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Sumai編集部

畳のにおいが恋しくなる人も。わが家の内装の満足度を聞きました【内装編】

設備・建材アンケート/内装編
内装は暮らしやすさだけでなく「美しい空間づくり」も重要に。機能性にデザイン性をプラスした設備・建材が人気です。掃除がしやすく、好みのものを選べるフローリングや、部屋の印象を変えられるカーテンや壁紙など、デザインのテイストやタイプも様々なものがあります。

日刊住まいでは、内装の満足度について家づくりの先輩たち100人にアンケートを実施。家づくり経験者や執筆陣へ「これは採用してよかった」「こうしておけばよかった」という、経験者ならではの本音をリサーチしました。大切な設備・建材選びの参考にしてください。

Q1 あなたの内装の満足度は?

あなたの内装の満足度は?

内装はテイストを決めて設備や建材を選べば見た目には満足できますが、使用してみて「こうすればよかった」と思うケースも散見

・北欧デザインの壁紙。玄関の靴用オープン棚の壁を仕上げてもらいました。出かけるときと帰宅したときに必ず目に入る場所なので、気分が上がるような壁紙を使いたいと思って(日刊住まい執筆者・志賀朝子さん)

・杉の無垢フローリングは足触りがやさしく温かいので気に入っています(日刊住まい執筆者・飯塚啓吾さん)

・テレビ後ろの壁材。白を基調としたリビングのいいアクセントになっています(日刊住まい執筆者・sakkoさん)

Q2 内装で採用してよかった設備・建材は?

1位 フローリング
2位 畳
3位 カーテン・ブラインド
4位 壁紙
5位 室内ドア・引き戸

設備・建材アンケート/内装編

カーテンや壁紙は、「色が気に入っている」「部屋の印象が明るくなった」など、好みの色柄を選んだことが満足につながっているよう

・寝室には畳を採用。落ち着けてぐっすり眠れます(神奈川県・40代・女性)

・老後を意識して引き戸にしたが、よかったと思う(埼玉県・60代・男性)

・何度もショップに通って、それぞれの部屋に合うように選んだカーテンはお気に入り(宮城県・60代・男性)

ブラインド/ノーマンジャパン

Q3 内装で採用しておけばよかった設備・建材は?

1位 塗り壁
2位 ブラインド
3位 畳
4位 フローリング
5位 壁紙

1位の塗り壁は調湿効果があるのも大きなメリット。コストがかかるため、「自分で塗ってもよかったかも」と考える人も

・カーテンだと何年か経つと経年劣化で買い替えなければならないが、ブラインドだと替えなくていい(岡山県・60代・女性)

・ワンルームのLDK全体に無垢の床材を採用したものの、油はねや水はねが起きるキッチンは、部分的に別の素材(タイル、フロアタイルなど)にしてもよかったかなとチラリと思うことがあります(日刊住まい執筆者・志賀朝子さん)

・リビング入り口の扉を引き戸にすればよかった。換気で窓を開けたとき、風が強いとき、ドアが勢いよく閉まることがあるので(日刊住まい執筆者・田川瑞枝さん)

・畳のにおいが好きで、無性に正座したくなるときがある(石川県・50代・男性)

・漆喰の壁です。壁紙を貼っているのですが、はがれてきてしまうので(日刊住まい執筆者・hanaさん)

・湿気が気になるわが家。塗り壁だと湿度調整に活躍しそう(埼玉県・40代・女性)

Q4 あまり使いこなせていない内装の設備・建材は?

メンテナンスが面倒なものへの不満のほか、「シンク上の吊り戸棚は不要だった」といった声も。適切な収納スペースづくりも大事です

・白い壁にしましたが、アクセントウォールなど一部壁紙を違う色にすればよかった(日刊住まい執筆者・安藤佳世子さん)

・フローリングは、水拭きができるもっとグレードの高い床材にすればよかった(京都府・50代・女性)

・畳の張り替えに思いがけずお金がかかってしまった(石川県・60代・男性)

・カーテンがかびてしまった(広島県・60代・女性)

塗り壁と畳が後悔の材料になりがち

掃除がしやすく、様々な材質や色から好みのものを選べるフローリングが、内装における「採用してよかった」の1位に。「音が響きにくい」「犬が滑りにくい」など、製品の特徴をつかんで採用するとメリットが得られるようです。
特に無垢材は、やわらかい肌触りもちろん、「質感がよく家具が映える」とおしゃれさにも満足している人が多く見られました。

壁については、色柄が豊富な壁紙が支持される一方、「調湿・消臭効果がやっぱり欲しかった」「自然な風合いがいい」と、塗り壁を支持する声も多数。ブラインドも、調光のしやすさやお手入れの簡単さから、カーテンを選んだ人があとからうらやましく思うケースがあることが分かりました。

また、「やっぱり和室は落ち着くのであったほうがよかった」「ときどき恋しくなる」と、生活様式を考慮して採用しなかった畳が、いざ暮らし始めてから必要だったと気づくケースも少なくないよう。決断は慎重に。

設計/若原アトリエ 撮影/松井進(1枚目)
設計/ネイチャーデコール 撮影/漆戸美保(2枚目)