家事

Sumai編集部

洗濯槽のカビ&ニオイ対策に「洗濯用ハイター」を修理員がすすめるわけは?

故障したドラム式洗濯乾燥機
毎日、ジメジメ。カビや洗濯物の生乾き臭が気になる季節がやって来ました。そこで今回は、洗濯機にまつわるお手入れのポイントをご紹介。その効果は感動的、ともいえるカビ・ニオイ対策について解説します。

じつはこの耳寄り情報、日刊住まいライターが使っていた洗濯機の故障の際に対応してくれたメーカーの修理員からのもの。効果があるのも納得です!

「エラーH35」は突然に…乾きも悪い!メーカー修理を依頼

結婚を機に購入したドラム式洗濯乾燥機・Panasonic製「NA-VX9800L」。購入してから3年目のある日、洗濯中に突然「ガコン!!」というただならぬ音が。エラー音も止まりません。

あわてて様子を見てみると、液晶画面にエラーメッセージが出ていました。中の洗濯物はどう見ても洗濯途中。泡まみれのままです。

ドラム式洗濯乾燥機のエラー画像

「H35」の表示が出たことを購入店に電話で問い合わせすると、翌日には出張修理対応してもらえることに。エラーの原因は「ドラム部分を支えるベルトが外れてしまったため」だそうです。

乾燥の効きがかなり悪いことも伝えると、乾燥機能の要であるヒートポンプユニットも合わせて交換してもらえることになりました。

ベルト外れのエラーは、たまたま起きてしまったようですが、ヒートポンプユニットは、毎日使っていると購入から2~3年で自然劣化してしまうそうです。乾燥の効きが落ちると乾ききらずニオイの原因になることもあるのだとか。

修理員さんは1人、作業は夕方から開始して3時間ほどかかりました。はじめは1時間半程度と聞いていましたが、部品の取り換えだけでなく、試運転も行うため、時間がかかってしまったようです。

敷き布を巧みに使いながら1人で洗濯機を動かしていたので、私が洗濯機の移動を手伝うこともありません。作業音も気にならない程度でした。

修理中のドラム式洗濯乾燥機

気になる修理代は、なんと出張代含め0円!自然故障のため、家電量販店の無料修理範囲内とのこと。実費修理だと出張代込で3~4万円するようなので、保証に入っておいてよかったです。

ちなみに、修理依頼の際、オペレーターに乾燥機能を「点検」してくださいと伝えると、保証期間内であっても有料になってしまうことも。
点検ではなく、「不調」または「故障」と伝えるのがポイントだそうです。

交換後は乾燥の効きも復活!自分でもフィルターの掃除などお手入れしていましたが、修理を依頼してよかったです。

修理員直伝!お手入れポイントはすべて説明書の中にある

故障や生乾き臭をできる限り防ぐには、なにより普段のお手入れが大切だそうです。

修理員さんに日ごろのお手入れのポイントを聞いてみると、「ぜ~んぶ説明書に載ってますよ!さては奥さん、説明書ちゃんと読んでないでしょう!」と言われてしまい、返す言葉もありませんでした…。

修理員さんが言うには、とくに注意してほしいお手入れポイントは以下の4つだそうです。

  • 洗剤投入口は定期的に洗う(熱がこもるのでカビが生えやすい)
  • 自動投入は量を確認(とくに柔軟剤は、多すぎると洗濯槽の汚れや乾燥フィルターのつまりの原因に)
  • 排水フィルターの清掃(ゴミがたまるとニオイの原因に)
  • 乾燥はドラムの半分以下に(たくさん入れると送風口がふさがり、生乾き臭とシワの原因に)

どの項目も、なんとなく知識はありましたが、理由を知るとお手入れの必要性をより実感できました。

洗濯槽のカビ・ニオイ対策。修理員さんのおすすめは洗濯用ハイター!

修理員さんによると、カビ・ニオイ対策には洗濯槽のお手入れが欠かせないそうです。

ドラッグストアで手に入る洗濯槽クリーナーの中には、ドラム式対応と書いてあっても泡立ち過ぎて、洗浄前に排水されてしまうものもあるのだとか。

洗濯用ハイター
修理員さんのおすすめは「洗濯用ハイター」です。泡立ちにくく、洗浄効果も高く、なによりコスパがよい!
ドラックストアでは、1本600mlサイズが150円ほどで手に入りました。

「説明書にも書いてありますよ」と言われたので確認してみると…

ドラム式洗濯乾燥機の説明書

書いてありました!
説明書によると、1回あたりの使用量は約200ml、コップ1杯分です。

槽洗浄モードで水がたまったところに注いだら、あとは洗濯機におまかせです。

ドラム式洗濯乾燥機洗濯槽のお手入れ

注意したいのが、同じハイターでも、台所用はNGだということ。台所用ハイターは泡立ってしまうため、洗濯槽の清掃には不向きだそうです。

実際に説明書のとおりに洗濯用ハイターで槽洗浄をしてみると、ニオイがすっきり!心配していた槽洗浄後の洗濯物の色落ちもありませんでした。今では月1~2回のペースで槽洗浄を続けています。

修理員さんによると、今まで見た洗濯機の中で唯一洗濯槽の汚れがほとんどなかったお宅は、購入時からずっと説明書どおりのお手入れを続けていたそうです。

家電によっては説明書を読まなくても問題なく操作できるものもありますが、お手入れに関しては説明書通り行うのが大切なよう。
説明書通りのお手入れを行うことで、カビやニオイに悩むことなく洗濯機を状態よく使い続けたいですね。