収納術

安藤佳世子安藤佳世子

洗面所をおしゃれに整える習慣。急な来客の「借りますね」はもうへっちゃらに

スッキリした洗面所

洗面所はいつもスッキリ清潔に保ちたいものです。

北欧式整理収納プランナーでアロマテラピー1級の安藤佳世子さんは、漬け置き用の容器をコットンバッグで覆ったり、悪目立ちしがちな入浴剤をカゴや缶に入れるなど、ほんの少しの収納の見直しやインテリアの工夫と習慣づけで、きれいをキープしているそう。さっそく見せてもらいました。

これで、急な来客に「洗面所お借りしますね」と言われても余裕です!

使うものは使う場所に、インテリアと馴染ませて置く工夫を!

洗面所がランドリールームを兼ねているケースが一般的です。その場合、洗濯で使う洗剤などを洗面シンクの下に収納していることも多いかと思います。

しかしシンク下に収納していると、毎回腰をかがめて取るのが大変だったりワンアクション多かったりと何かと不便さを感じませんか?毎日使う洗剤はあえて使いやすい位置に置くことで、毎日の家事をラクにする工夫になります。

洗濯洗剤や、柔軟剤、香り付けのビーズは、おしゃれな容器に!

洗濯洗剤や柔軟剤は同じ容器に移し替えて見た目を整える

洗濯洗剤や柔軟剤は同じ容器に移し替えて見た目を整えました。ここで大事なのは同じ容器を使うことです。異なるデザインや色を選ぶとちぐはぐなインテリアになってしまうので気を付けましょう。また香り付けビーズは元々コーヒーなどを入れる缶に入れ直しています。そしてフリー素材で利用できるラベルを付けて名前付けをし、分かりやすくオシャレに変身させました。

※塩素系漂白剤など混ぜると有毒ガスが発生するものは詰め替えないでください。子どもが誤って口にしないよう手の届かない位置に置いてください

コットンバッグで覆い見た目もいいペットボトルの容器とスティック洗剤

こちらは、カットしたペットボトルをコットンバッグで覆ったもの。筆者の家ではワイシャツなどの襟袖汚れのスティック洗剤を使っています。その際の、漬け置き用の容器としてペットボトルを再利用。

覆っているのは、見た目をよくするためです。スティック洗剤は、このペットボトルの中に待機させておきます。これでスティック洗剤も悪目立ちせず、使うときも容器とセットなので便利。ペットボトルは液だれやホコリで汚れても使い捨てできるのでおすすめです。

使用頻度の低い洗剤などはシンク下に収納していて、毎日使うものだけを棚の上に置いています。まずはどの洗剤をよく使うのか見定めることです。

カラフルな入浴剤はカゴを使えば、インテリアにもなじむ

カラフルな入浴剤はワイヤーのカゴに入れる

見た目がカラフルな入浴剤は置き場所に困ることがあります。しかし毎日使うものなので、やはり手に取りやすい場所に置きたいですよね。

個別に梱包してあるものはおしゃれなカゴなどに入れておくだけでインテリアになじみます。筆者の家で使用しているものはワイヤーのカゴ。布巾を使って隠して収納しています。粉タイプのものであれば、上記の香り付けビーズのような缶に入れるのがよいでしょう。

タオル類はすぐに取り出せる場所にバスケット収納

毎日使うタオル類はバスケットに収納

タオルも毎日使うものなので、すぐに取り出せる洗面の背面に収納しています。また急な来客があってもタオルを替えたいときにワンアクションでパッと交換できるのがかなり便利です。

筆者の家では木の棚を購入しバスケットにハンドタオルやバスタオルを入れて収納しています。バスケットなら見た目もインテリアになじみやすいのでおすすめの収納アイテムです。

無機質なものはカバーを掛けるなどして隠す工夫を!

洗濯機はカバーをかけるなど隠す工夫を!

インテリアの邪魔になりやすいものはたいてい無機質で生活感のあるものです。特に洗濯機は洗面スペースにある家庭が多いと思うので、カバーを掛けるなど隠す工夫を。

しかし普段はカバーが邪魔になります。ですからタオル類と一緒に収納しておくといいでしょう。筆者の家では、洗濯機のコンセントなども何気に気になる部分なので、カーテンで覆って隠しています。

洗面所が整理できたら、グリーンと香りでもう一工夫

インテリアグリーンでさわやかに

洗面所にインテリアグリーンを置く

見た目にも癒やされるグリーンを1つ取り入れるのをおすすめします。筆者の家では洗面スペースが北側にあり陽があまり当たらないので、日陰でも大丈夫な観葉植物を選びました。

「アクアテラポット」という水やりの手間がかからないものを選んでいます。インナーポットから給水ひもが出ていて常に植物に適度な水分が供給される仕組みになっています。落ち着く空間づくりにはグリーンは必須なアイテムですが、植物の管理が苦手な方にはこのアクアテラポットがいいでしょう。

香りでおもてなし

香る優しい柑橘系の香りのディフューザー

水回りは何かとニオイが気になる場所。洗面スペースには洗面台や洗濯機もあるので、自分でも分かりづらいニオイには注意しなければいけません。

筆者の家では来客が手を洗う際にふんわりと香る優しい柑橘系の香りのディフューザーを置いています。また手洗い石けんも優しいラベンダーの香りのするものをチョイスしました。

負担にならない掃き掃除や、鏡拭きを習慣にして洗面所のきれいに保つ!

アナログ式に「ほうきとちりとり」でこまめに掃く

洗面所に置いてあるほうきとちりとり

普段からきれいにしておくことは大事かと思いますが、いざ来客があったときにササッと掃除できる環境が整っていることも大事です。

筆者の家の洗面スペースでは掃除機は使わずにサッと掃けるほうきを用意しています。見た目にも可愛いほうきとちりとりでインテリアの邪魔もしていません。

鏡は朝の洗面のあと30秒だけササっと拭く習慣を

朝の洗面のあと30秒でササっと鏡拭き

来客があったとき、曇った汚い鏡は見られたくない。また、普段からきれいな鏡のほうが自分や家族にとっても気持ちがよいもの。

まずは日常の生活の中で気になったら拭くような習慣付けで、いざというときにも慌てずに済みます。例えば朝の洗面のあとに30秒だけササッと拭く習慣を付けることからでも変わってくるかと思います。

あまり大きなDIYが必要なわけではなく、ちょっとした工夫や習慣で素敵な洗面スペースが実現できます。急な来客で慌てる必要もなくなりますし、普段の生活でも使いやすい洗面スペースに変わります。ぜひこの機会に洗面スペースの見直しを行ってみてはいかがでしょうか。

●教えてくれた人/安藤佳世子さん
北欧式整理収納プランナー、アロマテラピー1級。実家を二世帯住宅に建て直し「よりよい暮らし」をつくるため家やインテリア、生活について発信中