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杉山 正博杉山 正博

クルマ専用の「Echo Auto」がかなり使える! 暮らしを便利にする8つのコマンド

Echo Auto

Amazonのスマートスピーカー「Echoシリーズ」、いわゆる「Alexa(アレクサ )」に、クルマ専用のデバイス「Echo Auto(エコーオート)」があるのをご存知でしょうか。ハンドルから手が離せない運転中に、音声でさまざまな操作ができて、とても便利。しかも、税込み4980円と手頃な価格で、設置もカンタン。

昨年9月末の発売直後に購入した日刊住まいライターが、約半年にわたってEcho Autoを使ってみた感想と、便利な活用法を紹介します。

設置はエアコンの送風口に差し込むだけで超カンタン

Echo Autoを送風口に設置

「Echo Auto(エコーオート)」の設置は、付属のマウントを使用します。エアコンの送風口に差し込むだけで、簡単に固定できます。ただし、送風口の形状によっては設置できない場合もあるので、購入前に確認を。

マウントの上部はマグネットになっている

マウントの上部はマグネットになっていて、本体裏の四角いくぼみにぴったりとはまり、固定できるようになっています。

ではさっそく、Echo Autoをどんな風に活用しているか、8つのコマンド(コンピュータに特定の機能の実行を指示する命令)に分けてご紹介していきます。

Echo Auto - スマホとの組み合わせで車の中でもAlexaを

Echo Auto - スマホとの組み合わせで車の中でもAlexaを

話しかけるだけで、音楽を再生したり、予定を確認したり、電話をかけたりできます。ノイズの多い車内環境でも、8つのマイクで声だけを聞き取ります。

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1.「アレクサ、(プレイリスト名)を再生して」が一番利用頻度が高い

Echo Autoのパッケージ

スマートスピーカーの基本中の基本ともいえる音楽再生は、やはり一番利用頻度が高いコマンドです。

運転中にカーオーディオやスマホを操作するのは危険なだけでなく、いわゆる「ながら運転」として罰則も強化されています。

その点、Echo Autoがあれば、運転中でもハンズフリーで、聴きたい曲をかけたり、次の曲に飛ばしたり、リピート再生したり、さまざまな操作ができます。

対応している音楽配信サービスは、Amazon Music、Apple Music、Spotify、AWAなどで、筆者は「Amazon Music」を使用しています。

「アーティスト名」や「曲名」、「ジャンル」などを指定して曲をかけることもできますが、アレクサがうまく認識できず、まったく違う曲がかかることも。

そうすると、なんだか気分が萎えてしまうので、運転中に聴きたいプレイリストをつくり、わかりやすいプレイリスト名を付けて、「アレクサ、○○(プレイリスト名)をかけて」と呼びかけるようにしています。

※この後は、最初の「アレクサ」というウェイクワードは省略して記載します。

2.「音楽の続きをかけて」で曲の続きから再生

Echo Autoを使って車内で音楽を聴くとき、筆者がもうひとつよく使うコマンドが「音楽の続きをかけて」です。

運転中、コンビニなどに立ち寄り、買い物をしてエンジンをかけ直したとき、「音楽の続きをかけて」と呼びかけると、先ほどまで聴いていた曲の続きから再生してくれます(ちなみにまだAmazon Musicでしか試していません)。

カーオーディオだと、停車してエンジンをかけ直すと、自動的に先ほどまでかかっていた曲の続きから再生されますよね。ひと声かける手間はありますが、それと同じことが、Echo Autoを使った音楽再生でも可能です。

3.「最新のニュースを教えて」で移動中にその日の出来事を確認

Echo Autoで最新のニュースを確認

仕事や用事を終えてクルマに戻ってきたときなどに、この「最新のニュースを教えて」というコマンドもよく使います。

アレクサアプリの「設定」→「フラッシュニュース」に登録してある配信元の最新ニュースやヘッドラインを聞くことができます。

まるでラジオのニュースを聴くような感覚で、移動のちょっとした時間に、その日の出来事が確認できて便利です。

4.「音声メモを開いて」で忘れたくないことをメモ

Echoシリーズには、「スキル」というアプリのようなものがたくさんあって、それを追加することで、さまざまな音声操作ができるようになります。

「音声メモ」はそのスキルのひとつで、名前のとおり、音声でメモした内容が、登録してある自分のメールアドレスに自動で送られます。

たとえば運転中においしそうなラーメン屋を見つけたときや、仕事に関するアイディアを思いついたときなどに、「音声メモを開いて」と呼びかけ、音声でメモしています。

5.「買い物リストに○○を追加して」で買い忘れを防げる

「買い物リストに○○を追加して」というコマンドも、よく使います。

運転中、「そういえば、あれを買わなきゃ」と思い出すことが多いのですが、メモをしないとすぐに忘れてしまいます。

そんなとき、音声で「買い物リスト」に記録しておけば、買い忘れがなくなります。メモした買い物リストは、スマホのアレクサアプリで確認でき、チェックを入れながら買い物ができます。

6.「アナウンスして」で家族に帰宅時間を伝えられる

Echo Autoと同じAmazonアカウントでログインしているデバイス

「アナウンス」とは、同じAmazonアカウントでログインしているEchoシリーズのデバイスに、音声メッセージを流せる機能です。

たとえば、各部屋にEchoデバイスが置いてあれば、キッチンから「ご飯できたよー」などと呼びかけるときに便利です。

筆者は、自宅に2台のEcho製品を設置しており、Echo Autoと同じAmazonアカウントでログインしています。

そのため、クルマにあるEcho Autoから、例えば「アレクサ 、あと30分で帰るよ、とアナウンスして」と呼びかければ、自宅のEchoデバイスからアナウンスが流れ、家族に伝えることができます。

Echo Show 8 (エコーショー8) HDスマートディスプレイ with Alexa、サンドストーン

Echo Show 8 (エコーショー8) HDスマートディスプレイ with Alexa、サンドストーン

Echo Show 8は、高音質ステレオスピーカーを搭載し、鮮明な画質を提供する8インチHDディスプレイ付きのEcho端末です。

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7.「○○に呼びかけて」で会話ができる

「アナウンス」と似た機能で、「呼びかけ」があります。「アナウンス」は、自分のAmazonアカウントに登録してあるEchoデバイスに、音声メッセージを一斉送信する機能。

「呼びかけ」は、ある特定のEchoデバイスを指定して呼びかけ、応答があれば会話できるという機能。電話のように会話ができますので、意外に便利です。

8.「エアコンをつけて」で憧れのスマートハウスが手軽に実現

「ラトックシステム」の家電リモコン

自宅のEchoデバイスに家電リモコン(スマートリモコン)をプラスすると、音声で自宅のエアコンやテレビ、照明、扇風機などが操作できるようになります。

たとえば運転中にEcho Autoに「アレクサ、エアコンをつけて」と呼びかけると、自宅のエアコンがオンにできます。家に帰ったら部屋が涼しい(暖かい)という、憧れのスマートハウスが手軽に実現できるのです。

もちろん自宅にいるときも、声で家電が操作できて、かなり便利。筆者は5000円ほどで購入した「ラトックシステム」の家電リモコンを取り付け、Echoデバイスと連携させて使っています。ちなみに筆者が使っているのは少し古いタイプで、今は新しいモデルが出ています。

ラトックシステム スマート家電リモコン

ラトックシステム スマート家電リモコン(新モデル)

Amazon Alexa、Googleアシスタント搭載 スマートスピーカーに対応。外出先からもクラウド経由でリモコンの操作が可能。主なメーカー・機種のリモコンデータを事前に登録済み。

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「◯◯までナビして!」は、今後に期待!

このように、運転中、声によってさまざまな操作ができる「Echo Auto」は活躍する場面が多く、自宅のEchoデバイスと連携することで、さらに使い勝手がアップします。

ただ、運転中にいちばん声で操作したい「カーナビ」には、Echo Autoは対応していません。たとえば、「アレクサ 、東京駅まで案内して」と呼びかけると、「すみません、交通情報をお知らせすることは、まだできません」と返ってきます。

「まだ」ということは、いつか対応する予定なのかもしれません。「○○まで案内して」と呼びかけたら、マップアプリが立ち上がり、経路案内がスタートしたらかなり便利だと思います。これからのEcho Autoの進化が楽しみです。