設備

大木 聖美

スマート宅配ポストを設置して半年。受け取りのプレッシャーから想像以上に解放された

LIXILの「スマート宅配ポスト」を設置したエントランス

コロナの影響で宅配便を利用する回数が増えた、という方は多いはず。便利な半面、受け取りの回数が増えるので、時間を調整するのが大変になり、ストレスに感じてしまうことも。

くらし評論家の大木聖美さんは、もともと宅配便を利用する回数が多かったため、玄関先に宅配ボックスを設置したそうです。半年ほど使ってみて、想像以上に快適で使い勝手が良く、とても満足しているといいます。詳しくお話を聞きました。

スマホにメッセージが来るからやりとりがスマート

LIXILの「スマート宅配ポスト」と玄関アプローチ

筆者宅に取り付けたのはLIXILの「スマート宅配ポスト」。荷物が届くと連携したスマートフォンにメッセージが届きます。受け取り忘れがなく、集荷依頼もできます。また、複数の荷物の受け取りも可能。その様子をカメラ機能で見守れるので、防犯面でも安心感があります。価格は約18万円弱(取り付け工事費別途)でした。

数社のパンフレットを取り寄せて比較検討しましたが、屋外で長く使うものなので、まず重視したのは耐久性。また、デザインが素敵でスマートフォンと連携している操作性の良さなどからLIXILの商品に決めました。

ショールームが遠方で、しかもコロナ禍ということもあってオンライン接客サービスを利用しました。筆者宅の外観の写真を見ながらデザインや設置場所を相談でき、実物を操作しながら丁寧に説明をしていただいたので、安心して決めることができました。

電気工事が入るので事前に1時間ほど現地調査があり、そのタイミングで設置日を決定。実際の工事は1日で終わりました。

とにかくデザインがカッコいい!

LIXILの「スマート宅配ポスト」ぱデザインがカッコいい

設置して感じたのは、まず見た目がカッコいい!ということ。取り付けただけで筆者宅のエクステリアが確実にセンスアップしました。ポストは4色展開。ポールは塗装色が3色、木目色が4色の合計7色展開。自宅に合う組み合わせを選べるのもうれしいポイントです。

高さがあるので重たい荷物も取り出しやすい

LIXILの「スマート宅配ポスト」は足が付いていて高さがある

据え置き型ではなく、足が付いていて高さがあるので、荷物の取り出しがとってもラク。とくに重い荷物を取り出す際にそのメリットを実感できます。腰への負担を考えると、高さや取り出しやすさは重要だと強く感じました。

見た目はスリムだけど意外と大容量

LIXILの「スマート宅配ポスト」は意外と大容量

最近の宅配ボックスは意外と大容量です。筆者宅のスマート宅配ポストも、見た目はスリムですが2ℓのペットボトルが6本入った段ボールが2箱入る大きさです。

解錠はタッチパネルで。夜でも見やすくて操作しやすい

解錠はポストに取り付けられたタッチパネルで行うため、鍵がいらないのもスマートです。外扉を開けると出てくる操作パネルで荷物の「あり」「なし」がひと目でわかるので便利です。暗証番号を入力する数字部分は表示が大きく、操作も簡単。

夜は外扉を開けるとライトが周辺を明るく照らしてくれ、数字部分が青く光る

夜は外扉を開けるとライトが周辺を明るく照らしてくれるので、中の荷物をしっかり確認することができます。写真のように、数字部分が青く光るので、夜でも問題なく使えています。

やりとりが録画されるから安心。複数受け取りも可能

宅配ポストとスマートフォンを連携するホームユニットという機器

宅配ポストとスマートフォンを連携するホームユニットという機器を家の中に置いており、この機器のSDカードにすべての操作が録画されます。道路に面した場所に設置しても、やり取りはすべて録画されているので防犯面でも安心感があります。録画はスマホで確認することができます。

また、すでに荷物が入っているときに、別の荷物が届いた場合は、宅配業者からスマホに連絡が来ます。テレビカメラで現在の状況を確認しながら応答し、スマホから解錠して荷物を入れてもらう、ということことがスムーズにできるのです。

「待ち受け家事」がなくなり、心理的な負担がかなり軽減された

荷物の連絡は登録しているすべてのスマホに届くので、家族で連携して受け取る流れができました。

今までは筆者だけが荷物を管理していたので、再配達の手配や受け取りをひとりで担っていましたが、分担することで「荷物の受け取り」という家事の負担を軽減することができたのです。

おかげで到着日を気にせずネットでの買い物ができるようになりました。家族みんなで荷物の管理をしているというのは、気持ちがとてもラク!

LIXILの「スマート宅配ポスト」のおかげで夜でも荷物を受け取れる

また「再配達」といういわゆる「待ち受け家事」がなくなったことで、早く帰らなきゃと焦ることもなくなり、また再配達になってしまった…、と罪悪感を抱くこともなくなりました。

「この待ち受け家事」がなくなったことによる心理的な負担の軽減は想像以上でした。不在時はもちろんですが、在宅時でも育児や介護などでうまく受け取れない、という方も中にはいるかと思います。そんな方にとっても宅配ポストは大いに役に立つのではないでしょうか。

再配達による宅配業者さんの負担も軽減

今回、宅配ポストを設置してみて驚いたのが「付けてくれてありがとうございます」「助かります」といろいろな宅配業者さんから声をかけていただいたことです。ただでさえ配送量が増えているのに、再配達になってしまうとかなり大変だそうです。

筆者宅では門扉にインターホンとポストが付いていますが、そこにこうした宅配ポストもセットで設置されるのが当たり前という時代が来るのかも、と感じました。

少し費用はかかりましたが、設置して本当によかったと実感しています。宅配ポストの設置を検討している方の参考になれば幸いです。

●教えてくれた人/大木聖美さん
横浜在住の暮らし評論家。整理収納アドバイザー、防災備蓄2級プランナーなどの資格を持つ。片付け・掃除・家づくりなど暮らし全般の情報を日々ブログ「我が道ライフ」にて発信中