共働きでも湿気を溜めない!「シューズクローク」の湿気対策のポイントは空気の流れ!
ジメジメした梅雨。カビ対策が必要不可欠になる時期ですね。
でも、冠婚葬祭などで滅多に使うことのない靴を手に取ってみたら、カビが生えていた!
そんな経験ありませんか?
最近の住宅で取り入れることの多い、大きな靴の収納スペース、「シューズクローク」。
靴箱のように閉鎖された箱ではないので安心……と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
そんなことはないのです。
今回は、我が家で実践している、シューズクロークでカビを発生させにくくする方法をご紹介します。
■空気の動きがポイント
設計上、シューズクロークに窓がないお宅は多いと思います。
奥まった場所にある場合、特に注意が必要なのは、空気が動いていないこと。
湿気があることが直接的な原因ではなく、空気が動いていないことがカビを発生させる大きな原因なのです。
■換気扇は強い味方!
これからマイホームをお考えの方は、小さいもので構わないので換気扇をつけることをお勧めします。
換気扇を使って空気を動かすことで、カビを発生しにくくしてくれますよ。
すぐに取り入れられる方法の1つとしては、サーキュレーターを使うのも効果的です。
その際、風がシューズクロークの出口に向けて流れるような風向きにすることがポイントです。
■換気は必ず日中に!
雨の降った次の日。
湿気を吸いこんだ床が、気温の上昇と共に湿気を吐き出します。
そこで、梅雨の晴れ間には必ず玄関を開けて空気の入れ替えをすることがとても大切。
逆に夕方から夜にかけては湿度が高くなるので、空気の入れ替えは、日が陰る前までに済ませましょう!
■共働きで日中換気が難しい方におススメの方法
でも、共働きの方などは、なかなか日中の換気というのが難しいですよね。
私もその1人です。
我が家では、玄関を開けて換気をする代わりを、通気口がしてくれています。
換気扇をつけたから安心ではありません。
換気扇は言ってみれば空気の出口、空気には入口も必要なのです。
通気口を設けることで、留守中も新鮮な空気を室内に取りこむことが出来るのです。
たくさんの靴を収納できる便利なシューズクローク。
梅雨時期だけでなく、1年通して雨は降ります。
湿気との上手な付き合い方を身につけたいものです。
上手に湿気対策をして、素敵な靴を長く愛用し続けたいですね!