暮らしのコツ

Sumai編集部

テレワーク環境を快適にするアイデア5選!リフォームなしでOK

リビングにテレワークスペース
テレワーク(在宅勤務)する場所が欲しい、しかし専用のスペースが取れないため、リビングのテーブルなどで行っている人も多いのでは。その際、ちょっとした工夫や、家具の移動、最適なデスクや椅子を買い足すことで、自宅で集中できる環境をつくることができます。

今回は、リフォームしなくても実現できる快適なテレワーク環境のつくり方を紹介しましょう。

テレワークスペースをどこにつくるか?部屋別に解説

まずは、部屋別にテレワークスペースのつくり方を紹介していきましょう。

LDK…食事する場所を変えて、ダイニングテーブルを専用のワークスペースに!

リビングにテレワークスペースをつくる

こちらは広さ10畳のリビングダイニングのモデルです(一般的な家庭を想定して作成)。

リビングダイニングにはソファーやダイニングテーブルなど、大きな家具がすでにありますのでテレワーク用の家具を置くと、部屋はとても狭くなります。

そこでテレワーク用の家具は置かず、いまあるダイニングテーブルをテレワーク用のテーブルとして使います。そして、食事する場所を変更するのです。

まずダイニングテーブルをキッチンカウンターに横向きに配置します。
このダイニングテーブルは4人掛けのものであれば、2~3人でテレワークやリビング学習などの作業をすることが可能です。

リビングにテレワークスペースをつくる

しかし、ダイニングテーブルで食事をする場合、食事のたびにお仕事用品を片付けることが面倒でもあります。その場合は、ソファーとダイニングの機能を兼ね備えたダイニングソファーを、上のCGのように、いまあるソファーの代わりに置きます。

このダイニングソファーセットですが、ネットで検索すれば、たくさんの商品が見つかります。

寝室…集中できる絶好の場所。会議でベッドが写り込まない位置に机を置くのがポイント

寝室にテレワークスペースをつくる

寝室は人に邪魔されずに仕事に集中できる理想的な場所です。

こちらは広さ6畳ほどの寝室。クイーンサイズのベッドを置いてその反対側にテレワークスペースをつくりました。この配置が、動きやすさからいうと理想的です。

しかし、オンライン会議などのときには、仮想背景を選択していても、カメラの角度や不具合などで、夫婦のベッドなどの様子が映ってしまう場合があります。その場合も考慮して、寝室などのプライベート空間でテレワークするときは、プライバシーを守るためにベッドなどが映らない位置にテレワークスペースを配置することが大切になります。

寝室にテレワークスペースをつくる

こちらは、ベッドボードを、ワークスペースとの間仕切りのように利用して、テレワークスペースをつくりました。この位置であれば、カメラは常に壁を映し出してくれるため、プライバシーは守られます。

子ども室…勉強机の棚や引き出しを外すと意外に快適なスペースに!

子どもがいる家庭では、子ども室を日中の間だけテレワークスペースとして使わせてもらう方法もあります。子どもは学校に出かけますし、また外出制限のときでも、リビングで勉強することもできるからです。

子ども室にテレワークスペースを作る

こちらは広さ5畳ほどの子ども部屋の様子です。子どもの勉強机は幅110×奥行65㎝と小さめです。また机の上に付属している棚などがあるため、さらに狭くなります。

そのため、子どもと話し合って、できれば付属の棚をはずしてもらい、机を広く使えるようにします。机の下に収納している引き出しワゴンは、机の外に出して、大人でも足元が狭くならないようにします。

子ども室にテレワークスペースをつくる

同じく、ベッドなどの子どものプライバシーが映らない位置に机の位置や向きを変えます。これで簡単なテレワークスペースの完成です。

団地サイズの2DKでも、テレワークスペースはつくれる!

団地の一般的な2DKの間取り

こちらはDKが6.5畳、4畳と4.5畳の洋室が、扉をはさんで隣接している2DKの間取りの3Dです。

団地の一般的な2DKの間取りに家具を配置

家具レイアウトで一般的なレイアウトは、図のように、DKにダイニングテーブルを設置することです。

このダイニングキッチンの収納を増やせば、テーブルはいつも片づき、快適なテレワークスペースになります。

キッチンとダイニングを突っ張り間仕切りとキッチン収納でゆるやかに分ける

キッチンとダイニングを簡易的に分け、収納を増やすために、図のように、突っ張り間仕切りで空間を分け、スチール棚でキッチン収納をつくりました。

これでキッチンとダイニングの小物類もスッキリ片づきます。

ダイニング側の突っ張り仕切りには鏡やバッグ、アクセサリー類を置く

突っ張り間仕切りには、出がけに身だしなみをチェックする鏡や、バッグを掛けられるようにし、腕時計やアクセサリーなどを置いておける棚をつけると便利。完全テレワークではなく、出社する日もある人にはおすすめです。

リビングをダイニング兼用にすれば、従来のDKでテレワークができる

リビングにダイニングテーブルを置くケース

食事をしながらTVを見たい人に好ましい、リビングにダイニングテーブルをレイアウトするケースです。ここでは、小さいほうの個室を寝室とし、4.5畳の広いほうの個室をリビングとして使います。

リビングにはダイニングテーブルのほか、TV・ソファをレイアウトしました。

従来のDKにはワークテーブルを置き、テレワークができる空間に

そして従来のDKには、空間分けも兼ねて、幅120×奥行き40㎝ほどのワークテーブル(パソコンテーブル)をレイアウトします。

このワークテーブルがあることで、快適なテレワークも実現できます。出社などで急いでいるときなどは、ダイニングテーブルではなく、ここで簡単に軽食を食べることもできます。

リビングとDKをつなげて一室空間のLDKにすれば、視界が開け広々!

リビングとDKをつなげると広々として空間に

部屋を広く見せたい場合は、リビングとDKの扉を開け放して1部屋として使います。

こちらの間取りの場合、DKとつながる4畳の洋室をリビングとして使い、外せるようであれば部屋の扉を外し、クロゼットなどにしまっておきます。

キッチン側からリビングを見たところ

扉を外すことで、4畳のリビングにも、実際の面積以上の広がりが生まれました。

今回プランに使った、突っ張り間仕切りや、スチール棚などはホームセンターやネットショップなどでも簡単に購入できます。

えっ、部屋の一角に個室が出現!?テレワークの強い味方「KOMORU」

KOMORU(コモル)を設置した室内
「自分だけの仕事部屋が欲しいけれど、そんなに費用はかけられないし、部屋も余っていない」。そんな切実な悩みを解消してくれるのが、パナソニックの「組み立て簡単デスク KOMORU(コモル)」です。価格は8万8000円(税別)。

「KOMORU」は、約1㎡の半個室空間を簡単に実現できるデスクユニット

KOMORU(コモル)使用イメージ

「KOMORU」の魅力のひとつは、女性でも約15分で組み立てられる設置のカンタンさ。

側面の仕切りを右手に付けた例

高さ120㎝のパーティションでゆるやかに空間を仕切るため、室内への影響も最小限ですみます。

側面の仕切りを左手に付けた例

側面の仕切りは左右どちらにでも設置可能。

KOMORU(コモル)の寸法

コンパクトなので、ともに暮らす家族の視界や、窓からの陽光をさえぎることもありません。これまでと同じ暮らしを続けながら、無理なく在宅ワークスペースを確保できます。

取材協力&写真提供/パナソニック

このサイズ感絶妙すぎ!キッズデスクでワークスペースをつくる

テレワーク用にキッズデスクを配置
「ダイニングテーブルでのパソコン作業はなんだか不便」「仕事に集中できない」という悩みを解決するべく、リビングのあきスペースに収まる小さなデスクをレイアウトする方法も。おすすめはDOSHISHA(ドウシシャ)の「キッズデスク60W ナチュラル」です。価格も4980円(税込み)とリーズナブル。これなら将来、子どもの学習机として使うこともできます。

限られたスペースでも問題なし!キッズデスクがテレワークに使える

キッズデスクとテレワーク用の椅子

このキッズデスクの魅力は以下の3つです。
キッズデスクはパソコンデスクにもいいサイズ

キッズデスクは、天板サイズが縦40×横56㎝なのでパソコン作業にも十分な広さ。チェストと壁の間に収まるコンパクトなサイズ感。シンプルなつくりなので、圧迫感もなく快適に使用できます。

軽いので持ち運びもラク…キッズデスクの重さは、約5.5kgと軽いので移動も簡単にできます。掃除や模様替えのときに簡単に持ち上げられるのもうれしいポイントです

キッズデスクを学習机として使用
背板とサイドフレームもついているため、本を並べておくこともできます。

番外編:テレワークの効率が上がる椅子の選び方

テレワークのスペースが確保できても、椅子選びを誤ると効率は上がりません。

そこで番外編として仕事に集中できる仕事用の椅子選びのポイントは5つを紹介しましょう。

座面の高さ調整ができる昇降機能がある

机と座面までの高さが30㎝ほどに調整ができる、昇降機能がある椅子を選ぶ

疲れにくい作業環境をつくるためには、机と椅子の高さのバランスが重要です。ポイントは机と座面までの高さが30㎝ほどに調整ができる、昇降機能が使えるモデルを選ぶこと。

たとえば、机の高さが70㎝なら椅子の高さは40㎝くらいがベストです。足がブランと浮かない高さに調整してみてください。

座面の奥行の調整機能(もしくはクッション等で調整する)

チェアの奥行を座面の奥まで腰をかけられるように調整

続いて座面の奥まで腰をかけられるように調整します。ポイントは背中にスペースを空けずに、ひざの裏側と座面との間が指2本分くらいに調整することです。

仕事用の椅子に深く腰をかけたとき、太ももとふくらはぎが直角になるように微調整をしましょう。

リラックスできるロッキング機能が付いている

仕事の疲れやストレスを軽減させる機能としておすすめなのはロッキング機能のある椅子

仕事の疲れやストレスを軽減させる機能としておすすめなのはロッキング機能。ロッキング機能とは、背もたれが後ろに倒れる機能のことです。

体の動きに合わせてチェアがゆりかごのように動いて支えてくれるので、心地よい揺らぎがリラックス効果をもたらしてくれます。

背中やお尻が蒸れないためのメッシュ素材仕様

長時間作業するなら、メッシュ素材のチェアがおすすめ

撮影/unsplash ※写真はイメージです

長時間作業するなら、メッシュ素材のチェアがおすすめです。サラッとした肌触りで、背中や座面が蒸れてしまうのを防いでくれる効果があります。

背中の素材にメッシュを使っているチェアも多いですが、最近では座面にメッシュを採用するチェアも増えてきました。1枚のメッシュ素材でテンションをかけて張った仕事用の椅子は、値段も張りますが座り心地も抜群。
浮いているような座り心地に感動するかもしれません。

移動がラクなキャスター付き

仕事用の椅子には可動性にすぐれたキャスター付きがおすすめ

撮影/フォトAC

最後に、可動性にすぐれたキャスター付きを選びましょう。
キャスターがついていれば、机に置いてあるものを取ったりしまったりする動作が小さくなります。いちいち立ち上がったりしては、集中力も続きませんからね。

もしフローリングに傷がついてしまうのが心配な場合には、オフィスマットを敷くと解決できます。

今回は仕事用の椅子を選ぶポイントを解説しました。

仕事用の椅子は作業に集中するための大切な道具です。テレワークの効率が上がらなかったら、ぜひ椅子を見直してみてください。