暮らしのコツ

大田単大田単

キッチンガーデンでフレッシュハーブティーはいかが?鉢ひとつで収穫ラクちん

鉢植えキッチンガーデンと収穫したものでつくったサラダとハーブティ

家事やテレワークに疲れたとき、おうちでフレッシュハーブティーを飲めたら、ストレスも吹き飛びそう!そこで、おすすめなのが、自宅で野菜やハーブを育てるキッチンガーデン。鉢植えでOKですから、窓辺やベランダなど小さなスペースでも始めることができます。

今回は、ガーデンデザインの本や雑誌を執筆し、自らもハーブを育てている二級建築士の大田単さんに、手軽にはじめられるキッチンガーデンの楽しみ方を教えてもらいました。

DIYでオリジナルの鉢や名札をつくるアイデア、おすすめのハーブやエディブルフラワー、そして土の選び方まで!これですぐにキッチンガーデンができそうです。

野菜やハーブを育てて楽しむキッチンガーデン。一鉢からでも始められる!

キッチンガーデンで収穫したハーブティー

キッチンで使う植物を育てるキッチンガーデン。庭にハーブや野菜を植えるのが一般的ですが、鉢植えにすれば、おうちで菜園を楽しめます。

小さな鉢植えなら、日当たりのいい窓辺やベランダなどで育てることができ、むしろ庭よりキッチンに近いので、さっと料理に使うことができて便利です。

フレッシュハーブティー

はじめて育てるなら、初心者にも育てやすく、楽しめるミントなどのハーブ類がおすすめ。ミントは葉を摘んでポットに入れ、沸騰したお湯を注ぎ、3~5分でフレッシュハーブティーが完成。美しいグリーンの色とさわやかな香りに癒されます。レストランやカフェの味をおうちで楽しめますよ。

リーフレタスやエディブルフラワーのサラダ

ハーブ以外では、リーフレタスやエディブルフラワーもよいですよ。エディブルフラワーは、食用できるお花のこと。サラダなどの料理に添えるといつもの料理がぱっと華やかになります。

鉢をペイントして簡単DIY! 小さなキッチンガーデンのつくり方

ここでは、鉢にペイントしてオリジナルのキッチンガーデンをつくる方法を紹介します。

鉢にペイントしてオリジナルのキッチンガーデンをつくる

準備する材料

  • 素焼きの鉢
  • 水を入れる皿
  • 下に敷く新聞紙など
  • 紙やすり
  • アクリル絵の具
  • スポンジ
  • スタンプ
  • 木のマドラー

水を少し浸したスポンジに好きな色の絵の具を付ける

水を少し浸したスポンジに好きな色の絵の具を付け、素焼きの鉢に塗っていきます。水性絵の具ではなく、乾くと耐水性のある塗料を使いましょう。スプレータイプの塗料でもよいのですが、室内やベランダではニオイが出るので避けたほうが無難です。

色やムラのつけ方で、自分だけの鉢をアレンジ

私は、ゴールドのアクリル絵の具を塗って乾いたあとに、白を重ねました。塗りムラは味になるので、そのままにしてあります。色やムラのつけ方で、自分だけの鉢をアレンジできますよ。

鉢の通気性を考え、底や内側など見えない部分は塗らない

素焼きの鉢はプラスティックより通気性に優れていますが、ペイントすることで効果が落ちます。そこで、鉢の底や内側など見えない部分は塗らずに残しました。

オリジナルの鉢のでき上り

オリジナルの鉢が完成。素焼きの鉢が、味のある白い鉢になりました。白いペイントの下にゴールドが少し見える仕上がりです。もっと下地の色を見せたい場合は、表面を軽く紙ヤスリでこすります。

マドラーやアイスのスプーンなど木のスティックで名札をつくる

次は、名札づくり。マドラーやアイスのスプーンなど木のスティックを白く塗装します。

アルファベットのハンコで、植える植物の名前をスタンプ

100均などで手に入るアルファベットのハンコで、植える植物の名前をスタンプ。油性のインクを使います。かわいい名札ができました。

鉢植えキッチンガーデンにおすすめのハーブやエディブルフラワー

今回、私が植えたハーブを紹介します。

ミント(アフターエイト)

フレッシュハーブティーにするとおいしいミント

ペパーミント系の新品種。ペパーミントに比べ、香りが少し穏やか。フレッシュハーブティーにすると優しい味でとてもおいしいです。

カモミール

リンゴのような甘い香りの白い花が咲くカモミール

リンゴのような甘い香りの白い花が咲きます。花をフレッシュハーブティーにしたり、パンやお菓子の生地に練りこんで使います。

ナスタチウム

サラダなどに散らすととてもきれいなナスタチウム

エディブルフラワーのひとつで、花や葉を食用できます。ピリリとした辛味があり、色はもちろん味のアクセントになります。サラダなどに散らすととてもきれいです。

肥料入りの培養土を使うと植え付けも簡単!軽い土を選べば持ち運びもラク

ハーブの基本的な植え方を紹介します。

ハーブの植えるのに用意するもの

用意するもの

  • 素焼きの鉢
  • 鉢底ネット
  • 赤玉土
  • 培養土

素焼きの直径30㎝の鉢に赤玉土を入れたところ

今回は、10号鉢と言われる直径30㎝の素焼きの鉢を用意しました。寄せ植えに使われるサイズで、苗2、3株を植えるのに最適です。

赤玉土を一番下に入れ、培養土を入れます。土の量の目安は、8~9Lです。ハーブを植えた鉢は、日当たりのよい場所に移動する必要があるので、重量が軽いタイプの培養土を選んだほうがラクです。

ポットから取り出した苗を鉢に植え替えたところ

ポットから土を崩さないように、苗を取り出し、土に開けた穴に入れ、手で苗のまわりをぎゅっと押さえます。花の咲くハーブやエディブルフラワーを組み合わせると見栄えがします。

DIYした名札を刺す

DIYした名札を刺します。

でき上ったキッチンガーデン

窓辺やベランダなど日当たりのよいところへ置きましょう。水は土がよく乾いてから、たっぷりと。鉢の下から水が出るくらいあげます。小さめの水受け皿だとあふれてしまうので、鉢よりひとまわり大きめの水受け皿にするといいですよ。

お庭でのキッチンガーデンも素敵ですが、おうちの中で育てる鉢植えのキッチンガーデンは、収穫するのも楽ちん。自分で育てたハーブで入れるティーは格別です。おうち時間の楽しみが広がります。

●教えてくれた人/大田 単さん
二級建築士。設計事務所に勤務しながら、 インテリア、ガーデンデザイン等住まい関係の編集者、ライターとしても活躍中