コロナ禍こそ「ヒュッゲ」でほっこり。おうち時間を楽しむアイデア5つ
「ヒュッゲ」とは、デンマーク語で「幸せを感じる居心地の良い空間や時間」を意味する言葉で、デンマーク人がとても大切にしている考え方だそうです。
冬の寒さが厳しく日照時間が短い北欧では、テキスタイルや家具、照明などにこだわり、家の中で楽しく過ごすために様々な工夫をしていることがよく知られています。
ステイホームが求められているコロナ禍の今、家で心地よく過ごすために再注目されている「ヒュッゲ」からヒントを得た、おうち時間を楽しむ5つのアイデアについて日刊住まいライターが語ります。
1.春の花を気軽に飾る
まだまだ寒さが厳しい日が続いていますが、花屋さんにはチューリップやラナンキュラス、スイトピーといった春の花が並んでいます。数本飾るだけで、部屋の中がパッと明るい印象になり気持ちを前向きにしてくれます。
花屋さんの店先によくあるミニブーケをばらして1本ずつ一輪挿しに挿すスタイルなら、気軽にできて難しいテクニックも必要ありません。
2.スイーツでとことん自分を甘やかす
コロナ禍で制約が多く、いつも以上に行動に気を使う状況下では知らず知らずのうちにストレスがたまりがち。家に居るときくらいは自分をたっぷり甘やかすようにしています。例年は贈るばかりのバレンタインのチョコレートを、今年は家族で楽しむ分も合わせて購入しました。
お気に入りの食器でおいしいスイーツをいただくひとときは格別です。
最近ではコンビニなどでも美味しいスイーツが簡単に手に入るようになりました。ちょっと贅沢なスイーツを買ってお気に入りのお茶といただく。そんなささやかな楽しみを大切にするのも、コロナ禍でストレスをためないためには必要だなと感じています。
3.足元を暖かく保つ
足元を暖かく保つことも、リラックスするために大切な要素。数年ぶりに新調したラグは足ざわりが良くフカフカで、子ども達もゴロゴロしながらくつろいでいます。ブランケットにくるまりながら読書をしたり、テレビを見る時間はまさに「ヒュッゲ」なひととき。
ソールがきちんとある「room’s」のスリッパは、床のひんやり感をシャットダウンしてくれるので冬でも快適に動き回れます。
4.おうちシアターを楽しむ
アマゾンプライムに加入してしばらくはパソコン画面で映画を観ていましたが、より大きな画面で楽しみたくなり「Fire TV Stick」を購入しました。このスティックをテレビに差し込み、簡単な設定をするだけでテレビの大画面でプライムビデオ内にある作品を観ることができます。
レンタルショップを行き来する煩わしさもなく、映画館で周りの人に気を使う必要もなく、おやつを食べながら気ままに楽しめるおうちシアターはとても快適です。
5.照明にこだわる
点灯していない姿も美しい照明を取り入れることで、温かみのある、リラックスできる空間が簡単に出来上がります。筆者宅のリビングではコーナーにルイスポールセンのテーブルランプを置いて楽しんでいます。
また、シーンによって色を変えられるように、調色機能のあるシーリングライトも取り入れました。
コロナ禍で「できない」ことについて考えるとどうしてもストレスがたまってしまいますよね。ささやかなことばかりですが、おうち時間を楽しみながら過ごすヒントになれば幸いです。