クイズ 連載

Sumai編集部

「蘚」読める?今の季節、雨上がりに見るとハッとするくらい鮮やかです!

読めそうで読めない「蘚」
「蘇(よみがえ)る」という字に似てますが、よく見てください。草冠の下は鮮やかという字です。
文字通り、今の季節、公園などに行くと、鮮やかな色が目に飛び込んできます。

さてなんと読むでしょう?

由緒ある庭園に行くと、地面や岩に張りついています

由緒ある庭園

あまり気にしていないかもしれませんが、蘚は、身近な場所で生息しています。湿った環境を好む種が多いのですが、根を持たないため水分は体全体から吸収します。乾燥すると、鮮やかさは失われますが、これはいわゆる「休眠状態」。雨が降ると復活して光合成をはじめます。鮮やかな緑色がとってもきれい!

京都にはこの名前で呼ばれる観光名所があります。それから、国歌「君が代」の中にも出てきます。
もうわかりましたか。

インテリアとしても人気!最近は屋上緑化の素材としても注目が

蘚

正解は「コケ」です。

「苔」とも書きます。
京都の古刹で、蘚むした庭園がある「苔寺」が有名ですね。

国歌「君が代」のはじめの部分に、こうあります。

「君が代は千代に八千代にさざれ石の巌(いはほ)となりて苔のむすまで」

出典の元になっているのは、古今和歌集に収められた詠み人知らずの歌です。
さざれ石以下の部分を現代語に訳すと「(長い時間をかけて)小さな石がやがて大きな岩となり、苔が生えるまで」という意味になります。

温暖で多湿な気候の日本では、長くその場所にある岩に蘚(苔)が生えていることも珍しくありません。昔から日本人にとって身近な存在だったのです。

テラリウム

最近ではグリーンインテリアとして、苔玉やテラリウムが人気です。

土壌なしで生育するため、軽量化が可能。雨水のみでOKなのでランニングコストがかからないという利点に注目が集まり、屋上緑化や外壁の緑化の素材としても利用されています。

地球温暖化対策として、住んでいる人にとっては夏も涼しく快適に過ごせる素材として、蘚は貢献してくれています。

この漢字にもチャレンジ!

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画像/PIXTA(漢字画像を除く)

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