猛暑でもエアコンを使わない!部屋の暑さ対策

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まだ梅雨時期だというのに、急な猛暑に参っている人も多いのではないでしょうか。
今年は特に猛暑になるとも言われており、夏を少しでも涼しくすごせるよう、暑さ対策を今から準備したいものです。
そこで今回は、毎年筆者が試した暑さ対策の中でも、気温的にも、ビジュアル的にも効果がある!と太鼓判を押す暑さ対策を、ご紹介します。
■1:育てやすい植物で「緑のカーテン」を
直射日光を妨げるだけでなく、植物の蒸散作用で気温を下げる効果が期待できる「グリーンカーテン」。
ゴーヤにパッションフルーツ、フウセンカズラにクレマチス……など、緑のカーテンに向いているツル性の植物はたくさんあります。
ここ数年、様々な種類を植えましたが、水遣りさえ忘れなければ、あまり手がかからず育てやすいと感じたのは「宿根あさがお(別名 ケープタウンブルー・琉球アサガオ)」と「ゴーヤ」でした。
窓と植物のサイズのバランスを見ながら、ある程度大きさのあるプランターに苗を2〜3つほど育てると、密度のある緑のカーテンになります。
緑が生い茂ってくると直射日光が入らず名前の通りカーテンになってくれて、気温も2~3℃はかわってくるように感じています。緑の視覚的効果での涼やかさは抜群です。
■ズボラさんは、水やりだけで育つ「宿根あさがお」がオススメ!
ゴーヤなどの実がつく植物は、ある程度大きくなったらどんどん収穫してしまいましょう。
実を放置したままだと、植物に栄養が行かなくなって早く枯れてしまったり、ツルが実の重さでしなってしまう事も。
グリーンカーテンを作りたいけど、あまり世話はしたくないという方には、咲きっぱなしの「宿根アサガオ」が向いています。
今から育てるのであれば、種からではなく苗を購入して育てる事がオススメです。
早朝は青色、午後にかけて紫色と、花色が変化するのも魅力のひとつです。
「アサガオ」と聞くと、小学生の頃に育てたように“花が終わると種がつく”イメージがありますが、「宿根アサガオ」は多年草なので種はつきません。
その代わり、越冬が上手に出来れば、翌年も同じ宿根アサガオで緑のカーテン作りが出来ますよ。
■2:「オーニング」で、見た目もおしゃれにサンシェード
日本に古来からある「よしず」のような役割を果たしつつ、UV加工されたものであれば紫外線もシャットアウトしてくれる「オーニング」。
筆者宅では夏、家族が過ごすリビング、ダイニングの窓にはこのオーニング(IKEAで購入)をつけています。
オーニングと室内のカーテンとのダブルの日除けで、部屋の中の温度の上昇を抑える事ができますし、効率よくエアコンも利かせられます。
また「よしず」に比べて取り付け位置の自由性が高いので、奥行きを持たせて取り付ける事ができます。
デッキにつければ、チェアなどを置いて夕涼みの場所としても楽しめるのも、嬉しいですね。
大切なのはフックの取りつけ場所。
よしずのように“立てかければいい”というわけではなく、建物の下地のある外壁面や窓枠にフックをつけてしっかり取り付ける事が必要です。
心配であれば、大家さんや建築会社などへ確認したうえで行ったほうが安心です。または商品によっては窓枠に磁石で取り付けられるようなものも出ています。
■3:愛するペットも暑さ対策
わんちゃんや猫ちゃんの暑さ対策に、自然の石マットも出ています。
今年初めて、筆者宅でも導入。
今までは、コンクリートの床上が1番涼しかったのか、そこで寝転がっていましたが、今年はこの石のマットで涼むのかどうか確認予定です。
いかがでしたか?
電気を使わず自然の力を利用しての暑さ対策、猛暑と予想される今年、何かひとつ取り入れられてエコノミーな暑さ対策してみませんか?