イベント情報

Sumai編集部

漆・ステンドグラス・自然染めの3人展が三重県桑名市の古⺠家宿で開催


三重県桑名市の古⺠家宿「CASA WATARI KUWANA」で「第1回 ふるえるかわいさ展 古くて新しい色の世界 漆・ステンドグラス・自然染め」が、5月の14と15日に開催されます。
テーマは、古くて新しい⾊の世界。漆器職⼈・笹浦裕⼀朗さん、ステンドグラス&アイアン作家・藤井徳⼦さん、染⾊家・澤⼭桃⼦さんの3人展です。
今回は、このイベントでも展示される作品の一部を紹介していきます。

ダイニングに彩りを。カラフルな漆の器


こちらの漆器のお椀は、三重県四日市市に工房を構える「おわんのささうら」のもの。主宰しているのは、漆器職人の笹浦裕一朗さん。お味噌汁を飲むためのお椀を作品の中心に、伝統技法に忠実な創作活動にこだわっています。

昔ながらの朱や黒の漆器をつくる一方で、写真にあるようなピンクやグリーンなどカラフルな色漆の漆器も発表。持ちやすく飲みやすい、現代に生きる私達にとって使いやすい形を追求し続けているそうです。

漆の趣ある質感とカラフルな色のコンビネーションは、とてもモダンな雰囲気。足のないボール型は、お味噌汁だけではなく、ヨーグルトやスナックを入れてもいいですね(左/拭漆のお椀5800円 色漆のお椀 各8800円)。

●問い合わせ おわんのささうら tel.059-358-7335

飾るだけでその場所が愛おしく。暮らしに馴染むステンドグラス


このシックな印象のステンドグラスは、ステンドグラス&アイアン作家・藤井徳⼦さんの作品。「乃⾐絵」という工房を主宰しています(ステンドグラスパネル 24200円)。

ステンドグラスというと、一般的には、色鮮やかでデコラティブなものを思い浮かべがち。でも、乃衣絵から生まれるステンドグラスは、こうした印象とは対をなすもの。ワントーンやアンバー系の色の組み合わせや、シンプルなデザインがとっても新鮮です。アンティークな雰囲気がありながら、今の暮らしにもすっと馴染みそう。

「普通の生活が愛おしく感じられるように、という想いを作品に込めています」と藤井さん。窓辺や玄関にそっと添えるだけで、その空間が大好きな場所になりそうですね。

問い合わせ 乃衣絵 tel.059-396-0950

遊び心がいっぱい。天然染料を使って伝統的な手法で染めた風呂敷


ベンガラ染という手法をご存知ですか?ベンガラとは土から取れる酸化鉄という成分のこと。これを天然の染料として使います。

江戸時代に盛んに行われた「板締め絞り」という技法と組み合わせれば、ベンガラで無限に文様をつくり出すことが可能に。写真は、澤山桃子さんが主催する自然染⾊工房「somemomo」による作品。幾何学模様がかわいい、板締め絞りの風呂敷です(2600円から)。伝統的な染め方ですが、色の組み合わせ次第で、モダンでかつ、洗練されたデザインにもなるそう。

技法は異なりますが、「somemomo」ではこんな風呂敷も製作。広げるとグラデーションが美しく映えます(虹色包み4500円、70×70㎝)。

夕焼けのイメージで染めたという風呂敷も(3300円、60×60㎝)。

問い合わせ somemomo

会場となる古民家宿は、築130年のお屋敷をリノベーションしたもの。時を感じさせる重厚な建築のなかで展示される、モダンに生まれ変わった暮らしの品々。一見の価値ありですよ!