トラブル

小林 ユリ小林 ユリ

近隣トラブルに発展も。年収、職業、学歴、親子関係の話はしちゃだめ

噂話をする様子とそれを発見した人のイメージ

口は災いの元という言葉もあるとおり、環境や関係性によっては「言わないほうがいいこと」や「しないほうがいい話題」があります。

昨年、実家を二世帯住宅にするためのリフォームを行った日刊住まいライターは、リフォーム工事が原因で母が近隣トラブルに巻き込まれそうになった経験があるそう。

「あと20年ローンが残っていて、簡単には引っ越せません。近所の方とはなるべくうまくやっていきたいので、その事件以来、話の内容には気をつけています」といいます。
具体的にどんなことに気をつけているのか、詳しく語ってもらいました。

リフォーム工事が原因で母が近隣トラブルに巻き込まれそうに

リフォーム工事が始まってすぐの頃、筆者は母から「実は近隣トラブルに巻き込まれている」という話を聞かされました。

工事の前は、いわゆる向こう三軒両隣に挨拶まわりをしたのですが、その後「わざわざ自慢をしに来た」と近所で噂になってしまったというのです。

母が買い物に行く途中、たまたま顔を合わせたご近所さんが心配そうに教えてくれたそう。でも、母はもう50年以上この地に住んでいるため、古くからの知り合いはこの噂話に耳を貸すことはなく、事なきを得たようです。

これがまったく初めての土地だったら、引越し前から近所付き合いに黒い影を落としてしまうところだったかも…、と考えるとゾッとしました。

夫の職業や年収の話はなるべく避ける

こんなふうに、近隣トラブルの原因はどこに落ちているかわかりません。母の事件以来、近所の方と話すときは、会話の内容によりいっそう気をつけるようになりました。

また、友だちや知り合いから「これを話して失敗した」という体験談を教えてもらい、その手の話題は口にしないように気を付けています。

とくに気をつけているのは夫の職業や年収にまつわる話題。

ママ友同士で夫の年収の話になり、気を使って少し低めの年収を言ったら、後日ひょんなことから夫の職業がバレてしまい、仲間外れにされてしまったという友人の話を聞いたことがあります。その友人は賃貸マンションに住んでいたのですが、結局引っ越すことになりました。

以来、近所の方と夫の職業や年収の話になりそうなときは、うまく話題を変えるなどしています。

教育や学歴については触れない

教育や学歴に関する話題もなるべく触れないようにしています。

ある友人が住むエリアは「母親が働くなんてあり得ない。子どもに高い学力をつけさせるために専業主婦になるべき」という風潮が強く、ママ友は中学受験を考えている人たちばかりだそう。

その友人は高学歴で、会社員として働いているのですが、うまくやっていくために、そのことはママ友たちに絶対に言わないようにしているそうです。

親子関係や義実家について具体的なことは話さない

親子関係に関する話題も、トラブルになりやすい内容のひとつ。

実家が近く、実母に子育てを手伝ってもらっている友人は、近所の人にそのことを話したら「私は母が既に他界しているのに自慢された」と近所で悪者扱いされてしまったそうです。

義実家とのトラブルなども避けた方がいい話題だと思います。

知り合いが、聞き上手なご近所さんに、うっかり義実家とのトラブルについて話してしまったところ、近所中に広まってしまったそうです。悪い話ほど早く広まってしまうので、この手の話はしない方が賢明かもしれません。

筆者は、今回挙げたような話題を避けることで、今のところ大きなトラブルもなく、近所の方とうまくお付き合いできていると思います。良好な近所付き合いのためには、トラブルになりそうな話題をなるべく避けることが大切だとつくづく感じています。

イラスト/押本達希