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8年間手入れなしの無垢フローリングが「蜜ロウワックス」でツヤツヤに復活

北欧産のレッドパインを採用した床

温かみがあって、足触りの良い無垢フローリングは根強い人気があります。でも、メンテナンスのことを考えると躊躇してしまう、という方も多いようです。
自宅の床に北欧産のレッドパインを採用したという日刊住まいライターが、初めてのワックスがけに挑戦するきっかけや、どんなアイテムを使ったかについて、詳しく語ります。

8年間手入れしなかった無垢材の床は傷だらけでツヤがない…

ツヤがなくなってきた床

筆者宅は、すべての居室で床に北欧産のレッドパイン無垢材を使用しています。夏は涼しく、冬は温かみを感じられるので、無垢材にして本当に良かったと実感しています。

ほぼメンテナンスせずに8年が過ぎましたが、2016年の熊本地震でいたるところに傷がつき、さらに子どもが飲み物をこぼしたりして、だんだんツヤがなくなってきたと感じていました。

とくにダイニングテーブルの下は、子どもが飲み物や食べ物をこぼすことが多く、その都度拭き上げてきたこともあり、かなりツヤがなくなっていました。夫婦2人で住み始めた頃は、傷も少なくサラサラとした触り心地だったのですが…。

なにか床のメンテナンスをしなければと思い立ち、筆者宅の設計・施工をお願いしたハウスメーカー・ユーロヒュースの担当者に聞いてみることにしました。

VATON(バトン)塗料仕上げの床でも使えるワックスをリサーチ

未晒し蜜ロウワックス

筆者宅には喘息持ちの長男がいるので、厳選されたミツロウとエゴマ油だけでできている「未晒し蜜ロウワックス」を使いたいと考えていました。

そのことをハウスメーカーの担当者に伝えると、筆者宅の床にはVATON(バトン)塗料で仕上げているので、念のため確認した方が良い、と言われました。

VATON(バトン)塗料とは、木材の耐久性を向上させ、木材が本来持っている木目などの美しさを強調する効果があるそうです。

蜜ロウミストデワックス

さっそく「未晒し蜜ロウワックス」のメーカーに電話したところ、未晒し蜜ロウワックスにはAタイプ、Cタイプ、ミストデワックス、などの種類があり、床材と塗膜によって使えるワックスが異なることを説明していただきました。

バトン塗料を使用している筆者宅でも「蜜ロウミストデワックス」という商品であれば使用できるとわかり、購入することにしました。

「蜜ロウミストデワックス」でツヤが復活

「蜜ロウミストデワックス」は蜜ロウとエゴマ油、アルカリ水だけでつくられています。アルカリ水は、汚れと混ざると中性に戻る性質があるそうです。

水道水で4〜20倍に希釈して使用することが可能で、普段の掃除なら20倍希釈、汚れ落としなら5〜10倍希釈、ツヤ出し、保護・撥水の補助なら4倍希釈が目安と説明書に記載があります。

「蜜ロウミストデワックス」を4倍希釈にしてスプレーし、拭き上げる

ツヤ出し、保護・撥水の補助が目的ですので、4倍希釈にしてスプレーし、拭き上げてみました。乾燥時間はだいたい15分程度なので、家事の合間に気軽にトライできました。

ワックスをかけた後の床

写真はワックスをかけた後の床。以前よりツヤが出た気がします。ただ、傷はかなり目立つ印象です。

化学薬剤ゼロのホームクリーニングワックス「ミストdeワックス」

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化学薬剤を使用していない手軽に使えるワックス。安心・安全な未晒し蜜ロウワックスと、日本と海外で特許を取得したアルカリイオン水のみを使用したホームクリーニングワックスです。

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ハウスメーカーの担当者によると、傷を目立たなくするには塗装するのが良いとのこと。ただ、塗装するとなると乾燥に12時間程度が必要だそうです。さらにその後にワックスがけをすると美しく仕上がると教えていただきました。

今はまだ子どもたちが小さいので難しいですが、子どもたちがもう少し大きくなったら塗装にも挑戦してみたいと思っています。

自分のペースでメンテナンスできるのが無垢材の良さ

天井はスカンジナビアパイン、壁はパインで仕上げた

ちなみに筆者宅は天井はスカンジナビアパイン、壁はパイン材で仕上げています。ふとしたときに天井や壁を見上げると、新築時よりやや日に焼けて味わい深い色味になっていて、気に入ってます。

今回初めて床のメンテナンスをしてみて、自分のペースでメンテナンスできる無垢材にして良かったと改めて感じました。これからも自分なりにメンテナンスをしつつ、経年劣化を楽しみながら暮らしていきたいと思っています。