クイズ 連載

Sumai編集部

「呎」読める?長さの単位で、アメリカだけが今でも頑固に使ってます

読めそうで読めない「呎」
口偏に尺。尺は1尺、2尺…。日本古来の単位です。呎も同じように西洋で使われてきた単位を表す漢字。この単位、ある法律ができてからは、ほかの単位に統一されていきます。でも、なぜかアメリカは今でも頑固に使っています。

さて何と読むでしょう?

1尺の長さは約303㎜。建築や土地を測る単位としては今も現役!

長さの単位

尺貫法をご存知でしょうか?

長さの単位を「尺」、重さの単位を「貫」とする日本古来の単位です。ちなみに体積の単位は「升」。あの日本酒の1升ビンの「升」です。

日本は1885年(明治18年)にメートル条約に加盟。土地や建物の表記を除き1959年からメートル法が完全実施されています。

尺と同じ長さの単位には間(けん)、寸(すん)などがあります。メートル表示にすると以下の通りです。

  • 1間…約1820㎜
  • 1尺…約303㎜
  • 1寸…約30.3㎜

ちなみに今でも土地で使う「坪」も同じ尺貫法の面積の単位。メートル表示では、約3.305 785㎡。概算で3.3㎡として計算されることが多いようです。

呎はヤード・ポンド法の長さの単位。長さも尺とほぼ同じ!

フィートは足の長さからきた単位

正解は「フィート」です。

1尺は大人の手で親指と人差し指を広げた長さのほぼ2倍。よく建築現場で年配の大工さんが、指を尺取り虫みたいにして測っています。見たことありませんか?

実は尺取り虫の呼称は、この親指と人差し指で長さを測るのに似た動きをすることからきています。

尺が手で測るのに対し、呎(フィート)は足の大きさに由来する同じ身体尺(身体の一部を使ってものの長さや量を測る方法)です。

ヤード・ポンド法に置ける長さの単位で、1フィートは304.8㎜です。
それにしても尺貫法の尺とヤード・ポンド法のフィート、地球のまったく異なる場所で誕生した単位なのに、ほぼ同じ長さというのは興味深いですね。

もう1つ雑学を。ヤード・ポンド法だと、フィートの下の単位はインチ。尺貫法が尺の10分の1が寸なのと同じで、漢字では口偏に寸の「吋」と書きます。

ただしこちらはフィートの12分の1。メートル法に換算すると2.54㎝。ということで寸と吋は長さが結構違います。

この漢字にもチャレンジ!

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画像/PIXTA(漢字画像を除く)

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