを測ります。
窓のサイズに合わせて窓用フィルムをカットする
窓ガラスのサイズに合わせて、ハサミやカッターでカットしていきます。窓より少し大きめにカットして、貼った後に余分なフィルムをカットするとぴったりキレイに貼れます。
窓ガラス全体を水で濡らす
霧吹きなどを使い、窓ガラス全体を濡らします。水滴が流れ落ちるくらいたっぷりと水をかけます。次に窓用フィルムの透明フィルムをゆっくりとはがし、透明フィルムが貼ってあった粘着部分にもしっかりと水を吹きかけておきます。
窓用フィルムを窓ガラスに貼り付ける
窓用フィルムを両手で持ち、窓の上から垂直に貼り付けていきます。何度も貼り直すことができるので、1度でうまく貼れなくても大丈夫です。
フィルムと窓の間の水分と気泡を抜く
窓用フィルムを貼り終わったら、窓と間の水分と気泡を抜きます。購入した商品にスキージーが付属されていましたが、家にあった定規のほうが大きくて使いやすそうだったので、定規で上から下に流すように気泡を抜いていきました。
水分がフィルムの下から流れ出てくるので、タオルを用意しておくとスムーズです。取り切れなかった気泡がある場合は、針やカッターナイフなどでフィルムに穴をあけて気泡や水を押し出します。最後に窓に残っている水滴を拭き取れば完成です。
ボーダー柄として売られている商品でしたが、縦に貼ってストライプにしました。カーテンなどと違って光を遮らないので明るく、ストライプ柄のおかげで窓まわりが以前より明るくなったように感じます。
カーテンを付けるほどではないけれど外からの視線が気になる、という窓がある場合は、試してみてはいかがでしょうか。
※取扱説明書をよく確認してからお使いください