インテリア・雑貨

Sumai編集部

調光ロールスクリーンで採光と通風を快適に。カーテンやブラインドには戻れない

1階リビングに採用した調光ロールスクリーン
カーテンだと部屋が重たい印象に。ブラインドは上げ下げが大変だし、見映えもいま一つ…。カーテンの買い替えや新築で窓回りをどうするか検討している人には頭の痛い問題です。

インテリアコーディネーターのsayakoさんのおすすめは調光ロールスクリーン。そうした不満を解消してくれる優れものです。簡単な操作で光を調節でき、外からの視線を遮った状態で室内に風を取り込むことも可能。

今回はメリットいっぱいのその魅力と、自分で取り付けるときのポイントを教えてもらいました。

機能的でスマート!プロもイチ押しの調光ロールスクリーン

「ロールスクリーンは知っているけど、調光できるってどういうこと?」と疑問に思われる方も多いでしょう。通常のロールスクリーンの場合、光を取り入れるためにチェーンでスクリーンを巻き上げる必要がありますが、調光タイプはほんの少しの動作で光をコントロールできます。

調光ロールスクリーンは透明と不透明の生地をボーダー状に重ね合わせてつくられており、チェーンで生地をスライドさせることで遮光も採光もできる仕組みになっています。
それではロールスクリーンで遮光したパターンと採光したパターンを見てみましょう。

遮光しているときの状態。まぶしい光を遮断し程よい明るさ!

ロールスクリーンで遮光

採光しているとき。目隠ししながら室内に風を取り込める!

ロールスクリーンで採光
もちろん、チェーンで巻き上げればスクリーンごと上げることも可能です。

この調光ロールスクリーンのもう一つの魅力は、目隠しをしながら風通しも可能なこと。通常のロールスクリーンの場合、外からの風を取り込もうとすると、窓が全開になってしまい近隣からの視線が気になります。でも、調光ロールスクリーンなら、下したまま風を通すことができるのです。

スマートな見た目とは裏腹に、機能性に優れていて日々の暮らしでとても扱いやすいので、インテリアコーディネーターとして今一番おすすめしたい商品です。

自分で簡単に取り付けられるタイプも!施工方法のチェックを忘れずに

天井付けにした調光ロールスクリーン
筆者宅は新築と同時に工務店に取り付けてもらいましたが、最近では両面テープで簡単に取り付けられる商品も発売されています。ネットショップやニトリなどで気軽に購入することができます。

自宅に取り入れたい場合は、施工方法で選ぶとよいでしょう。
簡単に自分で取り付けたいなら両面テープタイプや、ニトリの簡単取り付け金具付きのタイプを選ぶのがおすすめです。一方、DIYが苦手な方やプロにしっかりと取り付けてもらいたい!という方は筆者宅でも採用しているタチカワブラインドの「デュオレ」がおすすめ。簡単な工事なので数時間あれば完了します。

また、取り付ける際に選べる「正面付け」と「天井付け」について知っておくと便利です。

正面付け

調光ロールスクリーンを正面付けした図
正面付けは、窓枠を覆うように壁面へ向かって取り付ける方法です。ロールカーテンで窓枠をすっぽり隠してしまいたいという方におすすめ。遮光したときに光が側面から漏れにくいのも正面付けの特徴です。

天井付け

調光ロールスクリーンを天井付けした図
天井付けとは、ロールスクリーンを窓枠の中に設置する取り付け方法です。窓枠内に生地を収めてすっきりさせたいという方におすすめですが、側面に隙間ができてしまうためロールカーテンを下ろしていてもある程度の光は入ってきます。

またそれぞれを横から見ると、正面付けは窓枠分の出幅が発生しますが、天井付けは設置面からストンと落ちるイメージです。
天井付けは窓枠内に取り付ける方法もありますが、筆者宅のように天井へ直接取り付けて窓全体を覆ってしまう方法もアリ。天井を高く見せたい、ダイナミックに見せたいという方にこの方法はとてもおすすめです。

ロールスクリーンを選ぶ際は、「正面付け」「天井付け」の特徴を参考にして、仕上がりの好みや目的に合わせて選んでみてください。

このほかにも、商品によっては既存のカーテンレールに専用のブラケットを使って取り付けられるものもあります。

調光ロールスクリーンはリビングのメインとなる掃き出し窓におすすめ!

タチカワブラインドの調光ロールスクリーン「デュオレ」
筆者宅にはリビングの掃き出し窓に設置していますが、来客者は皆「素敵!」とほめてくれます。リビングは寝室と違い遮光レベルにこだわる必要もないので、昼間は生地を閉じていても自然な光が入り、夜も外から透けて見える心配もありません。

調光ロールスクリーン、見た目もスタイリッシュでおしゃれなので、ぜひリビングのメイン窓に検討してください。

※防炎性、遮光性、断熱性、UVカット機能はチェックしておきましょう

カーテンやブラインドとはどう違う?それぞれの特徴をチェック

最後に、カーテンやブラインドとの違いもご紹介しておきましょう。

カーテンはデザインが豊富!高級感も演出しやすい

カーテンのよさは、なんといってもデザインの豊富さです。生地のテキスタイルやカラー、柄などお気に入りのカーテンが見つかりやすいのが魅力。

またカーテンには、ドレープというヒダによって、立体感が出ます。これにより、重厚感や高級感を演出してくれるというメリットも。しかし圧迫感を感じ、部屋が狭く感じることもあります。

ブラインドは和紙やウッド調など素材感で演出を楽しめる

調光ロールスクリーンと同じように、ブラインドも光や風のコントロールがほんの少しの動作でできます。そしてカーテンと同様に、部屋の雰囲気に合わせて和紙やウッド調素材にするなどコーディネートを楽しむこともできます。

しかし、ブラインドは掃き出し窓のような大きな窓に設置すると、上げ下げの動作が意外と大変です。日々の動作となると、ストレスを感じる方も多いと思います。検討される方は、実際にショールームなどで、事前に体験してみることをお勧めします。

カーテンやブラインドには、それぞれの魅力や選ぶ楽しさがあります。そんな中で、調光ロールスクリーンというアイテムをひとつ知っておけば、選択肢が増えてコーディネートの幅が広がります。ぜひ参考にしてみてください。

●教えてくれた人/sayacoさん
インテリアコーディネーター、キッチンスペシャリスト、福祉住環境コーディネーター2級の資格をもつ。トレンドを追うだけでなくユーモアのあるインテリアにこだわり、日々テンションの上がる部屋づくりを目指している