洗面台に実験用の流し!? 2度目の導入で取り除いたものって?
キッチンと並んで主婦が家づくりに力を入れるとしたら、やはり洗面所でしょうか?
特に、毎日必ず使い、洗面に化粧に家事に……と、無くてはならない洗面台。
こだわろうと思えば、いくらでもこだわれますよね。
そんな洗面台に、最近、本来は業務用の実験用流しが密かに人気なんです。
かくいう筆者も、前の自宅をリノベーションした時に、迷わず実験用流しにしました。
どこに人気の秘密があるか、ご紹介します!
■人気の理由はこの3つ
まず1つめ、なんといっても角形のシンプルなフォルムがお洒落!
支えるブラケット金具もかっこいいですよね。
そして2つめ、使ってみてわかる、バケツも置けるフラットで広いシンクが家事に便利!
うちの大型犬は不可能ですが、猫ちゃんや超小型犬なら、ここでシャンプーもできちゃうとか。
更に3つめ、業務用ということもあり、お値段も高くないのが嬉しいポイントですね。
■この魅力は1度使うとやめられない?
今回、狭小平屋のリノベーションでも、洗面器は新設する必要があったので、他も色々と見ましたが、結局この実験用流しをもう1度つかうことに決めました。
2度目ということもあり、1度目に「こうしておけばよかった」という点をいくつか改善してみましたので、ご紹介します。
■水栓金具はハンドシャワー式が望ましい
シンクの隅々を洗ってお掃除する際に、ハンドシャワーで効率がグンと上がります。
1度目はシャワーを付けなかった反省から、キッチン用のハンドシャワー水栓を使いました。
しかし計算しきれなかった点もありました。
洗面用ではないため、吐水口の位置がやや前に出てしまいました。
なので、手洗いや洗顔時には、左右どちらかに振って湯水を出すようにしています。
また、シングルレバー式の水栓は片手で温度調節ができて使い勝手がよいですが、レバーの上げ下げに空間が必要なので、棚や鏡のレイアウトに注意が必要です。
■思い切って省いたものは、この2つ
一方で、思い切って省いたものもありました。
本来、固定で取り付けるのが当たり前のタオル掛け、又はタオルリングを取り付けず、あるモノで代用してみました。
縁に角があるので、ニトリで買ったネクタイ用ハンガーを引っ掛けてみたら案外使いやすく、当面はこのままのつもりです。
もう1つが、石けん類の置き場でした。
石けん類は絶対に必要です。どこに置いておくかは大きな問題でした。
下の写真は前の家です。
シンク内側に吸盤式のソープディッシュを付けていましたが、ジャマになったりカビが発生したりが悩みでした。
そこで、「これってどうなんだろう?」と思いましたが、固形石鹸をシンクの隅にただ置くだけ方式にトライ。
底面には水はけの勾配が、排水口に向かってゆるくついています。
なので石鹸が完全に乾くには至りませんが、ソープディッシュのお掃除から開放されたのが嬉しいです。
※縁面に置いてあるのはSumaiでも紹介されたウタマロ石鹸です。筆者も愛用しています。
基本形に因われず、どんどん発想と思いつきにチャレンジできるのが自分の住まいの楽しさであり、良いところではないでしょうか。