リネンカーテンをリビングに。導入の理由や透け感、魅力についてレポート
SNSでも人気のリネンカーテン。自然な風合いとやさしいイメージが魅力ですが、「実際の使い勝手はどうなの」と気になる人もいるのでは?
今回は日刊住まいライターが、リネンカーテンの購入レポをご紹介。検討する際に気にしたポイントや、リアルな使用感をレビューします。
新居のリビングを軽やかな印象にしたい!それならリネンカーテン!?
昨年、3LDKの新築マンションに引っ越したわが家。サイズの問題からリビング用カーテンを新調することに。
リネンカーテンの購入を検討したのには以下の理由がありました。あわせて、リネンカーテンについて気になった点についても紹介します。
圧迫感を感じさせず軽やかな印象のカーテンにしたい!
筆者が引っ越したマンションの一室は3階に位置しており、窓の外からの視線がほぼ気にならない環境。また北東向きのため日中の日差しも柔らかく、まぶしさや暑さは感じません。そんな条件下から、カーテンの遮光性や断熱性はさほど必要ないと考えました。
リビング空間は11畳とやや狭めなので、圧迫感を感じさせず軽やかな印象のカーテン生地が理想。また夫婦+3歳の子どもという家族構成なこともあり、静電気が起きずホコリがつきにくい麻の素材特性もメリットを感じた一つ。
それら住環境や特性、好みのテイストを考えた上で、天然素材であるリネンカーテンを導入することに決まりました。
気になるはリネンカーテンの手入れ方法や伸縮性
これまで化学繊維のカーテンを使用していたため、リネンカーテンについては幾つかの懸念点も。「天然素材のカーテンって手入れはどうするんだろう。家で洗えるのかな?」「伸び縮みが激しいって本当?」「昼と夜、それぞれの時間帯での透け感が気になる!」などなど。
これらの疑問点を解消するためにも、カーテンの実物が見られる場所へ足を運ぶこととなりました。
リネンカーテンを選ぶときにこだわったのは実物の色味や生地感
カーテンは面積が大きい分、部屋の印象を大きく左右する存在。さらに天然素材の風合いを重視したい思いから、実物を触って質感を確かめることは必須ポイントでした。
実際にリネンカーテンを見られる店舗に足を運ぶ
筆者が足を運んだのはリネンカーテン専門ブランドを取り扱うインテリアセレクトショップ。店舗内の窓にたくさんのリネンカーテン生地見本が吊るしてあり、自由に触ることができました。
布と布を重ねたときの透け感や、カラーニュアンスの違い、リネン特有のシワ感やネップと呼ばれる繊維の節など。こまかな部分まで店員さんの説明を聞きながらしっかりと確認しました。
生地見本を取り寄せるorレンタルが理想
できれば購入前に実際のカーテン生地を自宅の空間内に配置して、細かな部分までイメージしたいもの。足を運んだショップではカーテン見本をカラー別に貸し出ししてくれたので、自宅のレールに取り付けてじっくりと吟味することができました。最近は実店舗に行けない場合でも、生地見本の取り寄せができる店舗も多いそうです。
そうして手に取って光の透け感や生地の質感を目にすることで、迷いがどんどん解消されていきました。インテリアとの相性、朝昼夜の光の通し方。開いたときと閉めたときの印象はどうか。そんな細部まで実物を見て決めることができたので、不安のないセレクトができたと思います。
リネンカーテンに抱いていた懸念点もしっかり質問して解決!
リネンカーテンの懸念点についても、一つずつ解消していきました。
リネンは遮光性が低い分、程よく光を取り込んでくれます。それでいて、室内にいる人のプライバシーを守る程度の目隠し効果も持っているため、わが家の環境下では問題がなさそう。
伸縮に関しては、防縮加工を追加してもらうことである程度の予防が可能とのこと。洗濯も自宅でできるので、清潔を保てます。気になるポイントがすべてクリアできたので、購入へと踏み切りました!
買って大正解!リネンカーテンで明るいリビングが手に入った
実際にリビングにリネンカーテンを導入しての感想は「買ってよかった」の一言!部屋の印象が見違えるほど明るくなりました。これまで使用していた化学繊維のカーテンと比べると価格は高めではありましたが、それでも大満足です。
昼間はレースカーテンを閉め切っていても適度に光を取り入れてくれるので、木陰で日向ぼっこをしているようなやさしいリビングに。何よりリネンの風合いは、見る度に心を和ませる魅力があります。朝昼夜、全ての時間帯で違った表情を見せるので、ついついカーテンを眺めて過ごしてしまうほど。
シンプル&ナチュラルが好きで、柔らかな風合いを楽しみたい方にはリネンカーテンはきっとよい買い物になるはず!カーテンの買い替えに悩んだときには、リネンカーテンも視野に入れてみてはいかがでしょう。