クイズ 連載

Sumai編集部

「鹿尾菜」読める?お惣菜の定番で煮物にすると美味しい、黒くて細いもの

読めそうで読めない「鹿尾菜」
ある食材の名前です。面白い名前だと思いませんか?

そのまま漢字の意味をつなげ合わせると「鹿のしっぽの草」となります。う~ん、鹿の角(つの)ならすぐに形が思い浮かびますが、しっぽはイメージできませんね。

さて何と読むでしょう?

漢字の由来は芽が鹿のしっぽのようにピンと跳ね上がっているから

鹿尾菜が生息する岩場

まず、これがどこに生息しているかお教えしましょう。
波の荒い海岸近くの岩場。体は円柱状で主軸から枝や小枝を出します。長さは50㎝~1m。食べるときに目にする色は黒ですが、海中に漂っているときは茶褐色。

もし磯遊びしているときに、波に足をすくわれそうになって何か掴んだとしたら…、鹿尾菜だったかもしれません。

鹿のしっぽ
この食材の情報を発信している協議会のホームページを見ると、この3文字の漢字が当たられた有力な説が書かれています。

それは、良い状態の芽1粒1粒をよく見ると、ピンと跳ね上がっている鹿のしっぽのように見えることから、つけられたのだろうと推測しています。

何だか分かりましたか。

昔から重要な栄養源。カルシウムはなんと牛乳の約12倍も!

ヒジキの煮物

正解は「ひじき」です。

鹿尾菜はホンダワラの海藻です。食用になった歴史も古く、遺跡の発掘調査ですでに縄文時代には食されていたことが分かっています。

注目すべきはその栄養成分。農作物主体の食事では摂取しにくいカルシウムや鉄分、マグネシウムが豊富。また、食物繊維もゴボウの約7倍!

その恩恵か昔から「鹿尾菜を食べると長生きする」とも言われてきました。今では敬老の日にちなんで9月15日は「ひじきの日」になっています。

この漢字にもチャレンジ!

読めそうで読めない「賽子」
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画像/PIXTA(漢字画像を除く)

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