暮らしのコツ

田川瑞枝田川瑞枝

大型テレビを手放したら毎日が快適に!50代からの暮らし方

リビングの隣の寝室

「リビングに備え付けられた大型テレビをソファに座って見る…。50歳になったことをきっかけに、今までは当たり前だと思っていたことをやめてみたら、自由な暮らしが手に入りました」。そう話すのは、ライフオーガナイザーで整理収納のプロ・田川瑞枝さん。

50代からを快適に過ごすために見直したことを教えてもらいました。

その1:自分流のニューノーマルを手に入れる

スッキリと広々したリビング

家具や家電は、ある種、決まった使い方を求められています。たとえばテレビ。リビングに固定され、その場所に行かないと見ることができません。子育て世代の家族団らんを意識したリビング中心の暮らしは、テレビがあってソファに座って見るというのが一般的かもしれません。

でも、子どもが巣立って夫婦2人の生活となると、それまでの生活スタイルが合わなくなってくることも多々あります。暮らし方を見直して、ニューノーマル(新しい常態)を手に入れることが可能なのが、50代からの暮らしだと実感しています。

わが家は、テレビが壊れたことをきっかけに新しく買うかどうか検討した時に、大型テレビを買うのをやめました。リビングにテレビがあるのが常識だと思っている人には、ないと驚かれますが、リビングがすっきり広々使えて、模様替えも自由にできて本当に快適です。

その2:持ち運び可能な家電を選ぶ

持ち運び可能なテレビ

とは言っても、テレビが全くないわけではありません。私が選んだのは、持ち運び可能なテレビ、パナソニックの「プライベート・ビエラ」です。

プライベート・ビエラの側面

お風呂でも視聴できる防水タイプで、録画機能も搭載。薄くて軽いので、置き場所を選びません。キッチンや寝室など、自分が見たい時に見たい場所で見ることができるので、ストレスフリーです。

ダイソンの「ピュアホット+クール空気清浄ファンヒーター」

冷暖房機もエアコンのような設置型ではなく、持ち運びタイプを選びました。ダイソンの「ピュアホット+クール空気清浄ファンヒーター」です。エアコンだと部屋全体を温めますが、自分の周りだけ一気に温めたい時や冷やしたい時に便利です。持ち運んで使えるので、リビングでも寝室でも自分の居場所を1年中、快適にしてくれます。

最近は、リモートワークなどで個室にいる時間が長くなる人もいるので、持ち運べるのはとても便利だと思います。

その3:部屋の使い方を変えて暮らしをコンパクトに

リビングの隣に寝室を移動

これから先の暮らしを見据えて、暮らしをコンパクトにするのもオススメです。私は、リビングに接している部屋を寝室に変えました。リビングから見えても大丈夫なように、ベッドカバーをかけてシンプルに。

今までの寝室はリビングから離れた部屋だったので、行ったり来たりしていましたが、起きてから寝るまでの行動動線が短くなったので、無駄な動きもなくなりました。

スノコの上にマットレスを置いてベッドに

ベッド自体の移動も考えましたが、ベッドに付属のすのこ板を床に敷き、その上にマットレスを置いただけのローベッドタイプに。これなら気分に応じて移動ができるので、体力がなくなってきた50代でも、ラクに模様替えや掃除ができます。

家族優先の暮らしから、個人の楽しみを優先できるのも50代ならでは。大きな家電やベッドを小型化したり、生活動線を短くしたり、暮らしをコンパクトにととのえると、快適な毎日が手に入ります。

●教えてくれた人/田川瑞枝さん
ライフオーガナイザー、整理収納アドバイザー、ファイリングデザイナー。モノの片づけを通して、生き方の整理整頓を伝える「思考の整理収納塾」代表。時間管理、書類の整理、家計管理、住育、防災片づけ、ワークライフバランスなどのアドバイスも。ブログ「思考の整理収納塾~Sapporoちょこ*スタイル~」を更新中