欠けた食器を再利用!自由な発想で楽しむ「春花フラワーアレンジ」
まだまだ寒い日が続きますが、芽吹きの季節はすぐ目の前。園芸ショップやお花屋さんには、春を感じさせる色とりどりの草花たちがにぎやかに並んでいます。
ハンドメイド雑貨やインテリアに関する著書もあるpinkoさんに、「欠けた食器」を再利用した、春の花にぴったりのフラワーアレンジアイデアを教えてもらいました。
「欠けた食器」でフラワーアレンジ!
食器を使ったユニークなフラワーアレンジ。難しく感じるフラワーアレンジメントですが、うまくやろうと気負う必要はありません。自由な発想で自分らしく、オリジナリティー豊かなアレンジを楽しんでみましょう!
ベースとして使ったのは、欠けて使えなくなった茶碗やマグカップです。これらの食器を使うことで、市販の花器にはない独特のフォルムを生かした、ユニークなフラワーアレンジを楽しむことができます。
アレンジ材料として選んだ花材がこちら。
- コデマリ
- パンジー
- ムスカリ
- ミモザ
どれも園芸ショップやホームセンターなどで、手軽に揃えることができます。これにフラワーアレンジメントの土台となるフローラルフォーム(生花用のスポンジブロック)を用意しましょう。
フォームに花を挿すだけ!レイアウトイメージがポイント
フラワーアレンジメントはとっても簡単!難しく考えず、思いっきり楽しんでみましょう。
ステップ1 フォームをカットする
土台となるフローラルフォームをカッターでカットします。フローラルフォームはやや固めのスポンジのような材質で作られているので、カッターで簡単にカットすることができます。
活ける器のサイズや形に合わせて、フォームの形容を整えましょう。
ステップ2 フォームを吸水させる
水を張った大きめの容器にフォームを浮かべ、吸水させます。このとき無理に手で押し込まず、フォームが吸水して底に沈むまでゆっくりと待ちましょう。(約1時間程度)
ステップ3 花を生ける
吸水したフローラルフォームを器に入れ、花を生けていきます。まず中央に花房の大きいものを差し、全体のフラワーレイアウトをイメージします。
おおまかなレイアウトがイメージできたら、隙間や脇に小花を差して動きを出していきます。最後に背の高い枝モノの草花を添え、アクセントを加えます。
これで、目にも鮮やかな春色のフラワーアレンジメントが完成しました。白い器が、花々の美しい色彩をより一層引き立ててくれますね。
いろいろな食器を使ってさらにユニークに
茶碗やマグカップはもちろん、湯飲みや深めのお皿を使えば、様々な表情のフラワーアレンジメントが楽しめます。
どれも元が食器なので、テーブルフラワーにジャストサイズ!お客さんをお迎えするウエルカムフラワーにもぴったりです。
季節感を取り入れたインテリア装飾として飾ってみるのもオススメ。高低差をつけたアレンジは、小ぶりでもダイナミックな印象に仕上がります。
持ち手が取れてしまったマグカップが、華やかな印象に生まれ変わりました。
花材を淡色のトーンで統一すれば、女性らしく柔らかな雰囲気に。器に入れたフローラルフォームが、こんもりとした丸い形をキープしてくれます。
元が和風のお茶碗だったとは思えないほど、洗練された印象の花器になりました。
欠けてしまった食器を使った、ユニークなフラワーアレンジメントをご紹介してみました。
専用の花器を買わなくても、身近にあるものをリサイクルすれば十分おしゃれなフラワーアレンジを創出することができます。
欠けた食器も立派なインテリアに!みなさんも自由な発想で、おしゃれな春花フラワーアレンジを楽しんでみて下さい。
●教えてくれた人/pinkoさん
「お金をかけないインテリア」をモットーに、家具や雑貨をDIYし、自分スタイルのナチュラル賃貸マンションライフを楽しんでいる。 『かんたんDIYでつくるおもてなしインテリア』(扶桑社刊)等、 ハンドメイドやインテリアに関する著書もある