クイズ 連載

Sumai編集部

「蜊」読める?今の季節、これ目当てに浜辺に行ったことあるかも

読めそうで読めない「蜊」虫偏に利用するとか利益の「利」。確かに読み方の最後は「り」です。

砂浜に住んでいますが、今の季節これ目当てに出かけたことあると思います。
さて何と読むでしょう?

虫偏にはなぜか貝の種類を表す漢字が多い

砂浜の貝

最初に大ヒントを出してしまいますが蜊は貝の仲間です。

貝偏の漢字じゃないのに貝なの?と思うかもしれませんが、お吸い物の主役で酒蒸しにしてもおいしいハマグリは「蛤」と書きます。二日酔いの次の日に出されるとうれしいシジミの味噌汁。このシジミも漢字て書くと「蜆」と虫偏です。

それ以外にも蚫(アワビ)、牡蠣(カキ)、栄螺(サザエ)、蜷(にな)、蟶(マテ)など貝なのに虫偏の漢字のオンパレード!

虫というと、アリやコオロギ、カブトムシといった昆虫が思い浮かびますが、もともとは毒ヘビの形からきています。爬虫類だけでなくはって進む生き物全般に使われます。だから砂浜や川に生息し、はうようして移動する貝類は虫偏なのです。

そういえばカタツムリも漢字で書くと「蝸牛」と虫偏が付いていますね。

俳句では春の季語。小林一茶も蜊を詠んでいる

蜊

正解は「アサリ」です。

今では「浅利」と書くことが多いですね。魚偏の鯏という漢字を書く場合もあります。しかし昔は、この字があてられることが多かったようです。

蜊は三春。陰暦の1月2月3月を指す春の季語です。ちょうど今の季節。

有名な小林一茶の句にも蜊を詠んだ句があります。

「陽炎にぱつくり口を蜊哉(かげろうにぱつくりくちをあさりかな)」

(春の穏やかな日)ゆらゆらと立ち上がる陽炎に、アサリがぱっくり口を開けているなぁ。

なんとも微笑ましい句ですね。

この漢字にもチャレンジ!

読めそうで読めない漢字
「迸り」読める?用心していても誰にでも起こる、やっかいなこと

画像/PIXTA(漢字画像を除く)

人気連載

READ MORE